●シカゴの観光・旅行

ヘルスワールドのエントランスを抜けるとまず目に入るのが巨大な人間！でもその前に、入り口に旗を持って立っている看板に注目。その日の何時からどんなテーマでワークショップを開いているかをチェック。

入って最初にあるのが乗るだけで、身長まで測れてしまう体重計。お母さんが乗っているときに後ろからそーっと自分の足を乗せたりしちゃあいけません。さて、巨大な人間が体育座りをしているあたりがリビングガジェット。人間の体について学びましょう、というエリアです。においだけをかいで何か当ててみたり、（これがぜんぜん当たらない！）目の錯覚を体験したり、アイスホッケーのゴールキーパーになって反射神経をテストしたり。

続いてのヘルスビレッジでは救急車の乗車体験や、歯医者さん、お医者さんになった気分で白衣を着込んで病気のこと、エイズのこと、虫歯のことをお勉強。

オークフォレストでは大きなツリーハウスの滑り台で遊びながらも、動植物のお勉強。ここではなんと本物の蜂がダクトを通って館内と屋外を行ったり来たりして蜜を収集している様子を見ることができます。

ライフトレックでは赤ちゃんが生まれ、育ちゆく過程をわかりやすく教えてくれます。おなかの中ではこうだったのね、、、なんて、お母さんもお父さんも大きくなったわが子を見ながら感慨深くなってしまうかも。

うってかわってグロソロジーでは皮膚病の皮膚の壁をロッククライミングしたり、げっぷを作り出したりとちょっと普段は聞きにくいけれど子供たちが大好きな内容を取り上げています。ここでは食べ物、飲み物を取ることで、人間の体がどのような反応を示すのか、ということを楽しく知ることが出来るのです。

このミュージアムの展示は、それぞれの分野のプロフェッショナルたちがスポンサーとなり、啓蒙活動の一環として行われているため内容がとても充実しています。それぞれの年齢にあわせた体験学習が出来るため、何度来ても新しい発見がありそうです。幼児には少し難しいかもしれませんが、広々とした館内は歩き回るだけでも楽しそう。

少し大きな子供とは、一緒に話しあってみたい話題へのきっかけ作りにもなりそうな感じ。幼児を死に至らしめた事故のほとんどが未然に防げるものだった、初めてお酒を飲む年齢の平均は12歳、毎日2500人もの子供がタバコに手を出している、なんていうデータを聞くと、子供と一緒に考え、話し合っていく必要性を感じます。
とはいえ、単純に体のこと、身の回りのことを楽しみながら知ることが出来るうえ、知りたい！という好奇心が芽生えること間違いなし！

巨大な手に包まれて気分は小人！	皮膚の壁をロック（スキン）クライミング	ツリーハウスのすべり台は大人気！