●シカゴで買い物：Lana’s Dazzling Desserts

あなたもこのお店の美味しいもの情報を掲示板で交換しませんか？

＜REVISIT＞
再度訪問しました。以前の記事は下にありますので参照してください。

フレンチや東ヨーロッパなどのヨーロピアンスタイルのペイストリーや焼き菓子を専門とするベーカリー、「Lana’s Dazzling Desserts」を再訪問してきました。フレンチスタイルの上品なケーキやクッキーは見た目が美しいだけでなく、素材の自然な甘さや香りを存分に生かした繊細な味わいが日本人の口にも合うと人気です。前回に取材した時よりもデザートの種類が増えていて、美味しそうなアイテムを色々と見つけましたのでご紹介します。

<Mango Mousse> ココナッツ・ダックワースの上にフレッシュマンゴーとライチ、それにマンゴームースとスポンジを重ねたムースケーキです。色鮮やかなマンゴームースは、なめらかな舌触りと香りがとても良く、フレッシュマンゴーとライチの爽やかさで上品な味わいにまとまっています。サイズは一人用のミニサイズからホールサイズまで揃っています。	<Dulce De Leche> マンゴームースと同じくココナッツ・ダックワースの上にフレッシュマンゴーとライチがのっていて、そこにキャラメルムースとスポンジをあわせています。深みのあるミルキーなキャラメルの味わいが意外にもトロピカル・フルーツに合っていて、目からうろこの美味しさ！こちらのケーキもミニサイズとホールサイズがあります。	<Chocolate Raspberry> チョコレートに相性の良いラズベリーを組み合わせたムースは、濃厚なダークチョコレートの香が良く、甘酸っぱいラズベリーの風味がアクセントにきいています。こちらもミニサイズから大きなサイズまであるので自分用にもお土産にもピッタリ。
<Marjolaine> フランス生まれのケーキ、”マジョレーヌ”はブランデーに浸したケーキの上にナッツ入りのメレンゲとコーヒー・プラリネクリーム、それにパリ風クリームを何層にも重ねた手の込んだ一品。バタークリームが思ったよりも軽い口当たりで、ナッツの香ばしさが効いています。	<Mini Pastry Tiramisu> 透明の容器に入っているミニ・ティラミスはコーヒークリームとチョコレートクリーム、そしてマスカルポーネ・クリームがきれいな層になっています。可愛らしい見た目がいいのですが、残念ながら味の決め手となるコーヒーの風味が薄く、取材班の間では賛否が.分かれました。	＜Apple Square＞ ケーキ生地の口当たりがとってもソフトなアップルスクエアは、全体的にシナモンが強すぎてリンゴの味わいが消されてしまっていたので、こちらは好みが分かれるかもしれません。
＜Lindsor Cookie＞ チェコのクリスマスクッキーとして知られる”リンザークッキー”は、イチゴジャムの綺麗な色が目を惹くかわいらしい焼き菓子です。クッキー生地はホロホロとしていて、思ったよりも柔らかく、甘さも控えめで◎。	<Fleur de sel Chocolate Cookies> ”フルードセル”というのはフランス語で天日塩のことを意味しますが、それほど塩っぽさはなく、口に入れるとチョコレートの上質な香がふんわりと広がり、一瞬で幸せな気持ちになれます。チョコレート好きには自信をもってお勧めしたいクッキーです。	<Kolacky> コラチキーはチェコやポーランドなどの東ヨーロッパでよく食べられている、クッキーのような焼き菓子です。ラズベリーとアプリコットのコラチキーは、どちらも甘酸っぱいジャムの香りがよく、サクサク感も最高。取材班イチオシのアイテム。
<Peacan Square> 大きくて四角いピーカン・クッキーはバターの風味がとても贅沢ですが、他の焼き菓子に比べるとかなり甘いように感じました。	<Hazelnut Cookie> ココアとバニラの両方が楽しめるヘーゼルナッツ・クッキーは、サクサクした食感とヘーゼルナッツの香ばしさがたまりません。甘さはかなり控えめであっさりとしているので、ついつい食べる手がとまりませんでした。	<Biscotti> 程よい硬さのビスコッティーはヘーゼルナッツがぎっしりと入っています。香ばしいナッツがポリポリと歯ごたえがよく、ざらめが付いている割には甘さも控えめなので、いくらでも食べられてしまいます。

ウェブサイトにも記載されていますが、店頭に並んでいるスイーツ以外にもっと色んなケーキやペイストリーがあり、予約注文が可能です。例えばタルトの場合、ショーケースには通常はラズベリータルトのみが並んでいますが、ウェブサイトのメニューにはアップルやパッションフルーツ、チョコレート・ピーカンなどがありますし、用途に応じたデザインケーキも種類が豊富です。ただしオーダースイーツは、最低でも7日前までに予約が必要とのことですのでご注意ください。

（02/27/2017）

＜以前の記事内容＞

Dundee Rd.沿いのRiverside PlazaにあるLana’s Dazzling Dessertsは、元ファッションデザイナーのオーナーパティシエLana Kobrinさんが情熱を傾けたデザートのお店です。美しいデコレーションが魅力の彼女のお菓子はプレゼンテーションの美しさは勿論のこと、甘さ控えめなヨーロピアン・スタイル・テイストが日本人の味覚にも良く合います。店内には10席ほどの小さなカフェも用意されているので、美しいデザートに囲まれたティータイムも楽しめます。今回はそんなラナさんのセレクションの中から、取材班がトライしたスウィーツたちを紹介します。

＜ブラックカラントのムース＞ カシスの香り、色、味が強く、口の中に濃厚な甘酸っぱさが広がります。チョコレートスポンジとの相性もバッチリ！	＜オペラ＞ コーヒー＆チョコクリームのほろ苦さがたまらない大人のお菓子。アーモンドケーキとクリームが何層にもなっている手のこんだ一品です。	＜パッションフルーツのタルト＞ サクサクした軽いタルトの上に、こんもりとパッションフルーツのカスタードがのっています。トロピカルな甘酸っぱさと幸福感が口いっぱいに。
＜ピスタチオのマカロンケーキ＞ ピスタチオのグリーンがとってもキレイなマカロン＆クリーム。マカロンはアーモンドの香りが強いので、独特のネットリとした口当たりが楽しめます。バタークリームも甘さ控えめです。	＜チョコレートムース＞ 気泡の細かい、モッチリとした口当たりのムースは、濃厚なチョコレートの味が楽しめます。中にはラズベリーが入っています。	＜ストロベリーショートブレッド＞ サクサクのショートブレッドにはさまったストロベリーの甘酸っぱさがとってもさわやか。見た目もかわいらしいですね。
＜プルーンのパイ＞ ほんのりシナモン風味のパイと、ネットリとした口当たりのプルーンが良い組み合わせ。クルミの香ばしさも加わっています。	＜クリームチーズのパイ＞ クリームチーズはレモン風味なので、とてもサッパリしています。パイにお砂糖がほとんどかかっていなかったのが逆に美味しかったのかも。

ラナさんのヨーロピアン・デザートはどれをとっても素材そのものの特徴がストレートに表現されていながら、手の込んだデコレーションの可愛らしさと、甘さ控えめで取材班も大満足。ひとつひとつは小さくて、お値段もお手ごろなので“色んな種類をちょっとずつ”なんて贅沢な楽しみ方もできますね。ウェディングケーキや、ケータリングのオーダーも受け付けているそうです。

ウェディングケーキのオーダーも	すっきりお洒落な店内
ところ狭しとならんだケーキの数々	甘さ控えめなのがうれしい