まあ、DUIを回避出来たのは良かったけど、手元にはスピード違反のチケットが残った。チケットに書いてある出頭日を見ると当然ながら平日だ。会社も休まなくてはならない。出頭する日を変更する事は可能だが、電話やメールで変更リクエストをする事は出来ないので弁護士に相談する必要がある。変更を希望する人は、チケットを切られたCOUNTY(郡)に問い合わせよう。
COOK
COUNTY CIRCUIT COURT
LAKE COUNTY
CLERK
当日は遅刻をしないように少し早めに現地に到着するように出かけた。裁判官に対する印象も大切なので、キッチリとした身なりにも気を使った。アーリントンハイツで捕まったので出頭する法廷はローリングメドースにあるThird
Municipal District Traffic Court(2121 Euclid,Rolling Meadows, IL 60008
(847) 818-2287)。COOK COUNTY(クック郡)では6つのディストリクトがあり、事件、つまりチケットを切られた場所によって出頭する場所が違う。車を駐車場に停め、車外に出る前に次の事に注意しよう。
携帯電話やポケベルなど音の出るものの持込は禁止されている
ポケットナイフ等、空港で没収される類のものは全て持ち込み禁止
裁判官の前では帽子は脱がなくてはならない
裁判所の入り口で金属探知機をくぐり、チケットに書いてある部屋に行く。部屋では大人しく裁判官の訪れるのを待つ。
そうこうしているうちに裁判官が仰々しく「ご入場」。命令されるままに起立し、裁判官が座ると着席。まず弁護士を連れて来ている人が呼ばれる。これは、弁護士は時間でチャージが掛かるのでそれに対する配慮らしいが、なんかズルい気がしないでもない。弁護士を連れて来ているのは大抵リピート・オフェンダーか、DUIがらみ。もしくは郊外の金持ちの子供。それを横目で見ながらひたすら待つ。弁護士組が終わり、個人の順番が始まった。呼ばれた人は裁判官の前に行き、申し開きをする。
私の名前が呼ばれた。静々と部屋の中央に進む。見上げると裁判官は暇そうな顔で
「Mr. #####. How do you plead?(貴方は無罪と有罪のどちらを主張するのですか?」と聞いてきた。
「I plead guilty, your honor(有罪です。)」大切なのはこの"Your Honor"裁判官と話す時は必ずこれを付けなくてはならない。『有罪だ』と言ったあとで、「I
am very sorry for what happened. I was careless. Please put me under
the court supervision.(裁判所の監督下処分にしてください)と嘆願した。すると裁判官が「この書類によると当日レジストレーションが切れていたそうですが、それはちゃんと払いましたか?」と聞いて来たので、あらかじめ用意していたレシート等の書類を提出した。それを一瞥した後、裁判官は「よろしい。貴方にCOURT
SUPERVISIONをGRANT(許可)しましょう。」と言ってくれた。通常スピード違反に対する罰金は95ドル(2003年現在)で、SUPERVISIONを受ける為には20ドル払って学校に行かなくてはならないのだが、今回は何故か50ドルの罰金だけで学校に通う必要もなかったので非常に得をした気分になった。
今回はSUPERVISIONが認められたが、罪状によっては認められない場合もある。下記がその一例だ。
- 工事現場やスクールゾーンでのスピード違反
- 子供が乗り降りしている最中のスクールバスを追い越し
- 保険無しで運転(2度目)
- 偽の保険の提示(2度目)
SUPERVISIONを認められると4ヶ月間、他の違反で捕まらなければ、今回の罪は記録から抹消される。つまり保険料金が上がらない。今日からは気を付けて運転しなきゃ。。。