ダウンタウンのど真ん中という事もあり、立地は最高ですが、専用の駐車場があるわけではないので、週末はストリートパーキングを見つけるのも大変でしょう。
カバーチャージは、10ドル。カウンターのバーではなくて、席に着くと1ステージに2本の飲み物を頼む決まりになっています(一人2本ではなく、一席で2本です)。多くのジャズバーと違い、食事もとる事が出来ます。メニューは、スープ、サラダ、ハンバーガー、ピザ、ステーキなどアメリカのダイナーのメニューです。
ホールは少し古い感じはしますが、ジャズバーとしては広い方かな?ステージはかなり近く、臨場感はなかなかグッドです。一番前の席は、ステージにテーブルがくっつきそうなほど。
オーディエンスはとてもカジュアルなので、ドレスアップする必要はありません。
雰囲気は、静かにジャズを楽しむというよりも、仲の良い友達たちとワイワイ・ガヤガヤしながらジャズを聴くという感じです。演奏中もガヤガヤおしゃべりがとまりません。地元の人よりも、観光で来ている人が多いようで、写真をたくさん撮っている人もわりと見かけました。プレイヤーの演奏をじっくりと聴くというよりは、ジャズの雰囲気を楽しみながら、お酒を飲んだり、おしゃべりをするという感じです。
今回は、ラス・フィリップスとウィンディ・シティー・オールスターズというピアノ、ベース、ドラム、サックス、そしてトランペットというバンドでした。プレイヤーたちは、服装もラフで、あまり肩ひじはらずに弾いている感じでした。サックスやトランペット奏者は、自分のパートが終わるとステージから降りて、横でおしゃべりしています。演奏は、ベーシックなジャズで良かったと思います。
ダウンタウンで、 “気軽にジャズの雰囲気を楽しみたい”あるいは、“友達とジャズをバックにお酒を手軽に飲みたい”という方には良いと思います。Green
Dolphinがスタイリッシュなジャズ・バー、Jazz Showcaseが本格ジャズが楽しめる老舗だとすれば、Andy’sは手軽にワイワイ楽しめるジャズ・バーです。 |