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髪を洗った後、ドライヤーを使うか、自然乾燥か?まだまだ自然乾燥派の方が多く、「ドライヤーは傷む!」と思っている方が多いようでが、髪はぬれていると表面のキューティクルが開いている状態で、摩擦などでそのキューティクルがはがれてしまい、そこから栄養分が流れ出てしまうという傷みやすい状態なのです。ドライヤーが傷むというのは、「オーバードライ」といって、完全に乾いている状態からドライヤーを使うのがいけないのであって、ぬれた髪を乾かすのはダメージには関係ありません。
シャンプー後の理想的なお手入れの例です。
1. |
ドライヤーを使う前にクシやブラシで根元から毛先まで梳かしてからもう一度タオルでしっかり水分をとっておく。(ドライヤーの時間が短くなります) |
2. |
洗い流さないタイプのトリートメントなどをつける。(乾燥を防ぎ、仕上がりに違いがでます) |
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ストレートの方はツヤやまとまりをよくして、希望の仕上がりに近づくタイプを。 |
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パーマの方はパーマヘア用のカールやウエーブをいかす物を。 |
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くせ毛の方は、広がりを抑えてまとまりがよくなるタイプを。 |
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アイロンやホットカーラーをお使いになる方は、熱から髪を守るタイプのものを。 |
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3. |
ドライヤー開始。まず根元から→毛先の順序で乾かすと平均に早く乾かせます。 |
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ドライヤーは10〜15センチくらい離して。 |
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地肌を指先でこすりながら。 |
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ボリュームが欲しい方は、根元に空気を入れるように、起こすイメージで。 |
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ボリュームを出したくない方は上から抑えるように。 |
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4. |
スタイリング。実はドライヤーで髪を乾かし始めた時からスタイリングは、始まっていて、乾かしながら形をつけていくのが理想です。 |
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半分以上乾いてきたら、仕上がりの形をイメージして手グシで形つけていきます。 |
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ブローが必要なスタイルならば、8〜9割乾いてからブラシを使ってスタイリング。 |
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特にしっかり形を付けたい時は、温風で形つけた後に冷風を当てると効果的です。 |
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前髪や顔まわりに強いくせがある方は、小さなアイロンでくせをのばすのもおすすめです。 |
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だいぶ一般的になってきた、マイナスイオンドライヤーは、乾かした後もしっとりした仕上がりで、パサつきが気になる方におすすめです。 |
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5. |
乾かし終わったらもう一度洗い流さないタイプのトリートメントを毛先中心につける。
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朝や出かける前なら、その後ヘアワックスやスプレーなどのスタイリング剤で仕上げる。 |
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パーマスタイルの方は、根元を乾かして毛先に少し水分が残っているくらいでスタイリング剤をつけて仕上げる場合もあります。 |
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アイロンやホットカーラーの方は、熱のかかり過ぎに注意する。 |
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中西部は乾燥しているので、放っておいてもすぐに乾いてしまうという方もいますが、ドライヤーを使えばきっと仕上がりが変わってくると思います。ちょっとひと手間ですが、キレイになると思いますのでぜひお試しください。
<Uni-hair>
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