どのような状況でも会社にとって、社会にとって必要とされる人。
この状況下、マスレイオフ=大量解雇を強いられる企業も多いが、この状況を理由に組織を見直し、必要な人材とそうでない人材を精査する企業も多い。前述のとおり、コロナ前の好景気時代、破格な給与が提示される時代は終わり、どの業界もギリギリ・踏ん張りどころであることは間違いない。そのような中で、企業は必要な人材にのみ給与を払う。コロナ前は圧倒的な需要側=求職者側有利の状況が続いていたが、春以降は供給側=採用企業側有利な状況と言える。求職者は選ばれる候補者にならなければならない。
●資格、技能について(新卒、中途採用)
日本で言う専門職の定義とは異なるかもしれないが、一般企業における専門職=エンジニア・会計・法律などについては学位はもちろんのこと、その分野における資格(エンジニアならPE、会計ならCPAやCFAなど)はいつの時代も必ずプラス。
語学力は特殊技能ではない!! 日本語はもちろんプラスの技能、語学スキル。しかし、英語はビジネスレベル=辞書などに頼らず、ビジネスで使える英会話・英語の読み書きができるレベルであること。そうでなければ、その他のことで補える何かが必要。
一般職=専門知識や学位・資格を必要としない職業については、コンピュータースキルは必須。Eメールやウェブサーチはもちろんのこと、特にエクセル。基礎コンピューターコース終了のCertificateよりも、実際に使うことができること。最低限持ち合わせていたいコンピュータースキルは以下のとおり。