メキシコ系ベーカリーでは、日本の焼きプリンと同じの『フラン』が売っています。食べたいと思い続けて2週間、しかし、どうしても行けずに、とうとう自分で作りました。実際、買うよりも自分で作った方が、材料を調節できるから便利なんですよね。今回は、ジャムなどを作る時に使う瓶を使って、モカ味のプリンを作ってみました。プレゼントにも最適。

表示：C=カップ、Tbs=テーブルスプーン、 oz=オンス(約30g)

材料（1カップの瓶6個分）

＜カラメルソース＞

• 白砂糖 1/2C (4oz)
• 水 1/4C
  
  ＜プリン部分＞
• ハーフ&ハーフ牛乳 (生クリームと牛乳が半分ずつ配合された牛乳です) 3.5C
• 卵 (ラージサイズ)4個
• 白砂糖 1/2C (4oz)
• インスタントエスプレッソの粉 3Tbs (エスプレッソの粉をいれないで作ると、通常のカスタードプリンとなります)
  
  ＜オーブンで焼くときに必要なもの＞
• 深さのある大きめの、平たい耐熱容器
• 熱湯

作り方

1.	瓶の中全体にスプレー油(分量外)をふきつける。
2.	カラメルソースを作る。厚めの小鍋に水、砂糖を混ぜ合わせていれ、よくかき混ぜる。沸騰するまで強火にして、沸騰したら弱火にして、時々、鍋を揺らしつつ、カラメル色を均等にする。鍋のふちから色がついてくるので、常に鍋の中身を揺らす。きつね色より少し濃くなってきたら、火から下ろして、すぐ瓶に均等に注ぐ。カラメルが固まるまで待つ。
3.	その間、別の鍋に牛乳を沸騰寸前まで温めて、インスタントエスプレッソの粉をいれてよく溶かす。この時点で、オーブンをベイク(Bake)設定で330度Fにしておく。
4.	ボウルに卵、砂糖をいれてよくかき混ぜる。そこに、半カップ程度の3.をいれて、卵が固まらないように、素早く混ぜる。そして、また、鍋の半量をいれて、またかき混ぜる、を繰り返して、コーヒー牛乳と卵液を合わせる。
5.	2.の瓶の中に、均等に4.のプリン液体を注ぎ込み、耐熱容器に瓶をのせて、オーブン中段にのせてから、耐熱容器の中に深さ1センチほどの高さまで熱湯を注ぎ込んで、18分蒸し焼きにする。出来上がりは、全体がフルフルとしている感じ。真ん中がまだユラユラと生っぽかったら、あと2分ほど焼いてもいい。あまり焼きすぎると、スができるので注意。
6.	湯煎から瓶を取り出して、あら熱がとれたら、冷蔵庫で保存する。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（みこしばひさえ）