NorthbrookにあるPrarie
Grass Cafe は、ダウンタウンのリッツカルトンホテルで長い間腕をふるい、様々な賞に輝いたことのある名シェフ、Sarah
StegnerさんとGeorge Bumbaris氏がオープンしたコンテンポラリーながらカジュアルな雰囲気を持つレストランです。
レストラン内はシックな木目で統一されていて、大きなプラズマスクリーンが常時『自然』をテーマにした画像をさりげなく映し出していたのが印象的でした。同じように壁にかかっている絵画も『自然』がテーマになっていました。
今回取材班は日曜日のブランチに訪れてみたのですが、子連れだったので、他のお客さんとはちょっと離れたところに大き目のテーブルを用意しくれるなど、ウエイターのサービスはスムーズで好意的でした。ブランチと言ってもバフェではなく、アラカルトで頼むシステムだったのですが、レストランのオススメであるChallah
French Toast with Strawberry Compote and Ricottaは、一枚の大きなフレンチトーストの上にイチゴの持ち味を生かしたコンポートと、リコッタチーズのソースがかかっているものでした。量的にもとても食べ応えのある一品で、リコッタチーズが思ったよりもあっさりしていて全体的に甘すぎず、週末の朝にはピッタリ。オススメなのもナルホドの味でした。
前出のウエイター氏が、このお店のベストセラーとして紹介してくれたPotato
Skins Topped with Scrambled Eggs, Cheddar Cheese,
Neuskes Bacon, Scallions and Sour Creamは、フワフワと口当たりの良いスクランブルエッグがポテトスキンにのったユニークでボリュームのある一品でした。チェダーチーズ、ベーコン、青ネギとサワークリームをのせてすべてを一緒に食べると美味しさが口いっぱいに広がります。
それから3つ目にはこの日のスペシャル・メニューからメキシカン風オムレツをオーダー。丸いテラコッタ風のお皿にソーセージの入ったオムレツが入っていて、上にはサルサと新鮮なアボガドがトッピングされたものでした。サイドにはポテトとオニオンを炒めたものがついており、ソーセージの味付けも濃すぎることなく、トマトやオニオン、シラントロのシンプルなサルサとオムレツがとっても良く合います。
デザートにはWarm Chocolate "Muk
Muk" Cake with Creme Anglaiseを頼みました。これはオーダーしてから15分かかるデザートなのですが、待つだけの価値アリ!です。オーブンから出てきたばかりのチョコレートケーキにフォークを入れた途端に中から温かいチョコレートがトロリと流れ出て、最初の一口はとにかく至高の極みを感じさせてくれます。アングレェイズクリームも、サラサラのカスタードソースの様な感じで甘さがぐっと控えめなので、一緒に食べると一層美味しさが増します。ただし、最初は思ったほど甘く感じないのですが、だんだん甘さが口に残ってくるので一人で欲張って全部食べずシェアした方が良さそうです。
全体的にはとてもまとまっていて、日曜日のアンニュイな朝を彩ってくれるにはとても素敵なブランチでした。しかし、Sarah
Stegner さんとGeorge Bumbaris 氏がどれほど新鮮な季節の素材にこだわりを持っているかについてはその片鱗を感じる事ができたものの、残念ながら数々の賞を取るほどの腕前という事を彷彿させるほどではありませんでした。次回は是非ディナーの取材に訪れてみたいと思いますので請うご期待!
店内にはフルバーもあり、カーテンで仕切れる部屋もあるのでちょっとしたパーティーにも良さそうです。
HOUR: |
ランチ |
月−金
: |
11:00 am - 2:00 pm |
ディナー |
月−日
: |
5:00 pm
- 8:00 pm
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お勧めのシチュエーション: |
デート、合コン、接待、ファミリー |
服装: |
カジュアル |
お値段: |
$$$$ |
(¢=$10以下、$=$10~$20、$$=$20〜$30、$$$=$30〜45、$$$$=$45+(ドリンク含まず)) |