紅葉が美しい季節になりました。これから年末にかけて様々なイベントがやってきますが、10月には世界各地で”Oktoberfest”が開催されます。”Oktoberfest”は、日本でも最近、話題になっているので、ご存知の方も多いかもしれませんが、世界の中で最もビールの消費量が高いと言われるドイツ、ミュンヘンが発祥のビールの祭典です。このお祭りの一番の醍醐味は、何といっても美味しいものを食べながら、地元のクラフト・ビールを堪能することにあります。場所によっては子供達が楽しめるカーニバルやペッティングズーなども用意されていたりと、年齢に関わらず楽しめるところもあります。
そんな”Oktoberfest”の時期に間に合わせるかのように、先日、シカゴのダウンタウンには、黒ビールでお馴染みのGuinnessのブリュワリーがオープンしました。各地ではビールに関する楽しいイベントも予定されており、いつもにも増してシカゴのビール熱が上昇中!ということで、今回の「試してみよう」では、ビール関連のイベントやお勧めのブリューワリーをご紹介します。
<ビール講習会>
<Church
Street Brewing>
<Goose
Island>
<Guinness Open Gate
Brewery Chicago>
<シカゴで楽しむクラフトビール(ブリュワリーリスト)>
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Arlington
Heights Memorial Library Makerplace
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112 N Belmont
Ave, Arlington Heights |
Arlington
HeightsのMemorial Library Makerplaceでは、様々なイベントやクラスが開催されていますが、夏場にはビール講習会があったので参加してみました。1つのテーブルにつき4人のグループに分かれて、ビールの専門家による講義を聞きながら、用意さた4種類のビールを味わいます。各テーブルには、ビールに合わせたおつまみの他に、テイスティングで使用する用語や5つの感覚に関する情報が記載されたビールの説明書が用意されていました。 |
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Westmalk:ベルギーの修道院で作られた辛口のビール。柑橘系の風味が広がります。 |
Reserve:のどごしの良い黒ビール。口当たりはさっぱりしていますが、しっかりとしたほろ苦さも感じられます。 |
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Working
For Each Other Double IPA:薄い琥珀色をしたIPAは、見た目からは想像できないほど、ホップの香りや苦味が強く、飲んだ瞬間に喉にグッと迫ります。 |
Oktoberfest:一口飲むと、まるでバナナのようなフルーティーな風味が鼻から抜けていきます。苦味や泡立ちは控えめで、とても飲みやすかったです。 |
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住所: |
1480
Industrial Dr. #C, Itasca |
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営業時間: |
月‐木
5pm-10pm
金 4pm-11pm
土 12pm-11pm
日 12pm-7pm |
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「Church
Street Brewing」はビール好きの夫婦によって始められた小さな醸造所でしたが、いまや地元のスーパーやリカーショップでも見かけることができる有名なブリューワリーです。このブリューワリーでは、いつも30種類以上のビールが提供されており、さらに日替わりのおすすめフレーバーも楽しむことができます。そのため、ビール愛好家たちでいつも賑わっています。チップスやサラダ、ピザなどの軽食もオーダーできます。 |
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Li'l
Luci:苦味は強めですが、爽やかな柑橘系なのでサラッと飲めます。 |
Brewcifer:甘い花のような香りが広がります。絡みつくような舌触りとコクの後に、苦味が追随します。 |
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Blueberry
Vanilla Sour:綺麗な赤紫色が魅惑的。甘酸っぱいジュース感覚でグイグイと飲めます。 |
Church
Street Pilsner:キレのあるすっきりとした味わいで、日本のラガービールに似ています。 |
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Different
Not Broken:クセのないまろやかな口当たりで清涼感もあります。暑い夏に良さそう。 |
Lemonade:ノンアルコールのピンクレモネードは甘さ控えめな薄味でした。 |
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住所: |
1800
W Fulton St., Chicago |
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営業時間: |
月‐火
定休日
水 12pm-8pm
木 12pm-9pm
金 - 土 12pm-10pm
日 12pm-8pm
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シカゴの地ビールと言えば、外せないのが「Goose
Island」です。シカゴ周辺にはブリュー
ワリー&タップルームや、料理メニューが充実しているブリューハウス、そして団体用に借
りることの出来るバレルハウスがありますが、今回はFulton Street沿いにあるBrewery
&Taproomへ行ってきました。ここではシグネチャービールの他に、ユニークで斬新なフレーバー・ビール、期間限定商品、バレル品などもあり多彩なラインナップが人気です。また、ビールに合う食事も提供されているので、より一層ビールを楽しめます。 |
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4種類のビールを試飲できるClassic
Flightsはお得感のあるサイズ。左からレモンフレーバーのShandy,
定番の312、フルーティーなHonkers
Ale, ホップなIPA’Neon’ |
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Guinness
Open Gate Brewery Chicago |
住所: |
901
W Kinzie St. Chicago |
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営業時間: |
レストラン&タップルーム |
月‐火 定休日
水‐木 11am-11pm
金 11am-12am
土 9am-12am
日 9am-11pm
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ベーカリー&カフェ |
月‐金
8am-11am
土‐日 9am-11am |
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2年という長い準備期間を経て、ボルチモアに続きアメリカに2店舗目の「Guinness
Open Gate Brewery」がシカゴにオープンしました(2023年9月28日)。この施設は15,000平方フィートのタップルームに加えて、ブリュワリー、ベーカリー、そしてレストランを併設しています。シカゴ店でしか入手できない限定ビールや、アイルランドからの直輸入ビールなども提供されており、シカゴでも今一番熱いスポットとして注目を浴びています。 |
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今回の「試してみよう」では、ビールにまつわる情報やブリューワリーをご紹介しましたが、リサーチするとまだまだ色んな情報が出てきて、シカゴのビール熱に驚きました。ビールが美味しいのは夏だけ??じゃない!10月もドイツ人になりきって、美味しい食事とともにビールの美味しさを実感し、そして陽気に楽しみましょう〜。
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