D.U.I.
アメリカは車社会と良く言われますが、郊外では特にクルマの必要性は高く、通勤にも買い物にもクルマが必要になるのは周知のところです。その為、運転免許証を取得する為のテストも日本の試験に比べて非常に簡単ですし、アメリカの高校生のカリキュラムの中にもドライビング・レッスンが含まれているほどです。しかし、この『DRIVING』というのはあくまでもprivilege(特権)であり、right(権利)ではありません。交通法規を守らないと罰金だけでなく、この大切な『特権』を一定期間でも剥奪される事があります。そして我々普通の庶民にとってその可能性が一番高いのが飲酒運転による運転免許証停止(Statutory
Summary Suspension of the driver's license)ではないでしょうか。イリノイ州ではD.U.I.(飲酒(薬物も含む)運転)は交通違反ではなく、刑法違反にあたります。D.U.I.で捕まると最低1年間の免許停止になります。初犯の場合でも弁護士費用や罰金などを含めて最低3000ドルはかかるようです。再犯の場合はこれが1万ドルにのぼる事もあるとか。また、再犯の時は場合によっては禁固刑に処せられる事もあります。例え初犯でも仕事をしている人たちにとっては1年間の免停は死活問題ですよね。今月から何度かに渡り、このD.U.I.についてレポートしていきます。
ポリスはこんな人をSTOPする!
金曜日の夜、仕事帰りに同僚とビールを一杯!のつもりが話に華が咲いて、夜もふけるころには呑んだピッチャーの数も覚えていないほど。同僚のアドバイスもよそに「大丈夫、大丈夫」とクルマに乗ってキーを廻す。方向指示器を使わずに駐車場からストリートにゆっくりと出る。スピード違反しなければいいんだろう、とばかりに制限速度を遥かに下回るノロノロ運転。車がふらついたと思うと、思い出したかのように指示器を出して車線変更。2ブロック走ってまた元の車線に逆戻り。ハッと気付いてストップサインで急停車。気が付いたら実は夜なのにライトが点いてなかったとか。。。身に覚えのある方も少なくないのでは?これ以外にも「こいつは飲酒運転なんじゃないか?」と警察に思わせる状況は沢山あるようです。それではシカゴの車雑誌「NEW
CARS CHICAGO」誌の紹介している「ポリスが貴方を停める理由トップ15」を紹介しましょう。
| 1 |
カーブで大回りをする。 |
機敏に廻れない為にグル〜っと。。。 |
| 2 |
道路の真ん中にあるレーン・マーカーを踏む。 |
何かクルマがボンボン跳ねるな〜って、あんたセンターライン超えてるやん |
| 3 |
他のクルマや対象物にぶつかりそうになる。 |
路肩に生えてるブッシュを5本なぎ倒した人を知っています。その時横に乗っていました。。。 |
| 4 |
クネクネと蛇行運転。 |
英語ではWEAVINGというそうです。 |
| 5 |
道路でない所を走る。 |
確かに4駆の売れ行きはいいですけど。。。 |
| 6 |
制限速度より10マイル以下で走る。 |
基本的には制限速度プラス・マイナス10マイルの違反で警察はイチイチ捕まえません。(注:絶対じゃないですよ!) |
| 7 |
理由なく停車。 |
そのまま寝てしまった人を知っています。その時も横に乗っていました。 |
| 8 |
前の車との車間距離が妙に狭い。 |
別にアオッてるわけじゃないんでしょうけど。 |
| 9 |
レーンをころころ変える。 |
ありがちです。クルマがフラフラしているので、レーンを変えるフリをしているのですが、ポリスはよく分かっています。 |
| 10 |
道の真ん中を走る。 |
もう既に周りの事は見えなくなっている人に多いそうです。 |
| 11 |
対向車線に入り込む。 |
ここまで来るとマジでヤバイです。下手すると殺人罪にもなりえます。 |
| 12 |
指示器がバラバラ、もしくは使わない。 |
酔っ払って右も左もグチャグチャ。 |
| 13 |
信号に対する反応が鈍い |
いますよね、交差点のど真ん中で止まっちゃってるクルマ。。。 |
| 14 |
スピードがマチマチ。 |
スローダウンするかと思うと、思い立ったかのようにスピードアップ、で、またダウ〜ン。 |
| 15 |
ヘッドライトが点いてない。 |
そんな奴いないと思いそうですが、意外に多いそうです。 |
如何ですか?貴方は身に覚えがありませんか?来月は不幸にもポリスに止められた場合どのようなやり取りが行われるかを報告します。
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