●シカゴで遊ぶ

■中世の世界を体験！食事も手で食べるMedieval Timesの馬上対決ショー！

I-90をミツワよりも西に走っていると、Roselleの出口付近で突如現れるあのお城。気になっていた人も多いのでは？あれこそが、中世の騎士たちによる馬上対決ショーを見ながらディナーを楽しむメディーバル・タイムスの会場です。入場は開演の1時間半前から始まり、入り口で挨拶する人や、中で働いてる人は全て中世の服装で言葉遣いも古い言い回し、と徹底しています。対決は6人の騎士によって行われ、観客は６つのグループ(色)に分かれてそれぞれの騎士を応援します。一緒に行く人がいる場合は事前にまとめて予約しておきましょう。中に入る途中で記念撮影(あとで加工されて売りに来ますがもちろん買わなくてもOK)があります。開演までの時間はバーでお酒を飲んだり、ギフトショップを覗いたり、ダンジョンツアー(有料)をしたりして各自時間を過ごします。

開演30分位前になると、ラッパが鳴って執事が登場し、観客もホールに集められます。ここで注意事項などのアナウンスを聞いた後、各グループごとにアリーナに移動します。この時点で観客のテンションは怖いくらいに張り詰めています。折角ですから一緒になって楽しみましょう。

＜典型的なメニュー＞ ガーリック・ブレッド 野菜スープ ロースティッド・チキン スペアリブ ハーブ入りポテト ペイストリーと飲み物 (アルコールは別料金)

食事はショーと平行して出てくるのですが、『トラディショナルマナー』という事でシルバーウエアはありません。全部手掴みでお召し上がりください。貴重な体験です(笑)。味はまあまあ。量はかなり多いです。

ショーのストーリーは、スペインの王様が主催するトーナメントに参加した6人の騎士達が、色々な競技で戦うというもの。気が付くと観客はいつの間にかショーに引きずり込まれており、自分のチームの騎士に声の続く限り盛大なエールを送り、その活躍に一喜一憂してしまいます。馬上では速さや正確さを競ったり、人馬対人馬、人馬対人、人対人で武器を使った戦いが繰り広げられます。（ネタバレすると楽しみが減るので詳細は書きません）また、休憩時間には馬が二本足で歩く曲芸を披露してくれます。騎士同士の戦いは期待していた以上に凄い迫力があり、英語が分からなくても視覚で十二分に楽しめます。子供達も大人達も大喜び＆大興奮間違いなしです。

ショーが終わって外へ出ても、周囲は興奮冷めやらぬ雰囲気が続きます。閉店までには暫く時間があるので、お土産を買ったりすることが出来ます。子供達は親にねだって買ってもらったおもちゃの剣を振り回し、気分はもう『円卓の騎士』！そのうち出演者の騎士や、王様、そしてお姫様がホールに現れるのでその時には一緒に写真を撮ったり、サインをもらったりしましょう。

料金は少し高めですが、食事代込みだし、盛り上がりを考えると損をしたとは思わないはずです。ショーの開催日、時間はまちまちなので、ウエブページで確認してください。

料金には食事代と飲み物代（アルコール以外）が含まれていますが、税金とチップは含まれていません。駐車場はフリー。ロイヤル・パッケージというのがあり、$10エキストラを払うと席が良くなり、応援用のバナーとプログラムが付いてきます。また15人以上の団体割引もあります。