２月号で特集し、ご好評を頂いた『シカゴのグルメ座談会』の後編です。今回はフェニックスを越える飲茶を出す店や郊外とダウンタウンのイタリアン、タパス、そして流行のアジアン・フレーバーの可能性などについてグルメ談義を繰り広げて頂きました。進行役は今回も住むトコ.COMの編集長です。

■＜番外編＞グルメに聞く食材入手法

●精肉編

住：それではお肉はどうしてますか？
鶴：お肉ならWhole Foods が好きですね。
張：確かにWhole Foods は私も内容がいいと思いますね。そうじゃなければ私はブルーミングデールにあるJohnny G's Quality Meatsというブッチャーで買います。ポークなんかも美味しいですけど、地鶏のチキンもあるんですよ。あと北の方にも美味しいチキンが買えるところがあるらしいですね。
住：たぶんGlenview のブッチャーの事じゃないですかね。あそこもチキンだけじゃなく玉子も新鮮なので生で食べられると聞いています。生卵と言えば、すき焼きや、しゃぶしゃぶのお肉はどうされていますか？
鶴：それはやっぱりミツワですね。
張：ミツワは肉質がいいし、韓国の食材店より段違いにいいですよ。韓国の食材店で特注して薄く切ってくれって頼んだことがありますけど、ミツワみたいに綺麗にはできてこなかったですね。
鶴：韓国の食材店といえばKimballに東洋食品（Chicago Food）というところがあります。あそこは安いのがいい。
赤：あとSun Harvestというグローサリーがあるんですけど、そこの 肉だったらOx Tailとかいいですよ。

グルメの人も納得！肉ならミツワ。	オーガニック・フーズに力の入ったWHOLE FOODSでは良い鴨肉などを手に入れる事もできます。	Kimballにある東洋食品（Chicago Food）

●お米編（お米も大切だが。。。）

住：お米は皆さん何を食べていますか？
鶴：私は出身が新潟なので『コシヒカリ』ですね。魚沼のコシヒカリ。ミツワでも売っています。あそこは水と天候の条件がいいんですね。やっぱり違います。新米の時はお米が立ちますね。
赤：うちは『のぞみ』です。
張：僕はお米はあまりこだわっていないです。『みらい』かな。でもこれといって気に入ったお米がまだ見つかっていないんですよ。
赤：お米にも違いはあるんですけど、電気炊飯器も重要ですよ。日本には今すごいのがあるんですね。私が今使っているのは日本への出張者に買ってきてもらった厚釜四層超音波IHジャーで、日本で６万円もしました。でもこれを使って炊いたときの感激たるや、米が立っているんですよ。ものすごく美味しい。
鶴：お米というのは厚い鉄とすごく強い火力とで炊くと美味しいんですね。まあ確かに６万円は高めかもしれないですけど、最低でも３年は持ちますからね。そんな風に考えると大して高い買い物ではないですよね。
住：美味しく出来上がる機材を持っていると、食事を作るのが楽しくなりますよね。煙のでない魚焼き器を手に入れてからは、うちでも焼き魚がでてくる頻度が高くなりましたね（笑）。
赤：普通に網で魚を焼こうとすると直ぐに煙探知機がなってしまいますからね。
鶴：魚を焼くと、どうしても匂いが残ってしまいますよね。そういう時にはインセンス（お香）を炊くといいですよ。