12月師走となり皆さん忙しい日々をお過ごしではないでしょうか。アメリカの一大イベントの1つ、クリスマスがやってくる今月2015年も残す処あと僅か!巷ではクリスマスカラーやツリーが至る所で目に付きます。そのクリスマスに付き物のケーキ、シュトレンを ご存知ですか?
発祥はドイツでクリスマスの時期に食べる菓子パンです。パン生地の中にはドライフルーツ、ナッツが練りこまれ、表面には出来たての時に塗るバター、たっぷり振りかける粉砂糖が定番。クリスマス時期に子供達が25日を指折り数えるアドベントカレンダーと一緒に毎日少しずつスライスして食べるのが有名で、シュトレンの味わいが日ごとに旨味を増しクリスマスを待つはやる気持ちが増す事に似ていると表現されています。発祥地ドイツのザクセン州では12月の第1土曜日に巨大なシュトレンのお祭りがあるそうです。
そんなシュトレンですがアメリカでは馴染みが薄く、スーパーなどを何か所も探したところ、お店の方達でシュトレンを知っている方が少なくてびっくりでしたが、3種類程発見したのでご紹介させて頂きます。TjMaxxで見つけたKuchen
MeisterのClassic Stollenは試した中で一番大きなサイズ。さっぱりした甘さで、レーズン、オレンジなどのドライフルーツがふんだんに塗されており、ちょっとパサつく生地でした。次は、トレーダージョーズで販売されている同じくKuchen
MeisterのEdel Marzipanstollenは軽い甘さにしっとりした生地が舌触りに優しく、マジパンと言う名前がついていますが美味しく頂けました。最後一番小さなKonditorei
OebelのKolner Butter Stollenは、名前にバターと付くだけありシットリした生地にはバターが染み込み、レーズンなどのドライフルーツにナッツなどが良く合い大人の味わいでした。
そんなシュトレンですが、自宅で簡単に作れると言う事でシャンバーグにあるMrs.
Mさんが開催しているパン教室で試してきました。通常のクラスは3人から4人で行われ、パンの種類は30種類もの中から選ぶ事が出来ます。午前中のクラスのみでお友達とパッと作って終わるのが好評です。
シュトレンを作る為の材料が一通り準備されていて、そこから計量し、順番に合わせて生地を捏ねてひとまとめにした物を発酵し、形成、更に発酵をしてから焼きに入ります。この間Mrs.Mさんより丁寧な説明が入りアッと言う間に焼けたシュトレンはとっても美味しそう。自分で作るので添加物、保存料など無く安全性があり、手作りなので美味しさも増します。ドライフルーツやナッツの自然で美味しい甘さが口いっぱいに広がりました。クリスマスにまだ間に合うシュトレン作りですが、まずは予約をして作ってみるのは如何ですか?
連絡先
開催場所はシャンバーグにて
Mrs. M
tegonechicago@gmail.com
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