モンテッソーリメソッドで3歳から6歳までの子供が同じクラスで活動し、
感覚教材、実生活教材などを通じて 自立した子供を育てると同時に算数や言語教材を通じてひらがなの読み書き、足し算、そして
英語も学んでいきます。日本語クラス以外に スペイン語クラス、中国語クラスもあり、英語や日本語以外の言葉、そしてアメリカや日本以外の国の話や習慣を見聞きする機会が多々あります。
一日の過ごし方は、朝のグループタイムで始まり8:45頃から個人作業へと移ります。11時前に片付けをして外に出ます。11時半にはお弁当を食べ12時半に半日の子供達が帰り、4歳以下の子はお昼寝をします。4歳以上の子はクラスに残り英語での作業をします。3時以降はアフターケアクラスとなり子供達は自由に時間を過ごします。オプションによりピアノの個人レッスンや、アートクラスなどを学校内で受ける事が出来ます。
子供達は クラスの日課である
手遊び歌や 各エリアでの作業などでも 日本語を学びますが 子供同士では 自由に
英語や 日本語 そして スペイン語などで 会話しています。 英語の分からない子供でも
1年も過ごせば 子供同士での 英語だけによる会話や 簡単な質問などを 英語の先生に出来るようになります。
生徒数 多人種、異年齢構成によるクラスで現在15人
モンテッソーリ教育は1907年イタリアの医師 マリア モンテッソーリによって始められ世界各国で1世紀の永きに渡って普及しその効果が実証されています。
その基本となる考えは、「子供は自らを成長、発達させる力をもって生まれ大人(親や教師)は、その要求を汲み取り、自由を保障し、子供達の自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない。」
その為にモンテッソーリ教育では子供達の自発的な活動に取り組む為の自由が保障されており、その為の「整えられた環境」があります。
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子供が自分で自由に教具を選べる環境構成
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やってみたいと思わせる おもしろい興味をそそる教具
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社会的、知的協調心を促す為の3歳の幅を持つ異年齢クラス構成
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子供それぞれの発達段階に適した環境を整備し、子供の自己形成を援助する教師
モンテッソーリでは「子供は集中する事で変わる事ができる。」と考えています。子供を正常化させる活動の過程を『活動の周期』と呼びます。それは
「自由に選ぶ->繰り返す->集中する->充実感や達成感を持って終わる。」
という4つのステップです。
活動エリアは5つに分かれて、それぞれのエリアに的確な目的を持った教材が配置されています。
●1)実生活の練習/Practical
Life
このエリアでは 子供達がビーズに
紐を通して ネックレスを 作ったり、スプーンで 豆を小鉢に分けたりと 指先の器用さを鍛えると
同時に集中力を 養います。そして、ボタンやジッパーを使った着衣枠 で衣服の着脱の練習をして「一人で出来る」という事で子供が
達成感、充実感を感じると同時に子供の自立性も促します。
●2)感覚教材/Sensor
motor
このエリアでは 子供達が
五感を使い 物の大きさや形、色、音、匂い、そして味などを覚えます。このエリアで
日本語を母国語としない子供達は 教材を媒体に 日本語の語彙を 増やしていきます。
●3)算数/Mathematics
ビーズや ブロックを使い 子供が自身で見て、触って 数詞、数量を理解していきます。足し算はもちろん かけ算や引き算も学んで行きます。
●4)言語/Language
インターカルチュラルでは、午前が日本語、午後が英語となっていてそれぞれの言語を母国語とする教師が各クラスで教えます。ほとんどの子供が5歳までに両方の言語の読み書きが出来るようになります。
●5)理科/SCIENCE-Geography,
Biology, History and Culture
このエリアでは地理を中心に生物や(動物の体の名称や、分類など)時間(時計の読み方、一日、一ヶ月、一年など)文化(それぞれの大陸に色々な国があり、それぞれで色々な言語や祝日、習慣などがあることを学びます。
Before Care 7:00am-8:00am
/ 学校は朝7時から開いています。