シカゴ生活/住宅情報サイト 『住むトコ.COM』 | ホームに戻る | info@sumutoko.com
シカゴ・ローカル情報 シカゴ・交通事故やトラフィック・チケットの対処法

D.U.I. レポート その2

ポリスに止められると何をさせられる?

て、前回紹介したような奇行をしているとポリスに止められてしまいます。バックミラーの中で赤と青のパトライトがグルグル光っている時は直ぐにクルマを道路脇に停車しましょう。英語ではこの事を『Pull Over』と呼びます。("今朝捕まっちゃった"という時はI got pulled over this morning)お互いのクルマが駐車するとポリスは用心深く貴方のクルマに近寄ってきます。この時はクルマから降りず、素直に車内で待ちましょう。まず助手席側のグラブ・ボックスに入っている保険証を取ろうとする人がいますが、これは銃などの武器を取ろうとしていると誤解される事がありますので、運転手側の窓を開け、あくまでも静かに待っていましょう。車内のライトを付けて、ポリスを安心させた方が良いという話もありますが、その効果は不明です。さて、警察官はクルマの横に立つと夜の場合貴方に向けて懐中電灯を向けます。これは車内の様子を見る為だけでなく、貴方の目が酔っ払って充血していないかを確認する為です。そして、大抵の場合、「Hi, there. Do you know why you got pulled over?」などと質問をしてきます。これは貴方がちゃんと返答能力(つまりちゃんと喋る事が出来るか)があるかを調べるのと、貴方の吐く息が酒気を帯びていないかを確認する為です。イリノイ州では現在Blood Alcohol Concentration(BAC)0.8%までは運転しても良い事になっています。つまり警察官は貴方がそれ以上のアルコールを飲んだかどうかをチェックしているのです。(体重によってのBACの目安は右図をご覧下さい。)ここで、ポリスが貴方の言動や状態から貴方が酒気帯びの可能性があるに『相当する理由(英語でprobable causeと言います)』を発見することが出来なければポリスは貴方をそれ以上拘束する事は出来ませんので、貴方は晴れて解放されます。しかし、ポリスがその『Probable Cause』が存在すると判断すると、貴方はクルマから降りるように命じられ『Field Sobriety Test』と呼ばれるテストを強いられます。

Field Sobriety Test
のテストは『ドライバーが安全に運転をするのに必要なメンタルかつ肉体的な能力を保有しているかを検査するテスト』です。通常は次の三つのテストが行われます。

  • 目のコーディネーション・テスト(Horizontal Gaze Nystagmus Test)
    ポリスがペンや指を取り出し、その先端を目で追うように命じます。横に動かしたり縦に動かしたりします。

  • バランス感覚や歩行能力のコーディネーション・テスト
    このテストは説明を聞いている段階から既にテストが始っています。テストの内容を口頭で説明されて、ちゃんと理解できているのかという部分もテストの一部です。通常は右と左の踵と爪先が離れないように競歩の要領で前に言われた数だけ進み、ターンして、元いた場所に戻ってくるように命じられます。この間両腕はバランスを取るために左右に開く事は許されず、きちんと身体の左右になくてはなりません。

  • 片足立ちテスト(One Leg Test)

抵の場合は地面から15センチほど片足を浮かしたまま一本足で30数えます。この時も両腕は『気を付け』の姿勢をキープする事が要求されます。足を上げたり下げたりしても減点の対象になります。

れら3つのテストの他にも次のようなテストを使うポリスもいます。

  • 人差し指で鼻の先端を触るテスト
    両手を大きく開き、少し首を上に向けた状態で右の人差し指の先端で鼻の頭を触ります。次に同じ事を左手で行います。

  • 10から1までカウントダウンさせる

  • ABCを順番に言わせる

  • 地面に置いたコインを拾わせる

れらのテストが終了した時点で、貴方が酒気を帯びていないという判断をポリスがした場合は無事に放免されますが、またもや『Probable Cause』があると判断された場合は『Alcosensor』と呼ばれる携帯用のブレステストを強いられる場合があります。この『Alcosensor』については次号で説明します。

前のページへ | 次のページへ

貴方の身近で起こった事故やクルマに関する事件などについての投稿を募集しています。ワン・ポイント・アドバイスも大歓迎。


この記事はシカゴの雑誌「NEW CARS CHICAGO」に掲載されたDUI特集を参考にしています。
コンテンツ作成に際しては充分な注意を払っておりますが、万一、誤記などがありましたら、管理者までご連絡ください。なお、本サイト内の記述から閲覧者の方がなんらかの不都合を得ることになっても、管理者は責任を負わないものとします。すなわち、情報の利用は閲覧者個人の責任においてなされるものとします。


Copyright:2003 SUMUTOKO.COM. All rights reserved. mail: info@sumutoko.com

当サイトに関するお問い合わせはシステム統括部webmaster@sumutoko.comまでお願いします。
このサイトに掲載している情報の無断転載を禁止します。著作権は『住むトコ.COM』またはその情報提供者に帰属します。
No reproduction, distribution, or transmission of the copyrighted materials at this site is permitted without the written permission of SUMUTOKO.COM., unless otherwise specified. Using this site means you agree to our Terms of Use and Privacy Policy.