●シカゴで買い物：Jarosch Bakery

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『テンスケ・マーケット』と同じモール内にある『Jarosch Bakery』は、1959年から続く家族経営のベーカリー。ドイツ移民のGeorge and Herbert Jarosch親子が始めて以来、50年近く経つ今でもしっかりとJaroschファミリーの味が受け継がれています。2000年には“Best Cookies”を受賞したそうで、クッキーだけでなくケーキや、コーヒーケーキなども有名です。ウェディングや、バースデー用の特注ケーキも人気があります。

明るく広々とした店内はお客さんでいっぱい。チケットを取って順番を待ちましょう。

それでは、今回取材班が試したものをご紹介します！

アップルパイ/レモンデニッシュ/ドーナッツ（ケーキドーナッツ＆シナモンシュガー）
アップルパイ	とっても薄い生地はサクサクと軽い食感。りんごにはちゃんと味がついていて、シャキシャキ感が残っています。ほんのりとシナモンの香りがして、甘すぎないのでお勧めです。
レモンデニッシュ	しっとりとしたデニッシュの中にレモンカスタードがたっぷり。レモンの酸味がさっぱりですが、苦味もちょっときいています。
ドーナッツ（ケーキドーナッツ＆シナモンシュガー）	どちらも甘さ控えめ。お砂糖も少量だし、油っこさもなく、フンワリしていて食べやすいドーナッツです。
ブラウニー/アプリコットバー/ピーカンナッツバー/バタークッキー
ブラウニー	シットリというよりフンワリとした食感。ナッツもたっぷり入っていて香ばしく、上にかかっているチョコも甘すぎません。
アプリコットバー	ネットリした甘酸っぱいアプリコットと、ホロホロしたクッキーがイイ感じ。上にかかっているアイシングが多いのでかなり甘めで、食感もパリパリしてしまったのがちょっと残念。
ピーカンナッツバー	しっとりとしたココアクッキーの上にピーカンナッツがたっぷりのっています。ナッツが細かいので食べやすく、香ばしさと塩気のバランスはなかなかです。
バタークッキー	受賞したクッキーとのことでしたが・・・ショートニングも使っているようで、残念ながら後味の悪さが残ります。全体的に同じ生地ですが、甘さは控えめなのでナッツが入っているものや、ラズベリージャムをはさんである物はアクセントをイイ感じに楽しめます。
キーライムパイ
柑橘系の酸味をほんのり感じますが、キーライムの香りは薄めです。クリームチーズムースという感じで、フワフワの軽い食感は悪くありません。
チーズローフ
“絶品のチーズローフ！”とお店のお勧め品ですが、ふんわり＆モチモチとした蒸しパンのような食感で、チーズの香りはあまりしません。かと言って卵のコクやクリーミーさを感じるということもなく、中途半端な味だと、取材班にはあまり人気がありませんでした。毎週金曜日にのみ作っているそうです。
食パン（バター）
日本人好みのもっちりしたタイプではなく、どちらかと言うと少しパサつきます。でもシンプルでクセのない、食べやすいパンです。

明るく広々とした店内。チケットを取って順番を待ちましょう	ホールケーキの種類も豊富です	大きなコーヒーケーキがズラリ