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シカゴの学校・教育・お稽古・英会話のホーム

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シカゴの学校・教育・お稽古・英会話


公立高校・ハイスクール High School

高校の呼び方
 
高校1年目
(9年生)
フレッシュマン
(freshman)
高校2年目
(10年生)
ソフモア
(sophomore)
高校3年目
【11年生)
ジュニア
(junior)
高校4年目
(12年生)
シニア
(senior)

イリノイ州では9年生から12年生までをハイスクールと呼んでおり、私立と公立の2つに分けられています。公立のハイスクールの場合、住んでいる場所で登校する学校が決定されます。これをスクール・ディストリクト(学区)と呼んでいます。人気高校学区周辺は物件の価格も、賃貸価格も一回り高くなっています。反面、中には良い環境にあるのに、ギャングなどの問題が起こっている学校も少なからずあります。一番手っ取り早いのは地元の人に聞くか、エージェントに尋ねる事でしょう。

年間スケジュール

アメリカの高校は、一般的に9月から1月下旬までが1学期(1st Semester)、1月下旬から6月上旬までが2学期(2nd Semester)の2学期制をとっています。各学期、それぞれのクォーターの終わりには日本の学校で言うところの期末試験(ファイナル)が行われます。

成績の評価

成績の評価は、A、B、C、D、Fの5段階に分かれ、A〜Dは及第で、Fは落第になります。成績表は、各学期が終了した時点で、正規の成績証明書が高校より発行されます。また、卒業時において、高校の制定している必要単位数を修得し、卒業試験に合格した学生には卒表資格が与えられ、証明書(Diploma)が発行されます。証明書があるとアメリカの大学に行く資格が与えられます。

授業と成績

アメリカの高校の授業の多くは能力別+選択制度です。能力別というのは、生徒の学力により同じ科目でも3段階程度のレベル(Regular, Honors, AP)による授業が用意されています。それ以上の能力をもった生徒は、大学で勉強することも出来ます。また、各授業(英語以外)は学年制では無いので、高校1年生と3年生が同じクラスで学ぶ事もあります。得意科目は伸ばし、不得意科目は、背伸びせずにしっかりと習得できる制度になっています。授業は基本の英語、数学、理科、社会、外国語の5教科と、バンド、オーケストラ、コーラスなどの音楽系、さらに技術養成の製図やコンピュータソフトなどといった好きなものを選択できる教科もあります。 選択科目はデザイン系、音楽系、演劇系、コンピューター系など、さまざまなものがあります。これらは、すべて大学受験の時のエキストラカリキュラム=課外授業の重要性を認識したものです。大学への入学は学校の成績が良いのは当たり前で、それ以上になにをやってきたか、スポーツや芸術、ボランティア活動などの成果がとても重要視されます。授業以外なにもしていないと大学受験には、不利になります。

スポーツは、クラブ活動という形で行われますが、毎日2時間程度練習があります。スポーツクラブとはいうものの、アスレチックというカテゴリーとなっており、大学受験時に重要な要素になります。忙しい勉強、宿題とともにスポーツ、さらに芸術関連もするとなると、かなり忙しい毎日になります。これに加え、独自にピアノ、バイオリン、絵やバレーを習っているとなると毎日分刻みのスケジュールですが、そういう高校生がたくさんいます。アメリカの高校では運転免許取得後は車で通学する生徒もいますが、それまでは親の送り迎えが大半ですから、親も子供のスケジュールにあわせた忙しい生活となります。(学校までの距離によってはスクールバスサービスもあります。)

成績優秀な生徒はどんどん難しいクラスを受けることができます。成績は、多くの場合AからFで評価されます。AといってもA+,A,A−,BでもB+,B,B−というように比較的細かくわかれています。これらの成績はテストだけではなく、授業態度、宿題の提出やその質などを総合して評価されます。テストによる評価は20%以下というクラスもあります。宿題がもっとも重要な要素で、宿題を怠るとどんなにテストが良くてもよい評価を得る事は出来ません。

アメリカの高校の多くは、絶対数字(例えば、平均95点以上ならAというように)で成績が決まっているので、極端なことを言えばクラス全員がAのこともありえますし、全員がFということもあります。もちろんそうならないようにクラスに応じた難易度のテスト、宿題などが出るように工夫されています。

アメリカの大学は、高校の成績最重視です。高校の成績がよくないと良い大学には入れません。 大学進学には内申書(GPA)がきわめて重要になります。高校の成績は受験のように一過性ではないので、高校を通しての成績が悪いと取り返しがつきません。また、大学に行くまでの間1年間高校を休学しインターンシップ、ボランティア、海外での学習などを行う学生もいます。アメリカでは年齢差は重要ではないため、高校でも年齢の違う生徒が同じ学年にいる事も一般的なことです。

高校生活は夏休みが勝負

アメリカの高校生は夏休みにはサマーキャンプに行きます。中でもアカデミックキャンプは重要視されています。多くのアカデミックキャンプでは、クレジットコース(教科単位取得キャンプ)が用意されています。中学でも高校でも大学のように学校の教科は単位という考え方で、その単位を取得すれば、その教科は終了となります。これを夏休みを使って取得してしまうというのがクレジットコースです。例えば、通常学校では、数学の代数のクラスがありますが、これは毎日1時間とすると1週間で5時間で、1年間(実質9ヶ月)勉強し単位を取得します。これをキャンプで1日2−3時間で5週間、120時間で取得しようというものです。これらを実施するキャンプは近隣の公私立学校から公認されており、クレジットを取得すると、それを学校に報告し、学校側が認めるとその単位は終了しているとみなし、秋からは1段階上のクラスを習得できることになります。そしてフレッシュマン(freshman)やソフモア(sophomore)位までにAP(Advanced Placement)を取り大学のクレジットをもらうということも可能になります。こうして夏休みを有効に利用して、進んでいく子供達もいます。また、クレジットを取得するまで行かずとも、秋から習う授業の予習クラスを受けることによって学校の成績をよくすることも出来ます。毎年夏休みに予習クラスを受け、成績をよくすることも極めて重要なことです。

大学で開催される高校生用サマーキャンプで大学のクレジットを取得すると、大学入学後にそのクレジットが認められます。このクレジットやAP(Advanced Placement)を利用することで、大学を3年で卒業する事も可能になります。また、大学で専攻学科を二つ取得すること(ダブルメージャー)も可能になります。

アメリカの高校では卒業までに40時間程度の奉仕活動(コミュニティーサービス)が必修になっている所が大半です。コミュニティーサービスは、土日や夏休み、春、冬休みなどを利用して行われます。それぞれの地域で、学校とタイアップしたプログラムが多数用意されています。図書館で子供たちに本の読み聞かせをしたり、老人ホームでの介護や音楽会の開催、低所得者層の子供たちに無料で家庭教師をしたり、ピアノを教えるなど、さまざまなものがあります。

転入の手続き:転入するには該当する学校に電話で手続きの仕方を聞き、必要書類を送ってもらいます。書類の必要事項を埋めて、その他の必要書類(予防接種の記録など)を添えて提出します。

日本人に人気の現地高校

日本人のコミュニティーの多いクック・カウンティーではスクール・ディストリクトを200番台の番号を使って呼んでいます。(レイク・カウンティーは100番台)日本人の方が住んでおられる場所で多いのはクック・カウンティー(211、214、225)、レイク・カウンティー(125)などがあります。

シカゴの郊外は比較的レベルの高い公立学校が集まっていますが、その中でも特にBuffalo GroveのStevenson校(ディストリクト125)とPalatineのFremd校(ディストリクト211)は抜きん出ています。

Illinois State Board of Education
イリノイ州の文部局:ディストリクトの一覧などがある。

アメリカの公立高校ランキング

リンカンシャイアのStevenson校
 * スクールディストリクト125
  1 Stevenson Drive, Lincolnshire, IL 847-415-4000
PalatineのFremd校
 * スクールディストリクト211
  1000 S Quentin Rd, Palatine, IL 847-755-2600
Hoffman EstatesのConant校
 * スクールディストリクト211
  700 E Cougar Trail, Hoffman Estates, IL 847-755-3600

テストの種類 注)必ずしもすべての学校で実施されているとは限りません。

ファイナル(期末試験
 
セメスターが終わる頃に受ける期末試験。
  * 評価:

A〜F

  * 教科: 各教科
  * 対象者: 高校生
  * 時期: 年に二回 各セメスターが終わる頃
PSAT8/9 (Preliminary Scholastic Acheivement Test 8/9)
 
The College Board により全米で提供されている8年生、9年生向けのテスト。 後に大学進学のために高校で受けるSATの準備テストのようなものと言えます。
  * 対象者: 8年生、9年生
* 教科: 3教科(リーディング、ライティング、算数)リーディングとライティングを合わせたスコアをERW(Evidence-Based Reading and Writing)スコアと呼びます。
* 時期: 秋から春にかけて
PSAT10(Preliminary Scholastic Acheivement Test 10)
 
The College Board により全米で提供されている10年生向けのテスト。 後に大学進学のために高校で受けるSATの準備テストのようなものと言えます。
  * 対象者: 10年生
  * 教科: 3教科(リーディング、ライティング、算数)リーディングとライティングを合わせたスコアをERW(Evidence-Based Reading and Writing)スコアと呼びます。
  * 時期: 秋から春にかけて
SAT
 
学校のランクを比べるのに良く使われるのがSATと呼ばれる大学共通試験です。現地校生徒はジュニア(高校2年生)の春とシニア(高校3年生)の秋に2度SATの試験を受けます。SATはVerbalとMathematical Reasoningの二つのセクションがあり、その結果は全ての大学にリポートされます。大抵の場合、大学は2回の試験のうちの高い方だけを重視します。SATの平均点は500点で、基本的には日本の偏差値と同じ計算方法だと考えて良いでしょう。 毎年そのシーズンになると各学校のSATの平均結果が新聞などに発表されます。
  * 評価: 400-1600点
  * 教科: 数学、ライティング、リーディング
  * 対象者: 10年生、11年生
  * 時期: 年に一回、毎年3月〜4月頃
ACT
 
SATと並ぶ大学共通試験
  * 評価: 400-1600点
  * 教科: 数学、ライティング、リーディング、社会
  * 対象者: 10年生、11年生
  * 時期: 年に一回、毎年3月〜4月頃
MAPテスト
MAP Growth (Measures of Academic Progress)
 
コンピューターによる適用型テスト。問題に答えて正解すると難しい問題になっていきます。逆に答えられなかった場合は簡単な問題になっていくため、各生徒ごとにテスト内容が異なります。学年の平均、学区の平均と比べた結果がグラフで表示され、過去の結果からの伸び率、次の目標値なども見ることが出来ます。
  * 評価: RITスコア
  * 教科: 英語と算数
  * 対象者: キンダーガーテン〜12年生
  * 時期: 学区によっては年一度秋に行われるところもあれば、秋・冬・春の三回行われるところもあります。
ACCESSテスト- ELL(English Language Leaner)生徒のためのテスト
 
英語以外の言語を話す家庭で育つ生徒を対象としたテスト。アメリカで生まれてずっとこちらに住んでいても、家庭で英語以外の言語を少しでも話す生徒さんは必ずキンダーガーテンに入る前にスクリーニングテスト(ELLが必要かどうかが評価される)を受けることになります。その後ELLが必要となれば、学校でのサポート(特別授業を受ける、アシスタントをつけてもらう、または補講を受けるなど)の資格が与えられます。学区によっては、違う学校に通うことになる場合もあるようですので、お住いの学区の情報をご確認ください。
  * 教科: 英語、算数、サイエンス
* 対象者: 小学校高学年〜高校生
* 時期: 年一回、学校によっては都度行われることもあるようです。
Placement Test (Benchmark Test) 
 
イリノイ州で提供されている生徒の学力を図るテスト。学区によりますが、中学進学のために5年生、6年生で受けたり、高校進学のため、8年生で受けます。また、中学校の間に先生が、この生徒はAccelerated Class(特進クラス)をとっても良さそうだと判断した場合は、その都度テストが行われ途中で入ることも可能です。編入の場合にもこのテストを受けることになります。
  * 教科: 英語、算数、サイエンス
* 対象者: 小学校高学年〜高校生
* 時期: 年一回、学校によっては都度行われることもあるようです。

現役高校生親子に聞く アメリカ高校生活事情(2010年9月プレーリー提供)

(2019年4月作成)

 
     
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