窓を開けながら「Good Evening,
Officer.」と挨拶をするとメガネをかけた若いポリスマンは
「Good Morning!」とかなり愛想良く挨拶を返してきた。しかしその後で
「なんで止められたか分かるか?」と質問をしてきた。
「I may have been going a little fast. Was
that it?(少し速く走りすぎていたかな?それでですか?)」と答えるに留めた。実は既に時間はかなり経っていたのだが2時間ほど前にビールを2本飲んでいたという負い目があった。酔っていない自信はあったが、不用意に色々答えない方がいいだろう。すると。。。
「スピードもそうだが、さっきあの交差点を越えた辺くらいで蛇行してたな。酒気帯び運転なんじゃないか?」と直球で聞いてきた。
うっ、見られていた。一瞬返答に迷う。しかしウソはいかんと思い
「3時間ほど前にビールを飲んだけど、その間は飲んでないし、蛇行したのは多分家内に電話をしようと思って携帯を取ろうとした時だと思う。I
am sorry. I should've been more careful. 」と答えた。
案の定ポリスマンは窓の中に顔を近づけ少しでもアルコールのニオイを嗅ごうとしていたが、実際酔っているわけではないし、著者の受け答えがしっかりしていたからだろうか、
「OK. I believe you. でもライセンスとレジストレーション、それから保険をみせてくれ」と言って来た。ライセンスは免許証、レジストレーションは車両証明書のことだ。全て揃えてポリスマンに手渡した。
それを持ってパトカーに戻ったポリスマンは著者のドライバーズ・ライセンス番号を州の記録と照会しているようだった。この時点で既にDUIの記録が残っていたり、度重なるスピード違反を犯していたり、駐車禁止のチケットをちゃんと払っていなかったりすると全てが分かってしまう。勿論前科の無い方がいいに決まっている。過去には何度もスピード違反の罰金を払っているがその度に交通学校に行ってSUPERVISING(裁判所の監督下処分)にしてもらっているので記録は残っていないはずだった。
15分ほど待っているとまた車の横にポリスが立ち、スピード違反のチケットを渡された。残念見逃してはもらえなかったようだ。しかしDUIでなかっただけマシとするか。しかし、普通なら罰金を送る為の封筒を渡されて、そこにチェックを送って裁判所の監督下処分にしてもらう為の学校の日程が来るのを待つのだが、何故かもらったチケットは「Must
Appear in Court(法廷に出頭せよ)」の欄にチェックがしてあった。理由を尋ねるとレジストレーションが切れていると言われた。そういえばステッカーの申し込み用紙が届いていたが忙しさにかまけてうっかり忘れていた。2つ以上のオフェンスがある場合は郵便で済ますわけにはいかず、法廷に出頭しなくてはならないらしい。あ〜、面倒なことになった。運転免許証はBONDとして取り上げられるし、全く。。。
ポリスマンは帰りがけに「今日俺は風邪ひいてて、鼻がつまってるんだ。ラッキーだったな。」と一言残して行ってしまった。
次回は法廷での模様を紹介します。
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