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最近日本のテレビや雑誌を見るとパーマスタイルが目につきます。ヘアカタログでは、ストレートのスタイルを探すのが大変なほどパーマブームで、お客様のパーマのオーダーも増えているのは確かなのですが、もう一歩踏み出せない理由に、以前失敗した経験をお持ちの方も多いからではないかと思います。ある業界誌のリサーチで、「パーマが苦手な理由は?」という質問の回答1位は「パーマで傷んだから」、2位は「パーマで老けて見えた」で、以下が「似合っていなかった」、「まとまりが悪かった」、「スタイリングが面倒だった」などでした。1、2位で過半数を超えていて、その経験がトラウマになってパーマに抵抗があるのではないでしょうか?
これは、
▼いつ頃(何年前、何歳頃)、
▼どこで(安売りチェーン店、海外の現地サロン)、
▼その時の髪のコンディション(初めてのパーマ、髪が既にダメージしていた)
などの、いろいろな状況で変わってきますが
▼いつ頃…確かに昔のパーマ液は種類も少なくダメージを伴うことも多かったのですが、ここ5〜10年でパーマ液の種類も増え、質も良くなり、技術や道具も進化していて、ダメージはかなり少なくなっています。数年前から、日本で話題だった、デジタルパーマも、第2、第3世代と改良されていますが、経験された方はよくご存知でしょうが、はじめの1〜2ヶ月はとても扱いやすいのですが、その後のダメージがひどいので、リピーターは少なく、巻き髪ブームとともに少し下火になってきています。
▼どこで…欧米の現地のサロンでパーマをオーダーすると、髪質やパーマ液の違いで「かかり過ぎ」→「ダメージ」→「修正できない」という悪循環で、そもそも欧米人のパーマの考え方は、細くペタンコの髪をクルクルにボリュームを出すためのパーマで、日本人好みの「フワッとした」という質感とは反対なのです。日本国内であっても安売りチェーン店などでは、技術も心配ですが、安い故にパーマ液の質もあまり良い物ではありませんからダメージにつながりやすいのです。
▼コンディション…初めてパーマをかけるときは、一般的に「かかりにくく、とれやすい」ので、やや強めのパーマ液を使うことが多いため、それまでのバージン毛との手触りの違いが最初気になったのかもしれません。また、ヘアカラーをしていた場合、パーマはかかりやすくなることが多く、パーマ液もちゃんとしたサロンではダメージの少ない物を選びます。しかし、ホームカラーで繰り返し間違った染め方をしたダメージ毛やブリーチをした髪にパーマをすると、パーマ液の質に関係なくひどいダメージになってしまうことが多いので注意が必要です。
今はパーマ液も技術もだいぶ進化しています。ユニヘアーでは最新の日本のパーマ液を髪質に合わせて常時10種類用意してあります。ヘアスタイルを変えてみたいという方はぜひご相談ください。次回は「老けて見えないパーマのコツ」です。
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