「Shang Noodle」はシカゴ近辺にいくつかの店舗を持つチャイニーズレストランです。今回訪れたSouth Loop店はヒルトンホテルと建物がつながっていて、ガラス張りの綺麗な造りに大きな看板が目印です。店内にはバーエリアとテーブル席があり、クリーンエッジなデザインは所々に赤の挿し色がアクセントになっています。週末の夜はなかなかの混み具合でしたが、料理自体が運ばれてくるのはかなり早かったのでお客さんの回転は良いように感じました。

　最初にオーダーしたFried Crab Wantonsは蟹身とクリームチーズが入った揚げワンタンで、スイートチリソースがついてきます。同店のワンタンはかなり大きめで、中の具もたっぷりなのでボリュームがあります。揚げ物やチーズ好きの方におすすめです。Walnut Shrimpはジャンボサイズのエビにクリーミーなマヨネーズソースが絡めたもので、はちみつをコーティングしたクルミとブロッコリーが添えられています。サイドには白米もついてくる上に、、こってりとしたエビはとにかく大きいので満足感があります。Kung Paoはメインの具に揚げ豆腐か鶏肉、牛肉、またはエビの中から選べるので今回は鶏肉で作ってもらいました。その他にも白グワイとパプリカ、セロリ、ピーナッツも入っていて、日本人の口にもあう甘辛い味付けがされています。クリーミーなWalnut Shrimpの後ということもあって、さっぱりとした辛さが口直しとなり取材班の間では好評でした。こちらも白米がついてきます。

　オンラインレビューではお得感があるというコメントが多く、確かに雰囲気の良いダウンタウンのチャイニーズレストランにしてはボリュームがありますし、値段も高すぎないのが嬉しいです。メニューには中華料理だけでなく寿司や刺身などの日本食もあり、ドリンクにはビールとワイン、カクテル、それに日本酒も揃っています。South Loop店においては朝食の営業も行っていますので一日中色んなシーンで利用できそうです。

（01/02/2023）

蟹身とクリームチーズが入ったFried Crab Wantonsはボリュームがあります	ジャンボサイズのエビにクリーミーなマヨネーズソースを絡めたWalnut Shrimp	Kung Paoは様々な具材が入っていて、甘辛い味付けが日本人の口にもあいます