いや、分かってます。シカゴの野球場と言えばリグリーフィールドの方が有名ですよね。確かに煉瓦に蔦の絡まったあの球場は全米でもトップ3に入る美しい野球場です。でもそれだけ人気チームなのでチケットを取るのも大変です。家族4人で行こうものならプレミア価格を払わないといけないので、お父さんの財布は空っぽになってしまいます。その点ホワイトソックスの本拠地「ギャランティード・レートフィールド」は対カブス戦などで無い限り結構空いているので、家族でも大勢の友だちとでも一緒に楽しむ事が出来ます。おまけに毎週土曜日は試合後に花火があがるし、(土曜日以外でもソックスの選手がホームランを打つと花火がドカンと上がります!)
年に数回あるファミリーデーならチケットは$19から(パーキング$20)とお手頃価格で観戦できます。それに、この日は子供のイベントなども開催されます。
それに訪れた事のある人ならご存知だと思いますが、この「ギャランティード・レートフィールド」だって天然芝のとっても美しい球場なんですよ!駐車場も沢山あるし、ダウンタウンからなら電車の便も悪くありません。おまけに試合後はチャイナタウンに立ち寄る事だって出来ます。
●観戦のススメ
野球が好きな人は絶対試合の始まる2時間前には球場に足を運べばホームチームとアウエイチームのバッティングプラクティスが観れるのでお薦めです。バッティングプラクティスの間はチケットを持っていなくても好きな所までガンガン入っていけるので、とっても身近でプレイヤーを観る事ができます。運がいいとバッティング練習を待っているプレイヤーにサインをもらう事も出来ます。バッティングプラクティスを観るにはGATE5から入ると直ぐ前に出て来れるのでいいでしょう。また、何故だか知りませんがGATE5はいつも他のGATEよりも早く開く傾向があります。バッティングプラクティスはアウエイのチームが先にやり、ソックスはその後です。試合開始30分前にはプラクティスが終わり、試合前の整備が始まります。
試合開始10分ほど前に国歌斉唱が行われます。最近はアレンジしすぎで「オイオイ!」と言いたくなるようなゲスト・シンガーもいますが、中には感動して胸の熱くなるような国歌を歌ってくれるオコチャマ・シンガーなどもいます。アメリカン・スポーツの醍醐味でもあるので、是非間に合うように球場に足を運びましょう。国歌斉唱の際は帽子を取り、起立し、スコアボードの上に旗めく星条旗を見るのが慣わしになっています。ところでこの国歌斉唱、自信がある人はテープをホワイトソックスに送って選ばれれば歌う事ができるんですよ。(Attn:
National Anthem, 333 West 35th Street, Chicago, IL
60616)
そしてプレイボール!試合が始まったら好きなように応援してください。日本と違い、応援するチームによって席が決まっているような事はありません。非常に一方的な応援の醍醐味を楽しみましょう。内野席に座る場合はファールボールがよく飛んできますので、気をつけましょう。ライナー
性のあたりならまだしもフライを取り損ねると球場中からブーイングを食らいます(笑)。取ったファールボールは持って帰る事ができます。
ところで、この球場ではファンを楽しませる為に色んなゲームや出し物が用意されていますが、その中でも攻守交替の際にスコアボードに誕生日のメッセージやプロポーズなどをディスプレイするサービスが人気です。詳細は、こちら!
●その他の子供用のアクティビティー
バッティングケージや、ピッチングエリア、そしてベースランニングゾーンなど子供用のアクティビティーエリアがGATE3の入り口付近にあります。ここも試合開始1時間半前に開きます。また、メインコンコースにはスピードガンなども用意されています。