(掲載日：08/28/2023)

　「Fresh Stack Burger」はファーストフードレストランですが、店名の通りフレッシュさにこだわっています。食材は地元産の新鮮なものを中心に使用しているだけでなく、料理はすべて注文を受けてから作り始めているため、調理に時間はかかりますが、安心な材料を使った出来立ての美味しさを味わえるのが魅力です。バーガーに使うバンズはアレルギー対応でエッグフリーですし、ビーフパテはミッドウェスト産100%のアンガスビーフ、チキンはGMOフリー（＝遺伝子組み換えしていない）のものを使用しています。また、お肉を使わないミートレス・バーガーのオプションもあるので、健康・安全志向の方、そしてベジタリアンの方にもお勧めのお店です。お店は隣にあるアイスクリームショップとエリアをシェアしており、洒落たライトや小さなプランターが飾られるなどしており、カフェのような居心地の良さを感じます。

　メニューはバーガー類やチキンサンドイッチ類、サイド、そして飲み物に分かれています。今回はバーガー類からCheeseburgerとBlack & Blue、Beyond Stack、そしてチキンサンドイッチ類からDeep Southを選びました。アメリカンチーズを使用したCheeseburgerはシンプルですが、隠し味にガーリックアイオリが使用されています。全体的にマイルドな味わいで、少しパンチが欲しい気もしましたが、逆に厚めに切ったホームメイドのピクルスの美味しさが引き立っており、取材班には好評でした。Black & Blueはフライドオニオンとベーコン、ガーリックアイオリを合わせたバーガーで、ブルーチーズのキックが効いています。全体の味のバランスが良くてこちらもお勧めです。Beyond Stackはお肉そっくりのプラントベースのパテを使用しています。GMOフリー＆大豆フリー＆グルテンフリーなのに、チキンやポークのような適度な噛み応えがあり、言われなければミートレスとは分からないほどの満足感がありました。揚げたてのフライドチキンを挟んだDeep Southチキンサンドイッチは、特製のバターミルク液に24時間ほど漬けてから二度揚げしているので、肉質は柔らかいのに衣はとてもクリスピーです。また、衣にはディープサウス風の独特のスパイスで味付けされており、特製のシラッチャアイオリソースも相まって、適度な辛さが後を引きます。リピーターが多いというのも納得の美味しさで、今回選んだメニューの中でもおすすめのアイテムとなりました。脂肪分が低めのアンガスビーフを使用したパテは比較的あっさりしていますので、がっつりと食べたい方はパテをダブルにして注文すると良いかもしれません。逆にダイエット中の方は、ほんのり甘いブリオッシュバンズをグルテンフリーのバンズに、もしくはレタスに変更するなどのカスタマイズも可能です。

　サイドに選んだHatstack Style Friesは、別名シューストリングとも呼ばれる極細カットのフライドポテトです。揚げたてはカリッとしていますが、細めなので時間が経つとフニャっとしてしまうので、できるだけ出来立てのうちにお召し上がりいただくことをおすすめします。同店でも評判のCheese Curdsは、チーズの塊をフライしたものです。チューイーな噛み応えとコクのある味わいがたまらなく、取材班内でも取り合いになるほど人気でした。シェイク類はすべてGMOフリーの牛乳を使用しています。デザート代わりに選んだ Oreo Cookie Shake (Small)は、濃厚なミルクにオレオのゴロゴロとした食感が絶妙で、こちらも好評でした。

　「Fresh Stack Burger」はファーストフードのバーガー店ですが、使用する食材と調理過程において何よりも新鮮さにこだわっています。だからこそ、「安心」でありながら「新鮮」な食事を手軽に楽しむことができます。カジュアルな雰囲気の中にも、手作りならではの味わいと温かさが感じられるメニューが豊富ですので、ぜひ試してみてください。

Cheeseburgerはまろやかな味わいですが、その分ホームメイドのピクルスの美味しさが引き立ちます	フライドオニオンとベーコン、ガーリックアイオリを合わせたBlack & Blue Burger	GMO＆大豆＆グルテンフリーのプラントベースのパテを使ったBeyond Stack
揚げたてのフライドチキンを挟んだDeep Southは適度な辛さが後を引く美味しさ	サイドに選んだHatstack Style FriesとCheese Curds	GMOフリーの牛乳を使用しているシェイク。こちらは Oreo Cookie Shake (Small)