■総評:
堂々1位に輝いたのは、不二屋食品の「特選黒ごま大福」。この「特選黒〜」はなんと参加者全員一致の一番人気でした。餅の部分にも餡の部分にも黒ごまが練りこんであり、とっても豊かな風味が特徴。餅と餡の量や味のバランスも抜群で、甘さ加減もばっちりでした。2位にはJFCの「銘菓黒胡麻大福」がランクイン。この「黒胡麻〜」は表面に黒ごまがまぶしてあるタイプで、餅の部分が柔らかく餡が少なめなので甘さもちょうどイイ感じ。プチプチした食感も楽しめました。こちらも胡麻の風味が甘さを控えめにしている点が人気の高かった理由でしょう。3位には同じくJFCの「銘菓豆大福」。JFCの大福に共通するのは餅の部分の柔らかさで、豆がタップリ入った同商品は餡と味のバランスも良く、豆の味と量もピッタリでした。4位は不二屋食品の「昔ながらの豆大福」。餅の部分は歯ごたえがあり、塩加減も程よく全体の味をまとめていましたが、餡の部分がちょっとしょっぱすぎるかなという意見もありました。まあそれは好みによるところでしょう。同じく4位に入ったのはJFCの「銘菓草大福」。あっさりした甘さの草大福はお餅の部分が柔らかく餡とのバランスも悪くないのですが、もう少しよもぎの風味が強ければなお良かったかなという感じでした。
値段的にみると不二屋食品の大福は少し高めですが、一位に輝いた「特選黒ごま大福」はその価値充分あり!というのがモニター全員の意見でした。それにしても山のように大福を食べた後でそのまま中華の取材に出かけた我々取材班の胃袋はどうなっているのでしょう?そのうちダイエットも『試さ』なくちゃいけないかも(笑)。