生活開始編

●ソーシャル・セキュリティ番号はどうするの？
●銀行はどうする？
●水道はどうする？
●ガスはどうする？
●電気はどうする？
●電話はどうする？
●長距離電話はどうする？
●温水洗浄便座はどうする？
●ゴミ収拾はどうする？
●雪掻きはどうする？
●芝刈りはどうする？
●携帯電話はどうする？
●衛星放送はどうする？
●ケーブルテレビはどうする？
●郵便局に新住所を登録しよう
●在留届出さなきゃ
●個人用保険
●インターネットの接続はどうしよう？
●車に貼るシティー・ステッカーをゲットしよう
●INSオフィスについて教えて

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●ソーシャル・セキュリティ番号はどうするの？

従来ソーシャルセキュリティー番号（社会保障番号、SS番号）を取るための奥の手として仮免許を取りそれを持ってソーシャルセキュリティー・オフィスに行くという方法が取られていましたが、その仮免が不正に使用される事件が多発したという理由からイリノイ州は2001年9月から仮免を発行しなくなりました。これにより駐在員の家族や学生など非就労ビザの人はSS番号が取れないばかりか、イリノイ州発行の運転免許証まで取れないという不条理な問題を抱えることになりました。この件に関しては在シカゴ日本総領事館のホームページに詳しく説明されているのでそちらを参考して下さい。結論から言うと現時点（2002年1月現在）で、非就労ビザの方がSS番号を取得する方法はありません。今後も新しい情報が入り次第アップデートしていきます。とにかく、SS番号が無ければ免許証も取れません。日本の免許証と国際免許証を両方携帯する事をお薦めします。一説ではシカゴ周辺では国際免許証よりも日本の免許証の方が効力があるとか（国際免許証はFAKEっぽいからでしょうか？）。とにかく早く事態が改善する事を祈ります。

＜最新情報＞住むトコ.COMでは在シカゴ領事館より公式に情報を得ています。最新情報はこちらをごらんください。

＜SS番号を取得出来る就労ビザをお持ちの方はこちらをご覧下さい。＞ 銀行の口座を開くにも、運転免許証を取得するにもソーシャル・セキュリティー番号（SS番号）の取得が不可欠です。昔は簡単に取得できたSS番号ですが、近年はなかなか難しくなってきたようです。それでもH-1BやE-1といった就労ビザがある場合は比較的容易に取れます。申請に必要な書類を持ってソーシャル・セキュリティー・オフィスに行くだけでOKです。SS番号の取得にはパスポートなどの身分証明書の他にビザが必要です。全ての手続きが終わるとSS番号カードは2週間ほどで発行されます。 ソーシャルセキュリティー・オフィス推奨の証明証 結婚及び離婚証明書 軍隊所属記録 会社発行のIDカード 養子（女）証明 保険ポリシー パスポート 学校発行のIDカード 注：毎年必要書類の種類が変わっています。無駄足を踏まない為にも、行く前に一度連絡を入れられて、必要書類の種類を確認する事をお勧めします。ドライバーズ・ライセンス・オフィスでもソーシャルセキュリティー・オフィスでも、最終的には担当者の一存になる事が少なくないので、誠実な顔でお願いしてみましょう。 ソーシャルセキュリティーのホームページ（申請書などがダウンロードできます。） イリノイ陸運局ホームページ（ドライバーズ・ライセンスの取得方法などが詳しく載っています。）

●銀行はどうする？

次にしておかなくてはならないのが銀行の口座を開ける事です。なぜなら、電気や電話などのユーティリティーをオーダーする時にも必ず銀行口座の情報を聞かれるからです。中には銀行口座から直接引き落としをしてくれるサービスをしているものもあるので、忙しい方には便利です。シカゴでの銀行を選ぶには色んな点に注意しなくていけませんが、ATM（自動引き落とし機）の数で選ぶならBANK ONE、日本とのお金のやり取りに重視するならCITIBANKといった所でしょうか。最近はシンシナティーをベースにする5/3BANK（フィフス・サード・バンクと呼びます）が我々のような外国人の口座のサポートを非常に積極的に行なっており、シカゴのオフィスにも日本人のバンカーの方がビジネス、パーソナル共にお手伝いしてくれます。

銀行には将来のマネー・マネージメントの際にもお世話になるので、慎重に選びましょう。銀行を開ける際に住所、ソーシャル・セキュリティー番号、お母さんの旧姓などを聞かれます。住所が決まっていない時の裏技は、会社の住所を使用してしまう事です。住所の証明として、最近来た封書などの提示を求められますから、自分宛てに会社のアドレスに手紙を書いてもらってそれを使いましょう。ややこしくなるので、会社の名前を書かずにおくのも手です。実際に住所が決まったら変更しておくようにしましょう。

銀行の口座の種類等については『生活ＨＯＷ ＴＯ−経済編』で詳しく説明してあります。

ソーシャル・セキュリティー番号に関しては「現在申請中」と言えばあとで連絡する事を条件に免除してくれる事が多いようです。

アメリカでよく使われる「身分証明」に「Mother's Maiden Name（お母さんの旧姓）」というのがあります。いきなり聞かれて戸惑う事もありますので、思い出しておきましょうね。

●5/3BANK
●BANK ONE
●CITIBANK

●水道はどうする？

通常、アパートやコンドミニアム、タウンハウスなどは管理費用や、賃貸料に入っている事が殆どなので、その場合は特別何もする必要はありません。オーナーに確認しましょう。水道を自分でコネクトしなくてはいけない場合は水道局（DEPARTMENT OF WATER）に連絡してコネクトしてもらいます。水道局は各町で違う局がありますので、イエローページや、４１１（アメリカ版１０４）でローカルの水道局を調べて連絡します。例えばSCHAUMBURGなら「Village of SchaumburgのDepartment of Water」という具合です。大抵は家の外にミーター（測量器）が設置してあるので、勝手に水道局が来ますが、場合によっては家の中にあるミーターと外のミーターの数値が合っているかを確認しに、水道局員が来る事があります。その場合は家にいないといけません。その場では何も支払わず、あとで請求書が送られてきます。

●ガスはどうする？

アパートの場合は賃貸料に含まれている場合が殆どのガスですが、それ以外の物件では自分で手配しなくてはなりません。ガス会社はＮＩＣＯＲという会社です。ガスの設置には特別立ち会う必要はありません。NICORの電話番号は（888）642-6748です。ガスは自分が引っ越す一日前には接続してもらいましょう。特に冬場などは最初から暖房が付かないと悲惨です。

電話をすると録音されたメッセージが流れますので、「MOVE-IN（入居）の場合は○×番を押してください」と言いますので、それを押します。そうすると担当の人が出ますのでその人に

I am moving into the new house so I need to start the gas service.と言いましょう。

担当の人は大抵の場合

Do you have a service with NICOR currently?と聞いてきます。これは今どこか他の場所に住んでいて、そこから引っ越すので、サービスを移転したいのか？という意味です。ですから新しくサービスを始める場合は「No」と答えましょう。

そうすると次は住所、電話番号、仕事場の電話番号、ソーシャル・セキュリティー番号などを聞いてきます。ソーシャル・セキュリティー番号を調べて、貴方のクレジット・ヒストリーを調べる為です。ソーシャル・セキュリティー番号が無い場合は「I have just arrived from Japan and currently applying for one」とでも言いいましょう。そうすると向こうはパスポートや、国際免許証のコピー、会社の情報などをファックスしてくるように言ってきますので面倒ですが、指示に従うしかありません。

ＮＩＣＯＲのホームページ

ガス接続についてのアップデート：2002年5月現在、NICORではソーシャル・セキュリティー番号の無い人を対象にDEPOSITを支払う事でガスの接続を行っています。引越し先が決定したら、NICORに連絡し、日本から来たところなので、CREDIT HISTORYが無いのでDEPOSITを払ってでもガスを繋げてもらいたい事を伝えましょう。BILLING DEPARTMENTにトランスファーされますので、そこで同じ事を言うと、引越し先の住所の過去のガス使用料に応じてDEPOSITの金額を教えてくれます。このDEPOSITは毎月きちんと支払いを済ませていれば、1年後に返却されます。

●電気はどうする？

電気はCOMMONWELTH EDISON（通称ComEd）という会社が統括してサービスを提供しています。彼らに連絡して(800-334-7661)、ご自分の住所を知らせましょう。電気も自分が引っ越す一日前には接続してもらいましょう。連絡してから２〜３日中にはサービスマンが来て接続してくれます。ちなみに、シカゴはサンダーストームのシーズンには停電が起こる事が少なくないですから、懐中電灯や、ろうそくなどの非常時用グッズの購入をお忘れなく。

電話をするとガス同様「MOVE-IN」のオプションを選び、担当の人が出るのを待ちます。あとの質問はガスと全く同じですので、ガス接続の欄を参考にしてください。電気の場合は担当の人によってはソーシャル・セキュリティー番号がないと新しく繋いでくれない事もあるようですので、注意してください。

ComEDのホームページ

電気の接続についてのアップデート：2002年5月現在、ComEdではソーシャルセキュリティー番号がない場合でも電気の接続を認めています。繋いでもらう為には最寄のCURRENCY EXCHANGEに行き身分証明をしてもらう必要があります。2つのID（パスポートと国際免許証など）を持っていき、事情を説明すると身分証明をComEdに直接ファックスしてくれます（有料サービス）。これにより、SS番号が無くても電気が繋げるようになります。

●電話はどうする？

最近はシカゴにも規制緩和の波が溢れており、昔はSBC（旧AMERITECH)の一社モノポリーだったローカル・テレフォンも、最近では色んな会社が参入して来ています。選択権は貴方にありますが、後でも変更は可能ですので、とりあえずSBC（旧AMERITECH)（800-244-4444）に連絡して繋いでもらうのも手です。新築の家でも無い限り、既に電話の配線は家の中まで来ているわけですから、電話会社から人が来るのを待つ必要もありません。電話を掛けると色々なオプションが録音されたメッセージが流れますので「RESIDENTIAL SERVICE」のオプションに該当するボタンを押し、出てきた担当の人に「○月×日に電話が使えるようにしておいて欲しい」というだけでOKです。あとは名前、生年月日、新しくサービスを繋いで欲しい住所、借りているアパートの大家もしくは管理会社の名前と電話番号、現在の会社名と電話番号、勤務年数、前の会社名とそこでの勤務年数、クレジットカード番号や、銀行の口座番号、ソーシャル・セキュリティー番号などを聞かれます。この他にもCREDIT HISTORYの無い場合はパスポートや国際免許証など顔写真の載っているIDをコピーして送るように言われます。電話会社の場合はこの後48時間以内に連絡をしてくる事になっています。その際に追加の書類が必要な場合などは要請してきますので、指示に従いましょう。

また、自分の名前を電話帳に載せたいかどうかを聞いてきますので、プライバシーが気になる人は断りましょう。電話の接続の際には保証金を要求される場合がありますので、注意しましょう。

SBC（旧AMERITECH)のホームページ

●長距離電話はどうする？

現在アメリカの長距離電話サービスはAT&T、MCI、SPRINTの3社が「3大大手企業」で、これらの会社は日本人マーケットに密着した長距離電話サービスを行っています。カスタマー・サービスも日本語で行っているので、非常に便利です。日本への国際電話の際には、月額3〜6ドルのインターナショナル・コール・パッケージに加入し、1分あたりの通話料を安く設定してもらうのが普通です。これを設定しないと国際電話は結構高くなってしまう場合が多いので注意しましょう。

また、日本への国際電話の場合受け取り側が携帯電話だとかなり高い通話料が取られる場合がありますので注意しましょう。そんな中カリフォルニアにある011COMMUNICATIONSという会社は通常の長距離電話だけでなく、日本への携帯電話への通話料も安く設定している会社です。ライン自体は大手電話会社のラインを使用しているので、クオリティーには違いはありません。

この他にも近年は「1010-220」や「1010-345」といった番号を普通の電話番号の前に付けるだけで、通話料が安くなるサービスを行っている会社や、コーリング・カードを使って非常に安いレートを提供している会社が増えました。回線の音が悪くなるわけでも無いので非常に便利ですが、中には「何分まで話すと1分平均が安くなる」とか、注釈付きの会社があります。また前出の「受け取り手が携帯電話の場合は別料金」の場合がありますので、慎重にチェックしましょう。

昨今の規制緩和により、従来はSBC（旧AMERITECH)の独占だったLOCAL TOLLについても他の会社のサービスを受けるチョイスが出てきました。このLOCAL TOLLというのはLOCAL（通常は8マイル以内程度）より遠くの州内電話といったところでしょうか。例えばARLINGTON HTSからCHICAGOのダウンタウンに掛けるとこの範囲内になります。SBC（旧AMERITECH)に頼んで電話を繋いでもらう時は自動的にこの部分もSBC（旧AMERITECH)になっていますが、変更も可能です。

大手電話会社

	電話番号
011Communications	1-888-992-9292 内線6（日本語）	住むトコ・紹介ページ
AT&T	1-800-225-5288	日本語のホームページ
MCI	1-800-444-3333 1-800-888-4800(日本語）	日本語のホームページ
SPRINT	1-800-877-4646 1-800-877-9127（日本語）

特別な契約をしなくても、掛けたい番号の前に7桁の数字を入れるだけで自動的に安いレートで掛けられるタイプ（確かにかなり安いですが、最初の数分で切っちゃうと損する場合もあるようです。）

1010-220	最初の10分間が$1.19、それ以降は毎分9セント（2001年11月現在）
1010-345	毎分13セント（2001年11月現在）

プリペイドカードを使用するタイプ

net2phone

1-800-784-8093

日本まで毎分たったの7.9セント！ 最大1500分の無料通話を手に入れよう！（2001年11月現在）

●温水洗浄便座はどうする？

日本では不動の人気を誇る温水洗浄便座ですが、アメリカではまだ一般家庭には普及していません。でも日本人やアジア系など、その良さを知っている人を中心に広がりつつあります。現在は日系の清掃業者である『ホーメスト』さんが販売しておられますのでお問合せください。

●HOMEST

●ゴミ収拾はどうする？

意外と面倒なのがこのゴミ収拾です。コンドミニアムやアパートの場合、ゴミ用のコンテナがあり、そこに出します。出す日が決まっている事などがありますので、大家に聞くか、入居時に近所の人に聞いて確認しましょう。タウンハウスの場合もコンテナ・タイプと、自分の家の前に出す場合があります。自分の家の前に出す時には大きなゴミ箱が必要になります。大家さんが貸してくれない場合は自分で用意するのですが、丸いタイプは避けましょう。というのも、風の強いシカゴでは丸いタイプのゴミ箱はコロコロと何処かに行ってしまったり、場合によっては交通の妨げになったりして注意されてしまいます。大抵の場合週に2回業者が収拾してくれるのですが、リサイクル用の日は週に一回だったりとまちまちです。間違えて出したりすると罰金を取られる事もありますので、注意しましょう。（特に祝日と重なったりした時はスケジュールがずれる事がありますので要チェックです。）とにかく、分からない事があったら近所の人か大家さんに相談するのが確実でしょう。

コンドやタウンハウスの場合はごみ収拾の代金が管理費に含まれている事が殆どです（稀に別チャージの所もあります。）。一軒家を借りる場合は契約前に大家さんに確認しましょう。

リサイクルの仕方、粗大ゴミの捨て方などについては環境団体がホームページをつくっていますので、興味のある人はチェックしてみてください。

●雪掻きはどうする？

芝刈りと共に忙しい人にとって厄介なのが雪掻きです。大雪になる事の多いシカゴでは毎日出勤前に雪掻きをしなくてはならない事も少なくありません。管理費に含まれているはずのタウンハウスでも大雪になると除雪会社も忙しくなってしまい、直ぐに来ない事もあるので、雪かき用のショベルぐらいは常備しておきましょう。近所にSNOW　BROWERと呼ばれる大きな雪掻き機を持っている人がいる時は借りた方がいいかも知れません。中には親切に雪掻きをしてくれる人もいます近所の人との関係を良くしておくとこういう時に便利ですね。無理して雪掻きをして腰を悪くしたり、滑って転ぶ人が毎年います。十分に気をつけてください。SNOW　BROWERを購入する時はちょっと高くても大き目のものを買いましょう。小さいと新雪は飛ばしてくれますが、その下に固まって凍っている雪までも始末してくれないので、危ないです。また、自分の家の前の道などが凍っている時は塩を蒔いておきましょう。誰かが転んだ時に場合によっては訴えられる事もあるそうです。（非常に稀にですが。）

●芝刈りはどうする？

タウンハウスの場合は管理費の中に含まれている芝刈りも、一軒家の場合は自分でやらなくてはなりません。大家さんが業者を手配してくれる事もありますので、まず確認してみましょう。また、シーズンになると近所の子供が小遣い稼ぎに刈りに来る事もあります。どちらにせよ、ちゃんとメインテナンスをしていないと市などの行政から注意が来たり、罰金を課せられたりします。また、伸び過ぎた芝や、メインテナンスの行き届いていないガーデンなどは景観を壊すので近所の人に嫌がられますので注意しましょう。

●携帯電話はどうする？

奥様がクルマの運転などをなされる場合には携帯電話を持たれる事をお薦めします。故障や事故の際の事を考えると良いインベストメントと言えるでしょう。緊急の時に使うだけの携帯電話は通話料が高めのかわりに基本料が安く設定されているものもありますので、携帯電話会社に問い合わせましょう。携帯電話もクレジットヒストリーのまだ無いうちは最初に多額のデポジットを要求される場合があります。ネゴが可能な場合もありますが、通常は支払うしかない状況です。その場合は、いつまでちゃんと払えば返してくれるのかを聞いておきましょう。その他で携帯電話の契約の際に気を付けなくてはいけない事は：

1. フリーでかけられる時間帯：大抵の会社は「週末と夜間タダ」などをうたっていますが、何時からが『夜間』になるのか確認が必要です。
2. フリーでかけられる時間を超過した場合の一分あたりの通話料金：一分50セントも取られたら困りますよね。
3. 契約年数と、途中で契約破棄にした場合の罰金：突然帰国なんて事になった場合の事も想定しましょう。
4. 出張などが多い人はROAMING CHARGEや長距離通話にかかるエキストラなんかにも気を付けましょう。

YAHOOのモバイル・ページ：YAHOOでは大手各社のサービス内容を比較したり、新しい携帯電話の紹介などをしています。グッド・ディールを探すのには良いかも！

最近ではBEST BUYやCIRCUIT CITYといった家電デパートをはじめ、OFFICE DEPOTやOFFICE MAXなどの文房具店でも積極的に携帯電話サービスの販売を行っています。

携帯って高いんだよな〜という方にちょっと面倒だけれども安くなる方法があります。信用出来る友達などがいる場合はファミリープランで複数の携帯番号の時間をシェアすると一機辺りの値段はかなり安くなる場合があります。ただ、『信用出来る友達』という条件付きですが。

最近はロールオーバー・サービス（毎月使わなかった残り分数を繰り越せる）なんていうのも出てきており、消費者の選択の幅が広がりましたね。

●衛星放送はどうする？

大都市の中では比較的日本人の数の少ないと言われるシカゴでも衛星放送を通じてＮＨＫを楽しむ事ができます。しかし、サテライト・ディッシュと呼ばれるアンテナを立てなくてはいけない為に、場所によっては設置できない事があります。また、設置の前には大家さんに一度確認を取りましょう。

テレビジャパン

1-877-885-2726

●ケーブルテレビはどうする？

まず、お住まいのエリアがどのケーブル会社の管轄かを調べましょう。同じケーブル会社でもエリアによってチャンネル内容も、チャンネル番号も変わっていたりします。ケーブル会社が分かったら、連絡し、サービスを受けたい意思を伝えます。そうするとサービスマンが来れる日を言って来ますので、ご自分の都合と照らし合わせましょう。大抵の場合「8時から12時の間」とか、いい加減な時間を言ってきます。残念ながらこればっかりは待機して待つしかありません。サービスマンが来る前に、どの部屋にケーブルのラインを引きたいかを考えておきましょう。後で追加したいと思っても再度来てもらうとそれだけお金が掛かってしまします。また、新規にケーブルテレビを注文する際にはケーブル・モデムを使ったインターネット・サービスの加入についても聞いてきます。一度に入るとインストレーションが割安になったり、他の割引がある場合もあるので、一考の価値ありです。AT&Tなどはインターネット、ケーブル、電話の３つをコンボで入るとかなり安くなります。

ケーブル・サービスには基本的なベーシック・サービスと、HBOやCINEMAXなど一日中最近の映画をやっているプリミアム・サービスなどがあります。かなり強引に「タダなんだから！」と押してくるセールスマンもいますが、最初の２，３ヶ月はフリーでもちゃんとキャンセルしないと、その後請求が始まるようにしているケーブル会社が殆どです。不必要なサービスにはしっかり「ノー」と言いましょう。プリミアム・サービスを受ける場合や、お手持ちのテレビが、ケーブル対応でない場合などはケーブル会社から「ケーブルボックス」というレシーバーをリースします。帰国の際には返却をお忘れ無く。

●郵便局に新住所を登録しよう

引越しの４週間前から郵便局に「Change Of Address Form（住所変更届け）」を送る事が出来ます。このフォームは最寄の郵便局でもピックアップ出来ますし、インターネットからもダウンロードできます。フォーム受領の通知が郵便局から来るはずですので、来なかったら確認しましょう。郵便物や小包は１年間無料で転送されてきます。新聞や雑誌は60日間ですので、早めに連絡を取りましょう。新しい住所に移ると3〜10日以内に郵便局から新しい住所に通知が来ます。こちらも来なかったらチェックしましょう。

USPS（郵便局）のMOVERS GUIDEサービス：郵便局の提供しているMOVERS GUIDEページでは新しい住所のZIPコードを入れるだけで近くの図書館や、郵便局をはじめ市役所などの場所と電話番号を教えてくれるサービスを行っています。

●在留届も出さなきゃ

つい忘れがちな在留届ですが、シカゴに3ヶ月以上滞在する場合はビサの種類に関係無く総領事館に在留届を出さなくてはなりません。在留届用紙は総領事館でも手に入りますが、外務省のホームページからもダウンロードが出来ます。同時に在外選挙の手続きもしておいた方が良いですね。

●個人用保険

健康保険などは会社で入ってくれますが、賃貸者保険（Renter's Insurance）などは個人で入らなくてはならない場合があります。賃貸者保険は任意保険ですが、盗難や傷害などにも掛かりますし、比較的安価ですのでお薦めします。また、最近ではアメリカの積み立て式生命保険に興味を持たれる方も少なくないようです。

■日本語の通じる保険会社

こちらにリストを作成しましたのでご参照ください。

■保険についてはこちらに特集を組みましたのでご参照ください。
保険業務に経験の長いエージェントの方々のアドバイスを一同に集めてあります。 また、健康保険の種類や、用語集なども用意しました。

●インターネットの接続はどうしよう？

最近はインターネットの接続も従来のダイアルアップだけではなく、ご家庭でも色々な接続方法が選べるようになりました。アパートの中には高速インターネット接続を歌い文句にしている所もあるぐらいです。普通の家の場合お手軽なのはケーブルTVと同じラインを使用するケーブル・モデム・サービスと、従来の電話線を使用したDSL高速接続でしょう。イリノイではケーブル・モデム・サービスはAT&Tが「＠HOME」サービスとして行っています。まず、AT&Tに連絡して、お住まいのエリアにケーブル・モデム・サービスがあるかどうか確認しましょう。サービスがある場合、オーダーを入れるとサービスマンがケーブル・モデムを持って来てくれます。この際、家でサービスマンが来るのを待たなくてはなりません。大抵のサービスマンは日本語のPCでも繋ぐ方法を知っていますが、中には英語環境以外のPCでは繋げない人もいるので、オーダーの際には日本語のWINDOWSを持っている事を必ず伝えましょう。実際のインストレーション・サービスの他にネットワーク・カードが必要ですので、ネットワーク・カードを先に購入しておいて、インストールしておけば多少セーブできます。万が一の為にPCに詳しい人に同席してもらうのが理想です。DSLをオファーしている会社は結構増えています。DSLもネットワークカードを使用します。まず、お住まいの地域にDSLの配信をしている会社を調べ、連絡を取りましょう。エリア内でも、サーバーのあるポイントから離れていると、DSLのサービスを受けられない場合がありますのでご注意ください。

●車に貼るシティー・ステッカーをゲットしよう

引っ越したらやらなければいけない事の一つに居住するシティーに自分の乗っている車を登録する事があります。この登録をちゃんとしておかないと、警察に60ドル相当のチケットを切られます。反対に居住するシティーのステッカーさえ貼ってあれば、その街以外で駐車をしていてもちゃんとした場所に駐車している限りチケットは切られません。（メーターのお金はちゃんと払って下さいね。）さて、このシティー・ステッカーはシティー・ホール（市役所）に行っても購入できますし、最寄のCURRENCY EXCHANGEで購入する事もできます（要手数料）。ステッカー自体はフロントガラスの所定の位置（シティーによって場所が違う時があります。）に貼ります。引っ越してからいつまでにステッカーを購入しなくてはいけないかもシティーによって違いますので、シティーホールに問い合わせてください。

●シカゴのINSオフィス（イミグレーション）について教えて

詳しくはこちらをご覧下さい。