シカゴにも暖かい春がやってきました！気温が上がると、待ってましたと言わんばかりに庭先でバーベキューグリルをはじめる人たちを見かけます。サマーシーズンのはじまりとされるメモリアルデーを皮切りに、あちらこちらでバーベキューの香ばしいかおりが漂ってくるのは、アメリカの夏の風物詩。バーベキューではステーキやバーガー、シーフードなど色んなものを焼きますが、今回はそんなアメリカンバーベキューに欠かせないBBQソースを5つ試してみました。

Traeger Que
	重量： 19.5oz / 552g
	カロリー： 2tbsp/50cal
	値段： $9.99
	メーカー： Traeger Pellet Grills LLC
	掴みやすいプラスチック製ボトルに、ソースと同色系でまとめたシンプルなラベルが貼られています。ソースにはタマリンドや醤油、アプリコットジュース、サトウキビ糖が使われており、ゆるいトロミがあります。「リッチで厚みのある味」と表記されている通り、口に入れると甘みの中にほんのりピリ辛さが広がり、日本のブルドッグソースを思い起こさせる懐かしい味わい。丁寧に煮込んだような深いコクを感じるのでお肉の下味に使ったり、焼いたお肉に付けても良さそうです。

Bulls eye
	重量： 18oz / 510g
	カロリー： 2tbsp/60cal
	値段： $1.99
	メーカー： Kraft Heinz
	平たい形のボトルに入っているので押し出しやすいのが◎。Bullsという商品名にちなんで、パッケージには勇ましい雄牛が描かれています。アップルサイダービネガーやトマトピューレ、ハチミツなどの定番素材が使われいますが、ドロッとした濃厚な甘さにケチャップの様な酸味が効いていて、今回の中で一番値段の安い商品でしたが、その安価さを感じさせないクオリティーに驚きました。

Stubb's
	重量： 18oz / 510g
	カロリー： 2tbsp/30cal
	値段： $4.29
	メーカー： Stubb's Legendary Bar-B-Q
	円柱の瓶ボトルは注ぎ口が広め。ソースは薄い赤茶色で軽いトロミがあります。ユダヤ教の方でも安心なKosher商品、そしてグルテンフリー商品なのでアレルギー持ちの方にもお勧めです。試した中では一番甘味が控えめで、キリっとした酸味とピリッとした粒黒コショウが効いた大人向け。マリネ液として使うよりも調理したお肉に後付けしたいソースでした。

Smoky
	重量： 20oz / 567g
	カロリー： 2tbsp/50cal
	値段： $6.49
	メーカー： Lillie's Q
	どっしりした瓶ボトルにシンプルモダンなラベルがお洒落なので、テーブルの上に常備していてもしっくりきそう。こちらもグルテンフリーで体に優しく、スモーキーな味わいがポイント。マスタードシードやターメリックなどのスパイスの辛味と、アップルジュースやタマリンド、ケチャップなどの甘みのブレンドにより、コクのある甘さがありつつもピリっとしたスパイシーさが後を引く美味しさです。案外サラッとしていますがお肉や魚にはしっかりと絡んでくれます。

Korean BBQ
	重量： 29.7oz / 840g
	カロリー： 2tbsp/60cal
	値段： $3.99
	メーカー： CJ Foods Inc
	アメリカンBBQソースとは一味も二味も違う、コリアンBBQソースもご紹介します。こちらは韓国でも有名なブランドのもので、「カルビのマリネに最適」とラベル表示があるように、カルビの漬けタレにはもちろん、焼いたお肉のソースとしても使えます。日本人にも馴染み深い醤油ベースで、ニンニクやネギなどの香味野菜、そして梨やリンゴ、玉ねぎなどのすりおろしがタップリ入っています。どっしりと安定感のある容器は注ぎ口が大きめで、ラベルにはお肉の量に対して使用するソースの目安が記載されているので、調理する際は参考にできます。

BBQソースはどれも似たような味かと思いきや、材料やスパイス、調味加減などの微妙なバランスにより、それぞれ味に特徴があって奥深い結果となりました。ちなみに今回ご紹介したソースは最寄りのアジアンスーパーやMeijer、Jewel-Osco、Mariano’s 、Whole Foodsなどで見つける事が出来ます。バーベキュー大国のアメリカだけあって、BBQソースのコーナーはびっくりするくらいに広く、当然、紹介しきれなかったソースはまだまだありますので、上記以外で試してみたものやお気に入りのBBQソースが見つかったよ、という方は住むトコ掲示板 “食材の情報交換” にて情報をどんどんシェアしてくださいね。