■船上での楽しみ
クルーズ14回目のベテラン参加者のおじさんに話を聞いたところ、この旅の醍醐味は何といっても船の中にあるという。初心者は毎日下船してのオプショナルツアーに走りがちだが、彼らは一切オプショナルツアーに参加はしない。つまり、余計なお金は使わずに楽しめるということ。ただ、このおじさん、お酒は食事の度にたくさん飲んでいたからその費用は別途必要ですが、、、
船での楽しみ方は人それぞれいくつもあるが、プールサイドでのひなたぼっこはクルーズならではの楽しみだ。プールの周りはぼんぼんベッドが敷き詰められていて、両サイドにはバーがついている。海のまんまん中でお酒を飲みながらのんびりするのもよし、プールで泳いだりアクティビティーに参加するのもよし。この日は、飛び込び水飛沫あげ大会が行われていて、優勝者にはクルーズオリジナル商品が贈られていた。見ている人も拍手喝采のおお盛り上がり。船の中では常になんらかのイベントが開かれている。
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甲板からの景色は最高! |
船の中とは思えない充実振りの買い物スポット |
もーるさながらの船内ショッピングエリア |
クルーズと切り離せないもの。それはお酒。11個所ものバーなんて必要なの?と思うけど、どこも一日中にぎわっている。それぞれ、違った特色があり、葉巻バー、ライブジャズバー、ダンスレッスン付きホール、コメディアンやダンスのショーが連日行われているところと一杯づつ飲んでいたんじゃ酔っ払っちゃうかも??とどこも楽しそう。お酒を持って移動しても平気なのでお気に入りのスポットを見つけにふらふらしてみよう。
カジノももちろんある。カジノ大好きの編集者は昼間の取材も何のその。毎晩繰り出していた。勝敗の行方は、、、聞かないのが情けというもの??せっかくのクルーズだからという初心者もたくさん参加しているので気軽にチャレンジしてみては?部屋にあるテレビではルールの説明も行われている。
ここまで読んで、大人に楽しいアクティビティーばっかりなの?と思うのは気が早い。子供向けのアクティビティーも充実している。その日のアクティビティーが書いてあるコンパスというハンドアウトが毎日配られているが子供向けにも別に用意されている。ダンスあり、工作ありでトイレトレーニングの終わった子から参加可能。年齢別に5つのグループが用意されている。海賊に変装して船の中を練り歩く子供のグループを見かけた。子供向けのアクティビティーはどれも親から離れて子供だけで参加できるもの。子供を預けで大人だけののんびりした時間を持つことができる。食事時にも子供テーブルを予約すればクルーが楽しい食事の時間を演出してくれる。子供たちも友達をたくさん作って帰ってくるだろう。
買い物も忘れてはならない楽しみの一つ。船の中にはショッピングモールがあり様々な買い物ができる。免税店では宝石やお酒を売っていたり、変わったところでは絵のオークションも行われる。安いものから高いものまで様々だが他の人が買う様子を見るのも面白い経験だ。また、島に降りたときにどこのお店に行くといいかなどをおしえてくれるアドバイザーも船には乗っている。個人的に話し掛けてもいいが、彼女が行うトークショーに参加するとクーポンや地図を手に入れることができるのだ。
また、ジムで行われているクラスやマラソン大会、バスケットなどクルーズで行われるスポーツに参加すると、チケットがもらえる。これを集めるとクルーズのオリジナル商品がもらえるゾ。
■食事
クルーズでの一番の楽しみは何といっても食事だろう。アメリカに生活してきて食事に期待をすることができなくなっているあなた。クルーズはちょっと違います。もし、口に合わなくてもそんな雰囲気を匂わせでもしたとたん別のメニューに変えてくれる。記者は魚料理がしょっぱいなぁと思って食べるスピードが落ちたとたんになにか変ですか?と飛んできたウエイトレスが即座に他の魚料理を持ってきてくれた。メニューもエスカルゴとかロブスタースープ、プライムリブなどなど高級食材がたくさん。アペタイザーを2つとか頼んでも怒られません。調子に乗ってデザートを一度に3つも頼んだのはぷれいりー編集部のW編集者です。
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ラテンクーラーを飲んで夜は更けていく |
毎日フルコースの料理が出てくるなんて! |
スプラッシュコンテスト!一番水しぶきを上げるのはだ〜れだ?! |
クルーズ中、一度はフォーマルナイトといって、タキシードやカクテルドレスに身を包んでのディナーがある。背広やサマードレスでも大丈夫だが、せっかくのチャンスとばかりにおしゃれしてくる人はざっとみわたしたところ半分くらいか?予約をすれば、タキシードのレンタルも用意されている。カメラマンもいて、記念の写真をばっちり撮ってくれる。この機会にロマンチックな夜を楽しむのもいいかも?エステではヘアメイクからマッサージまで多くのメニューが取り揃えられていてフォーマルナイトの前はすこしでもきれいに見せたい淑女たちでおお賑わい。早めの予約が必要となってくる。
夕食はメインのダイニングルームで毎日同じテーブルが指定される。そこで一緒の席の人たちとの会話も楽しいもの。アメリカ中いや世界各国から来た人たちと友達になれるチャンスだ。知らない旅の楽しみ方を教えてくれるぞ。でも、仲間だけで食事をしたい人や小さいテーブルで食事をしたい人は予約のときにそう伝えよう。親戚4家族で参加しているグループはそれぞれ昼間は自分たちのペースで観光をして夜は一緒のテーブルで食事をできるのがクルーズでの利点だと教えてくれた。
さて、毎日遊びで忙しいクルーズ、うっかり食事の時間を見逃したら、、、なんていう心配、このクルーズでは不要。なぜなら、最上階には好きなときに食事が取れるビュッフェや明け方の2時から3時でも空いているピザバーさらにはミッドナイトビュッフェと銘打ってボリュームたっぷりの食事がプールサイドに用意されていたりするのだ。しかも、疲れた人のために部屋まで持ってきてくれるルームサービスもあり、全て料金に含まれている。昼間はきっちり外で泳いだり歩いたりしても体重維持は難しいかも??
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コースによってはフィギュアスケートのショーも見ることが出来る |
子供向きのアクティビティーも充実 |
■ぷれーりー特選!お土産情報
クルーズ内では免税店があったり、それぞれの島での特色あるお土産ももちろんある。けれどもクルーズならではのお土産が欲しいという人にお勧めなのが船上のバーで売っているカクテルブックだ。定番のカクテルからカリビアンクーラーなんていかにもっていうのまで船で楽しめるすべてのカクテルのレシピが家に帰っても楽しめるもの。きれいな写真が載っていてなによりのお土産になること請け合いだ。他にもお料理のレシピ本も売っている。
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