<リッツ・カールトン・ホテル:The Ritz-Carlton>
全米最高のペイストリーシェフが繰り広げる至高のひと時
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The Ritz-Carlton |
160 E. Pearson
St, Chicago |
312-573-5154 |
2:30pm〜4:30pm(毎日) |
$21〜$28 |
WEB |
スマートカジュアル |
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こちらもモービルの五つ星やAAAの5ダイアモンドなど数々の賞を受賞しているザ・リッツ・カールトン・シカゴはフォーシーズンズホテル系列のホテル。しかもリッツにはシカゴで最高のペイストリーシェフがいる事でも知られている。
このペイストリーの達人、En-Ming Hsuさんはリッツの『Dining』 やカフェにおけるデザートの総責任者で、1997年には『全米ペイストリー・シェフ・オブ・ザ・イヤー』を受賞、その後も常に全米トップ10ペイストリーシェフとして名を馳せてきた人物だ。2001年には世界の料理大会でゴールドメダルに輝いたアメリカ・チームのキャプテンを務めた事でも知られている。そんな彼が用意してくれたペイストリーは三種類で、ミニフルーツタルト、ミニシュークリーム、そしてチョコレートのムース。どれも甘さがほどよく上品で繊細。改めてリッツのブランチかDining
Roomでデザートを食べてみたいと思わせてくれる。
アフタヌーンティーをすることのできる『グリーンハウス』は大きく二つに分かれていて、天井がガラス張りになっている側は光が差し込んでとても明るい。プラントも沢山置いてありまさに温室そのものという感じだし、大きな窓からはミシガン湖をはじめジョンハンコックビルを一望することもできる。もう一つのエリアには落ち着いた絨毯が敷いてあり、クッションの良いゆったりとしたソファーでの午後ティーを贅沢かつリラックスムードで楽しめる。このグリーンハウスはロビーと同じ階にあるのだが、フロア中央の噴水は常に涼しげな音をたてていて限りなく優雅だ。
リッツのアフタヌーンティーの特徴は先ほど説明したペイストリーの他にも、普通の暖かい紅茶の代わりにアイスティーを選ぶことが出来ること、そして暖かいスコーンのサイズが他のところに比べて大きく、中がやわらかくて病み付きになること、そしてサンドイッチとペイストリーの量のバランスがちょうど良いので、3段重ねで出てくるトレイを飽きることなく全て平らげてしまうことができることなどがあげられるだろう。特にチャイブのアクセントが美味しいフワフワの玉子サンドは最高です。
燦々と降りそそぐ太陽の下で最高のペイストリーと一時の清涼感を味わいたいなら間違いなくリッツ・カールトンですね。
<パーキング>ジョンハンコックや近くのパブリックパーキングしかない。
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銀製品が美しいリッツのティーセット |
豪華な雰囲気のリッツカールトンのグリーンハウス |
こんな素敵なソファーでも楽しめます |
<シーズンズ・オブ・ロンググローブ:Seasons of Long Grove>
帽子をかぶって貴婦人気分を味わう郊外のティータイム
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Seasons
of Long Grove |
314 Old McHenry
Rd Long Grove |
847-634-9150 |
2:00pm〜3:30pm(木〜土) |
$10.95〜$17.95 |
WEB |
カジュアル |
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アメリカの古き良き時代をそのまま残そうと街が中心になっているロング・グローブは確かに周りの町に比べると高い建物もないし、時間もゆっくり流れているような気になる。そんなロング・グローブにある40年もの歴史を持つシーズンズはブランチやアフタヌーンティーができるだけではなく、ウエディングなどの特別イベントなどでも有名なレストランだ。
緑色と花柄が基調になった店内は外観から想像するよりもかなり広く、中庭のブリック・フロアに差し込む光は実に幻想的だ。このお店のアフタヌーンティーがユニークな点はみんなが帽子をかぶっていることで、我々が取材に訪れた時にも『レッドハット』という常連のお客さんがみんな赤い帽子をかぶってティーパーティを楽しんでいた。勿論自分のお気に入りの帽子を持参してもいいし、お店の帽子(大人用、子供用どちらもある)を借りてお茶を楽しんでも良い。帽子は別に必須というわけではないのでご心配なく。また、このお店では子供達のティーパーティを開くことも出来る。子供用のお茶会メニューも揃っているので興味のある人はお店に問い合わせてみよう。
紅茶はハーブティーも含め12種類。他のお店に比べてお湯の温度がすこし低く少し物足りなさを感じたが、これはわざと気配りされているのかも知れない。実際お茶には一番良い温度というものがあるが、気になったらお店に言って取り替えてもらおう。
紅茶の他にはブルーベリースコーン、4種類のフィンガーサンドイッチ、3種類のペイストリーが出てきた。ブルーベリーの入ったスコーンは表面がサクサク。少し小さめだが生クリームと一緒に食べると甘さが整えられて美味しい。ペイストリーの一つであるBerry
Cream Puff も文字通りフワフワして甘くなく日本人好みの味だ。ライムのゼストがたっぷり入ったキーライム・タルトはゼストの香りが良く、さっぱりした後味が印象的。
このシーズンズでは全体的に高級ホテルのような高級な雰囲気はないが、こんなカントリー調のゆっくりとした午後のひと時を大好きな仲間との談笑で過ごす事こそが本来のアフタヌーンティーのカタチなのかも知れない。イギリスの貴婦人になりきって『つば』の大きな帽子をかぶって行なう午後ティーは如何?
<パーキング>レストランの裏にもあるし、ロンググローブ のダウンタウンにも沢山あるのでフリーのパーキングを見つけるのはEASY。
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貸し出し用の帽子が沢山あります |
常連グループレッドハットの皆さん |
小奇麗な店内 |
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