今年も残すところあと一か月ほどとなりました。シカゴの厳しい冬がまたやってきますね。この時期は家に篭りがちになりますが、どのように過ごしますか？読書、映画、趣味など色々な時間の過ごし方があると思いますが、みんなで楽しく盛りあがれるボードゲームはいかがでしょうか？またの名をボドゲやアナログゲームとも呼ばれるこのゲームは、昔から今日まで続いている娯楽の一つ。アメリカでは、昔からこのボードゲームやカードゲームは大人気です。

2020年から世界中を今なお震撼させているコロナ禍で、家で過ごす事が多くなり、ボードゲームやカードゲームが再注目されましたね。これからのパーティーシーズン、年末年始に、ご家族やお友達と一緒に盛り上がること間違いなし！

本当に楽しいの〜？という“あなた”。今回は、編集部が厳選する、本当に楽しい！滅茶苦茶盛り上がる！凄くワクワクする〜！というボードゲーム・カードゲーム7種類をご紹介します。

Solid Wood Folding Mancala (マンカラ)

シンプルなコンポーネント(部品・付属品）で使いやすく、インテリアにもなりそうなこちらのゲーム。起源はアフリカで、世界中で楽しまれている豆まきゲーム。世界に100種類以上のルートがあると言われていますが、簡単に説明しますと、自分の陣地の石を相手より先に無くした方が勝ち！というもの。「先を読む」「駆け引き」などの戦略、攻略が必要とされる知的玩具で、大人の脳トレは勿論の事、子供の知育にも役立つ世代を超えたシンプルなゲームです。

Hey That My Fish（それはオレの魚だ）

簡単だけど知的、見た目も可愛く収納に場所を取らないので、どこへでも持ち運べて遊べるファミリー向けのドキドキゲームです。可愛い六角形のタイルを横に8枚、その下に7枚並べ列を作り、ペンギンの部品を置きます。そしてそのペンギンを誘導してタイルを獲り、タイルに描いてある魚の合計を出し一番多く獲った人が勝ちです。ペンギンの足場が段々無くなる駆け引き、子供も大人も互角に楽しめ、日本では10年以上前から発売されています。

Spot Five(ハリガリ)

配られたカードを順番に出して、同じフルーツの合計が5になったら、それに気づいた人がベルを鳴らし、出ている全てのカードをもらう事が出来、カードを多く取った人が勝ちです。手元のカードが無くなった人はそこで脱落です。足し算や集中力の強化にもなり、シンプルですが、スリルがたまりません。小さいお子さんから大人まで楽しめるので、家族の団らん時に最適のゲームです。

Quarto(クアルト)

インテリアとしてサラッと飾るだけでもオシャレなこのスタイリッシュなゲームは、色、形、高さ、穴の有無の4つの特徴のある駒を盤の上に並べ縦横斜め、そして隣り合う四つの場所で4つ同じ形態の駒が揃ったら勝ち。その駒の選択は自分では無く、他の人が選び渡すので駆け引きが溜まりません。自分のもつ思考力を思い切り駆使し脳の活性化を図る、知的で高度さが要求されます。

I spy Eagle Eye(ミッケ)

20世紀初頭には既にあったと言われるこの絵探しゲームはカード、絵本、フィギュアなど様々なバージョンで子供から大人まで楽しまれています。今回ご紹介するのは、ゲームボード4枚（裏表使用）、カード30枚、ベル1個のセットで、カードの中にあるどれか一つが必ずボードの中にあり、それを見つけた人がベルを鳴らし答え、正解したカードが多い人の勝ち。

Scrabble(スクラブル)

アルファベットの駒をクロスワードパズルの様に並べ、ボードに書いてある点数を合計して競うゲーム。アメリカでは長く人気を博している老舗のゲームです。英単語を多く知っている人が当然有利ですが、駒の配置で得点が左右されるので、高度な技も必要です。本来は辞書は使えませんが、皆が知らない単語を調べると「本当にあるんだ！」と英単語の勉強にもなります。

Splendor（宝石の煌めき）

2014年にアメリカで発売、2015年に日本で発売され、ジワジワと人気が出ている病みつきになるゲーム。中世の人達や風景が描かれた華やかなタイルとカード、そして宝石のトークンが入っています。ルールに慣れるまでに少し時間がかかりますが、コツを掴むと数字の計算、駆け引きによって宝石を増やすワクワクが止まりません。

★ボードゲーム関連サイト

いかがでしたか？　知っているゲーム、知らないゲーム、面白そうなゲーム、試してみたいゲームは見つかりましたか？皆さんがお勧めのボードゲームがあれば、是非編集部まで教えて下さい。ご家族やお友達と夢中になって遊べるボードゲームで、この寒いシカゴの冬を乗り越えましょう！