レーザータグという遊びをご存知ですか?子供の頃に友達と撃ち合った水鉄砲、あの水鉄砲バトルの超ハイテク・バージョンがレーザータグで、今回紹介するレーザー・クエストはその専門店です。シカゴには店舗が数店あり、ミツワ周辺だとアーリントンハイツとホフマン・エステーツにあります。
ゲーム内容はいたって簡単。レーザーが当たると感知するセンサー付きのジャケットを着て、自分は撃たれないように注意しながら、相手のセンサーを一つでも多く撃つと高得点がもらえるというもの。アーリントンハイツ店はなんと広さが9000平方フィートもあり、しかも2階建てになっている部分や、迷路のように入り組んでいる所もあるなどなかなか凝っています。中は薄暗く、うっすらとスモークが立ちこめていてムードも満点です。(このスモークもレーザーも人体には全く無害)ゲーム時間は約20分で、同時に26人までプレイ出来ます。
プレイの流れ
受付でお金を払い($8.50)、名前を登録します。$25の年会費を払うと、$6でプレーが出来、個人IDの登録やスペシャルイベントへの招待といった特典が付きます。
重厚なゲートをくぐり、ブリーフィングルームでジャケットやガンなどの機材を着用し、ルールの説明を受けます。
そして、いよいよミッションルームに足を踏み入れ、レディー、ゴーでゲームスタート。室内のスモークのお陰で、レーザーの筋がハッキリと見えるので、相手がどこから撃っているのかが分かります。撃たれるとジャケットに軽い振動が走り、レーザー銃に付いてるスクリーンで、誰に、どの部分を撃たれたのかを確認する事が出来ます(そんな暇無いけど…)。 とにかく走って逃げ回る人や、ひたすらじっと身を潜める人、とにかく撃ちまくる人など、性格が出ます(笑)。そうこうしているうちにアドレナリン全開の20分はあっという間に過ぎてしまいます。
ゲーム終了後は機材を返却して外へ。気が付くと大汗をかいているはずです。出た所で各自のスコアシートをもらい、撃ったレーザーの数や命中率、自分が撃った相手の名前と部位のリスト、そしてその逆(自分が撃たれた人の名前と撃たれた場所のリスト)などを総合したスコアやランキングなどをチェックします。
ジャケットの重さは約10ポンドあり、結構ズッシリきますが、小さな子供もコレを着て走り回っています。夢中で忘れちゃうみたいですね。レーザーが当たったかどうかを判定するセンサーはジャケットの前と後ろ、それから両肩、レーザー銃の両脇と、銃口の合計7箇所にあります。やはり人数が多ければ多いほど盛り上がりますし、『狩る・狩られる』といった緊張感は、普段体験することがないので、予想以上に疲れます。全体的に男性チックですが、はまると女性もかなり楽しめます。6時間ぶっ続けの耐久イベントなど、常に色んな催し物が行われています。
●この記事はぷれ〜り〜誌の特集『冬のインドア・エンターテイメント大全』の記事に加筆したものです。
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相手のセンサーをレーザーで狙い撃ち! |
男性チックと思いきや、女の子のファンも沢山います。 |
これが入り口!この向こうでは熾烈な戦いが! |
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待合室には他のゲームも置いてあります。 |
家族で楽しめるのがいいですよね。 |