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夏になると旅行で海にいく機会や、子供さんを連れてプールに行く機会が多くなると思います。紫外線による日焼けも気になりますが、プールの消毒に使用される‘塩素’が髪や肌に与える影響も気になると思います。
水の消毒のために塩素が使われるようになって100年以上経つそうです。今でも世界的に水道水の消毒として最も有効とされていて、「消毒効果が高い」、「消毒効果の持続時間が長い」などのメリットの反面、アトピー性皮膚炎によるかゆみを悪化させたり、髪や肌のタンパク質を酸化させたりするというデメリットもあります。プールに長く使っていることで肌がかゆくなったり、髪がバサバサになったりするのはこのせいです。
さらには塩素には漂白効果があり、自然な健康な髪の毛でも脱色され茶色っぽくなってしまい、特に、ヘアカラーをされている髪は、せっかくのカラーも色あせ(退色)が早くなってしまいます、それから、髪がきしむように、解きにくくなっていき、からまって解くのが大変になってしまいます。
スポーツジムのプールに通っている方、子供さんのプールにつきあって頻繁に足を運ぶ方、学校の水泳部に入っている方で、髪を濡らすとプールの水のにおいがするようなら、塩素が髪に残っている状態です。対策としては、キャップをかぶることと、プールの後はすぐにシャワーで全身をキレイに洗い流すことをお勧めします。
帽子は髪や肌を守るためでなく、細菌やウイルスによる感染症の予防にもなります。その時シャンプーやボディーソープもなるべく自分に合ったものを選びましょう。ただし、長い間プールに浸かっていることで皮膚も髪もふやけ気味でもろくなっている状態ですので、洗い過ぎには注意してください。シャンプーには、「Swimmer
shampoo」という、スイマー専用のシャンプー&コンディショナーがいろいろなメーカーから、発売されています。塩素やクローリンの除去の目的としたもので、プールの後にはおすすめです。
夏のお出かけの後には、髪や肌のお手入れをお忘れなく。ヘアケアのご相談もユニヘアーでお願いします。
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