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シカゴのエンターテイメント雑誌としてお馴染みのぷれ〜り〜誌を発行しいるMGAのご好意で 住むトコ.COMにぷれ〜り〜誌のバックナンバーを掲載させて頂く事になりました。
2003年 4月号イエローストーン特集 その3
ページ

レイクカントリー(Lake Country)

今日の宿はイエローストーンレイクにある、レイクホテル。薄い黄色の外壁がとってもかわいらしい湖畔のホテルは、湖のブルーと対比して、なんだかとってもさわやかなイメージ。ここの予約もかなり早めにしないと、夏休みなどはすぐにいっぱいになっちゃうらしい。1889年に公園内最初にたてられたホテルという事で、室内はすごくクラシック。ピアニストが音楽を奏で、お上品な老夫婦がカクテル片手に「〜ざますわねぇ」と話しているし、なんだか別世界にきてしまった雰囲気。一日観光してきた私達は、足は泥だらけの靴、服はヨレヨレ、息子は鼻たらしてるし…、というわけでとりあえずシャワー。レイクホテルの室内は、質素な中にも格式が感じられ、とっても清潔な感じ。あ〜すっきり!と身支度を整え、いざディナーへ。テーブルを待つ間、私達もサロンでジントニックなどを飲みながら「ざ〜ます」な気分。一日の疲れも忘れ、湖に沈む夕日を眺めていると「あー、来てよかったぁ」と実感。お食事は本格フランス料理、でもちゃんと子供用にハンバーガーなども用意されている所が嬉しい。そしてウェイトレスさんはチェコスロバキア人。息子がジュースに入っているチェリーを「もっと、もっと!」と欲しがっていると、お皿いっぱいにもってきてくれた優しいお嬢さん。彼女が息子の初恋の人となったのは言うまでもありません。

3日目の朝、湖畔の散策路を散歩する。バッファローをみかけるが「なーんだ、また君たちか」という感じ。慣れは恐いものです、はい。そんな時、離れた木の影にガサガサと動くもの。「どうせまたバッファローでしょ」と思っていたら、ちょっと違う。一匹だけ、もうちょっと小さく、黒いもの。「あーっ、熊じゃない?ありゃ熊だよ!」双眼鏡を握る手がふるえ、ドキドキしてしまった。そんなドキドキを隠し平常心を保つため、森のくまさんを口ずさむ。が、熊(?)はさっさと木の中に入っていってしまった。そっか、森のくまさんも、スタコラ逃げちゃうんだっけね。でもきっとあの熊(?)は湖に魚を探しに来ていたんだと思う。イエローストーンレイクは琵琶湖の半分の大きさ、山岳湖としてはアメリカNO1だ。深さは120メートルもあり、たくさんのマスが生息しているらしい。

キャニオンカントリー(Canyon Country)

レイクホテルを後に、マッドボルケーノ(Mud Volcano)へ。遊歩道を歩くと、うわー泥だらけ。噴気孔からボコッボコッと泥が沸騰して吹き出している。ボルケーノといっても、溶岩が出てくるような火山ではない。その名もドラゴンズマウス(Dragon's Mouth)という噴気孔は、灰色の泥が煮えたぎったグツグツという音と一緒に、膨大な硫黄の臭いを地上へ出している。だんだん慣れてくると、このグツグツというBGMが心地よくなって来て、おいしいシチューでも作ってるような気になってくる。が、この異臭はあなどれない。トレイルを歩き終えて車に戻っても、かなり長い間鼻に残る。息子いわく「世界中がおならしてるみたい」。

もう少し北上するとアッパー滝(Upper Fall)を見つける事ができる。イエローストーンレイクから送られた水はここで最初、33メートルの落差の滝となる。その後さらに下って、公園内最大の94メートルを誇る大きなローワー滝(Lower Fall)へと流れ着く。「でかい!」「痛そう!」が素直な感想。アンクルトム・トレイル(Uncle Tom Trail)という遊歩道を利用すれば、この偉大なるローワー滝を下から拝めることが出来るが、びちょ濡れになることを覚悟していこう。濡れたくないけど景色は見たい!という人にお勧めなのがアーティストポイント。ここは黄色い渓谷と真っ白な滝の水のコントラストがいかにもアーティスティック。カメラのシャッターを押す手がついりきんでしまった。

ここの美しい景色も近年、心無い人たちが落としていくゴミやコインなどで変わってきてしまっているという。イエローストーンは世界最古の国立公園として1872年に指定されて以来、国立公園のモデル的役割を果たし続けている。この自然を守るのは、私達の役目。大事にしなくちゃね。

イエローストーンの魅力を余すことなく見て回るのには事前の下調べとルート作りがポイントとなってくるでしょう。私たちは駆け足で3日でまわったけれども、ゆっくりハイキングコースを歩き回りたい人にはもう少し日程に余裕があるほうがベター。見たいポイントを絞ってのコース作りもここへ旅行するためのポイントかな?


「間欠泉」って何?

イエローストーンには300を超える間欠泉がある。でも「間欠泉」って何?聞いたことはあるけれど説明しろと言われたらちょっと. . . 。まず「間欠泉」というのは、「熱水現象」の一つであり、雨や雪が岩の間を通って地下深くしみ込んでいき、地中で熱せられた水分が、岩の割れ目を通って一気に地上に出てくることを言う。水分が地上へ出てくる時に熱水となり噴出されるのが「間欠泉(Geyser)」、気化され水蒸気がでてくるのを「噴気孔(Dry Geyser)」、熱水に泥や不溶性鉱物が混じって出てくるのが「マッドポット(Mud Pot)」。また、ここにはいくつものカラフルなプール(温泉)があるが、いったい何故そんなに違う色のものができるのだろうか?その原因はどうも温度にあるらしい。あまりに温度が高いと生物が繁殖できないため無色。もう少し温度が下がると藻類とバクテリアが発生する。酸性の場合は緑色の藻が、そうでない場合は黄色の藻が発生する。またオレンジやブラウンは酸化鉄などの色。


おっ得情報

これだけ熱いお湯が湧き出ているのだから、日本人にとっては「温泉=露天風呂」という図が簡単に描けてしまう。しかし、ここイエローストーンに温泉街は無い。「ああっ、もったいない. . . 」とお思いのあなたに朗報です。ここにも露天風呂があるんです。しかも川の中にあるので、熱湯が流れ込んでいる付近に近づけば、日本人が大好きなかなり熱いお湯にも入れます。ちょっと残念なのは、小屋も敷居もないので、素っ裸になれないこと。水着を着用してどうぞ。夜間、天候の悪い時には一時的に閉鎖されます。場所はマンモス・ホットスプリングスから公園北口に向かい、キャンプ場を過ぎたあたり。ガードナー川の中。駐車場から川沿いに徒歩10分。

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