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■クルーズとは？
 クルーズというとお金持ちが世界一周を何ヶ月もかけてやるあれ？いいえ。クルーズと行ってもいろいろなプランがあるのだ。日数も、3泊4日のものからあり値段も、＄３００位から。その値段にはなんとすべての食事が含まれている｡そんなに安いと内容が心配になるところだけどアメリカでは人気のある旅のスタイルなのでご安心を｡今回私たちが出会った人たちの中でも毎年クルーズに参加していてこれが14回目なんていうご夫婦や卒業旅行のグループ、新婚旅行､子供づれと様々。船の中で結婚式をやるカップルが6組も乗っていた｡同じツアーでも格安の部屋からスイートルームまで様々だ。
■旅の準備
まず旅行に行こうと思い立ったら、旅行会社にいってパンフレットをもらってこよう｡クルーズ会社もいくつかあってそれぞれに特徴がある。どこのクルーズ会社にするかを決めたら次はコース選びだ。パンフレットにはたくさんのコースとその価格が出ている｡出発地点も行き先も様々だからよーく検討しよう。
| 各クルーズ会社の特徴 |
| カーニバル |
若者向けのプログラムの充実ぶりには定評がある。値段もほかのクルーズに比べてさらにお求めやすくなっている｡ |
| ロイヤルカリビアン |
料理のおいしさはとにかく一番｡プライベートアイランドを持っていてバハマクルーズでは一日中ビーチを満喫｡ |
| プリンセス |
食事、ツアーなどでとにかくチョイスが多い。船が港についている間もルームサービスをしているのはここだけ｡ |
| ディズニークルーズ |
子供向けのプログラムではぴか一だが大人でも楽しめるプログラムになっていてディズニー好きにはたまらない。 |
取材陣が今回選んだのは4泊5日で3つの島を回るというもの｡夜の間に移動して、朝から一日島観光という欲張り充実コース｡同じ4泊5日でもプランによっては2つしか島をまわらずに一日は船上というものもあり注意が必要だ｡一番短いコースは3泊4日で金曜から月曜までの週末にかけてという忙しい人にはぴったりのプランもある。長いプランには2週間なんてものもあり、これだと海上で一日という日も何日もあるから､初心者にはちょっと長すぎるかも｡プライス表示には早く予約した場合の料金とリストプライスが乗っている｡その値段の差は2倍。人気のある部屋から埋まっていくようなのでなるべく早く予約をしよう。
部屋には大きく分けて３つのランクがある。さて、プランと部屋を決めたのはいいが肝心な飛行機チケットを取るのを忘れないように！フロリダは一番の観光スポット。全米から観光客が常に押しかけている｡取材陣も早めにチケットを押さえておかなかったために船を下りた後4日間もフロリダで足止めを食らってしまった！（1000ドル出せばその日に帰れたのだけど、4日待てば200ドルで帰れるといわれた｡）
| 部屋の特徴 |
| インテリア |
一番やすい部屋で窓がない。どうせ､寝に帰るだけだしと言う人はこの部屋で十分｡取材陣ももちろんこの部屋だった｡船の中にくつろげるところはたくさんあって本当に寝に帰るだけという感じだった。が、圧迫感に弱い人には薦められない。 |
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| オーシャンビュウ |
窓のある部屋は外の天気がチェックできるし朝になったこともわかるから寝坊しにくい。ただ、船がゆれているときに外を見ると余計に酔う、と言っている人もいる。部屋の広さはインテリアの部屋と同じ｡ |
| バルコニーステートルーム＆スイート |
バルコニーとバスタブ、ソファーのスペースがついていて広め｡2つの部屋を続きにして家族で使うこともできる｡ |
コースを決めて予約をするとGuestVacationDocumentsとよばれる旅のしおりが送られてくる｡これには旅の日程からかばんにつけるタグ、オプショナルツアーの内容、Q＆Ａなど旅行に必要なありとあらゆるものがのっている。当日はこれをこの本とクレジットカード、パスポートがあれば大丈夫！
■船の探検
乗船は２：００となっていたけど、飛行機が遅れちゃ大変と朝一番の飛行機でフロリダ入り。船に乗ると早速ランチが用意してあった｡もちろん食べ放題！船の最上階から海を眺めながらの食事｡食後のケーキもたっぷりある｡お腹いっぱいになったところで船の探検開始。まずは、自分たちの部屋をチェック｡部屋は確かに狭い、が必要を満たすための工夫が随所にされている｡ベッドは昼間ソファーとして使えるように一日に2回ベッドメーキングの人が入ってくれる｡
ちなみに、メイドさん達のお給料はなくお客さん達からのチップのみ｡そして、一度船に乗ると半年の契約で一週間に一度4時間ほど船から下りられるだけで家族にも会うことがかなわない。世界各国から来ているクルーのメンバーは楽しい人ばかりでとっても一生懸命サービスしてくれる｡仲良くなっていろんな話を聞いてみよう｡そして､最後にはチップを弾んであげましょうね。
この船、とにかくでかい！ホテルが海の上を走っているのを想像していただけば間違いはない｡12階建てで4つのダイニングルーム､11個所のバー。映画館､エステ付きジム､ランニングコース､カジノ､プール、コンピュータルーム､図書室、2つの劇場､ショッピングモールなどなど。客室数にいたっては1150室もある。方向音痴には気が遠くなるような広さなのだ｡初日にはクルーズ初心者のためのツアーが用意されている｡
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