明けましておめでとうございます。２０２１年が皆さんにとって、より良い年になりますように。普段のニューイヤーと違って、今年は自宅でのんびり過ごす方が多い事と思います。そんな時間をどう使っていますか？この時期だからこそ一人で、友達と、家族で楽しむ事が出来る映画があります。色々な方法で映画を観る事が出来る今、折角なら地元シカゴで撮影されたり関連している映画を楽しむのは如何ですか？今回の試してみようはシカゴで撮影された映画を10本ご紹介致します。

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Risky Business/卒業白書(1983)　1h39min
大学入試を控えた男子高生が、両親の留守中に企てた娼婦を呼んでの大パーティから巻き起こるほろ苦くも笑える青春映画。主演は若きトム・クルーズで彼の出世作となる。 ＜ロケーション＞ ▼ 主人公の通っていた学校 Highland Park High School ▼ 主人公の家 1258 Linden Ave, Highland Park, IL

The Fugitive/逃亡者(1993)　2h10min
ご存知映画界の王御所ハリソン・フォードが主演するこのアクション映画は、シカゴの街を思う存分に楽しめるシーンが満載です。妻殺しと言う無実の罪を着せられた医師が護送中に事故に巻き込まれその混乱に紛れ脱走し、その容疑者を鬼保安官が執拗に追い詰める。 ＜ロケーション＞ ▼ ハリソンフォードが弁護士に電話をかけるシーン Wells St. Bridge ▼ セントパトリックスデーパレードに紛れて逃げるシーン N. Dearborn St・Daley Plaza Cicic Center

Public Enemies/パブリック・エネミーズ(2009)2h20min
アメリカの世界大恐慌が暗雲低迷している頃、銀行強盗、脱獄を繰り返す男をFBIが追い詰める。そんな危うい男に引かれる美女と2人の逃亡劇は果たして成功するのだろうか？ ＜ロケーション＞ ▼ FBI捜査官が他の捜査官と出会い銀行強盗犯のジョニー・デップを探すシーン Union Station ▼ シアター外の人だかり The Biograph Movie Theater

Contagion/コンテイジョン(2011)1h46min
現在巻き起こっているコロナ禍を予言したような感染症をテーマにした映画でマット・デーモン、マリオン・コティヤールが出演している。香港出張からアメリカに帰国した2日後に女性が亡くなり、時を同じくして香港、ロンドン、東京で謎のウィルスに感染して倒れる人が続出し全世界に広がって行く。 ＜ロケーション＞ ▼ グネス・パルトロウが出張から戻り感染症で倒れた自宅 525 Woodlawn Ave, Glencoe, IL 60022 ▼ マッド・デーモンが食料などを探しに壊して中に入る家 536 Woodlawn Ave, Glencoe, IL 60022

Transformers: Age of Extinction/トランスフォーマー:ロストエイジ(2014)2h5min
トランスフォーマーの4作目、前作シカゴの惨劇から5年、テキサス州の閉館した映画館の中で眠っていたトレーラートラックが見つかり、持ち帰った男はそれがトランスフォーマーと知る。 ＜ロケーション＞ ▼ トランスフォーマーを見つけた廃墟の映画館 Uptown Theatre・4814-4816 N. Broadway Ave, Uptown, Chicago ▼ CIA長官がホワイトハウスと携帯電話するシーン Cloud Gate, Millennium Park, Chicago

Suicide Squad/スーサイド・スクワッド(2016)2h3min
スーパーマンの死後、DCコミックに登場する悪役達で構成する特殊部隊“スーサイドスクワッド”が悪党達との戦いに挑み任務を遂行する壮大なアクションシーンが話題となる。 ＜ロケーション＞ ▼ 主人公達がテロ攻撃を防御する為向かったミッドウェーシティー Chicago Down Town and Chicago River and Bridges.

Widows/ロストマネー偽りの報酬(2018)2h9min
スティーブマックイーン監督の映画。シカゴで銀行強盗に失敗し死亡した4人の犯人達の妻が、その亡き夫達のやり残した仕事を遂行する為に団結し新たな計画を企てる。 ＜ロケーション＞ ▼ 地元の政治家ジャック・マリガンの家 880 Lake Shore Dr, Chicago, IL ▼ ヴェロニカが他の未亡人達と会うホテル Waltdorf Astoria Hotel

The Trail of the Chicago 7/シカゴ７裁判(2020)2h10m
ベトナム戦争反対運動の暴動を扇動した容疑で逮捕、起訴された7人の男達の米国史上最も理不尽な裁判に立たされ、民主主義の信念を賭けて戦った実話に基づくストーリー。 ＜ロケーション＞ ▼ 沢山の警察官とデモンストレーターが立ち向かうシーン John Alexander Logan Monument ▼ 活動家達が警察署の近くの公園から出るシーン Plymouth Court and Old Dearborn Staion

Holidate/ホリデイト(2020)1h43m
ホリデーに独りで居る事に飽きた見ず知らずの男女が、これからの一年間に起こるイベントだけに同伴するインスタントカップルの約束をするが、途中で本当の愛に気が付いた2人の行方は？ ＜ロケーション＞ ▼ シーンの殆どがカナダトロントですが、ストーリー設定はシカゴとシカゴ北西部郊外で名称とMapでEvanston, Morgan Squareが出てきます。 ▼ シカゴの街の風景 Reid Murdoch Center（LaSalle St. Bridge)

The Badman/バッドマン(2022)
全米公開を2021年6月に控えていたバッドマンの新作は、コロナの影響で2022年3月公開予定となり、早く観たい！と言うファンが待ちきれない作品です。今迄の続編ではなく、今回新たに若き日のバッドマンがゴッサムシティで巻き起こる不可解な連続殺人事件を解決すべく犯人のダークサイドに立ち向かう設定になっており、容疑者として複数のヴィラン(悪役)が戦いを挑む設定となっています。そのバッドマンにはトワイライトで一躍有名となったロバート・パティンソンが演じており、どんな新生バッドマンになるのか楽しみです。 そんなバッドマンの撮影ですが、ゴッサムシティーの舞台として2020年10月にシカゴ市内で撮影が行われていました。撮影に使われた地域の鉄柱やマガジンボックスなどに貼られたステッカーが残っているかも？
＜ロケーション＞ ▼ バイクの走行シーン　La Selle St (Doun Town) ▼ パトカーとバイクなどの走行シーン　Thompson Center ▼ 抗争してパトカーが炎上するシーン　Chicago Theatre

以上10本の作品は様々なジャンルとなっていて、どれも見ごたえのある物ばかりです。ストーリーを楽しみながら、シカゴの慣れ親しんだ街や行った事の無い、知らないシカゴなどをお楽しみ下さい。 →　シカゴが舞台になった映画・シカゴで撮影された映画