お洒落なコリアンカフェがシカゴ郊外に次々とオープンしていますが、その波にのってパラタインにも初の韓国カフェ「Hangout Cafe」が出来ました。店内はコリアンカフェらしくシンプル・モダンな内装にアップビートなBGMが流れていて、フレンドリーな店員さんの対応に気分が上がります。取材に訪れた夕方の時間帯には、学校帰りに立ち寄る学生の姿も多く見られ、早速、ティーン達のお気に入りスポットにもなっているようです。

メニューには韓国でも人気のワッフルパフェ（Bubble Waffle）や、韓国風かき氷（Bingsoo）をはじめ、トッピングが楽しめるボバティーやフルーツドリンク、お茶やコーヒーなどのドリンクが充実しています。まずは気になるアイテムをいくつか頼んでみましたので、ご紹介します。

Very berry smoothie with blueberry popping boba & Tiger sugar with Tapioca
	数種類のフレッシュベリーをミックスしたVery berry smoothieは、ベリーの粒々がたっぷり。トッピングのポッピング・ボバのプチっと弾ける食感が面白く、一気に飲んでしまいそう。ポッピングボバには、この他にもマンゴーやライチ、ストロベリーなどのフレーバーがあるので色んなコンビネーションを楽しめます。台湾で大人気という”Tiger sugar”は三温糖の懐かしい甘さが魅力。ミルクに溶け出した黒糖の筋が虎の縞模様の見えることからこのネーミングが付けられたそうですが、底に沈んだモチモチのタピオカの食べ応えといい、三温糖の甘さ具合といい、その名の通り一気にエネルギー補給できそうなパワフルドリンクです。
Thai Milk Tea
	タイ茶葉を抽出したオレンジ色のタイティーを、コンデンスミルクと合わせたミルクティーは、タイ茶独特の渋みとアロマティックな香りに濃厚なミルクの甘さがベストマッチ。ホットも良いですがスッキリとした味わいとのど越しを楽しめるアイスもお勧めです。
Honey Grapefruit tea(hot)
	店長さんがお勧めするハニーグレープ・フルーツティーは、カップの底に皮付きのグレープフルーツがたっぷり沈んでいます。ストローで十分に混ぜてから飲むと、柑橘系の上品な甘さとほのかな苦味や酸味、それに爽やかな香りが交互に訪れます。喉にも優しく、体を温めてくれる効果もあるそうなので、これからの寒い季節には特にピッタリのドリンクです。

韓国で”パッピンス”と呼ばれるかき氷は、トッピングをかき混ぜて食べるのが本場流だそうです。ミルク氷を削って作るので氷自体にもほんのりとした甘みと円やかな味わいがあるのが特徴で、子供から大人まで大人気。今回は２種類のビンスとバブルワッフルも試してみました。

Oreo Bingsoo
	ミルクかき氷の上にオレオクッキーとバニラアイス、チョコレートソース、それにブラウニーがのっています。一見くどいかな？と思いましたが、氷と一緒に食べると意外と甘さが抑えられてあっと言う間に完食でした。こちらは子供に人気のフレーバーというのも納得です。
Mango Bingsoo
	完熟マンゴーを使った果肉入りのシロップにコーンフレーク、それにミニサイズの韓国餅”トック”をのせた食べ応え満点のビンスです。色鮮やかなマンゴーソースは適度な酸味とトロピカルな香りが印象的で、全体の味のバランスも◎。
Bubble Waffle with Green tea ice cream
	韓国ではお馴染みのバブルワッフルは、外はパリッとしながら、中はサックリとした軽い食感のエッグワッフルにアイスクリームや色んなトッピングをのせて楽しむスイーツです。今回はグリーンティー・アイスクリームをのせてもらいました。抹茶アイスは日本ブランドを使用しているらしく、すっきりと甘さと抹茶の味わいが絶妙です。ワッフルは注文してから作りはじめるので、焼きたてのワッフルに冷たいアイスクリームの温度差がたまりません。スプーンで食べても良いのですが、タコスの様に手でしっかりと挟んで豪快に頬張ると美味しさが増すようです。

底がコロンと可愛らしいデザインのカップや色鮮やかなドリンクの数々、それに目を楽しませてくれる盛り付けのスイーツは、どれをとってもインスタ映えしますし、話題のつきない要素が満載です。将来的にはさらにデザートの種類を増やしていくそうで、今後のメニュー・バリエーションにも期待が膨らみます。

（10/21/2019）