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今回は、育毛剤についての説明です。最近、髪が薄くなったと!気になる男性必見です。
前回に続き、「抜け毛、薄毛」対策の、生活習慣をふまえた上での、育毛剤の説明です。1月号で紹介させていただいたように、基本的な生活習慣はとても大切なことです。が、すべてを長年にわたって気にしていくことは、この現代社会ではかなり困難です。そこで気になりだした今から育毛剤などを使っていくことをおすすめします。
最初に、カテゴリー分けです。あまり気にしたことがない方が多いと思いますが、市販されているものには、「養毛剤」「育毛剤」「発毛剤」と別れていいて、さらに「化粧品」「医薬部外品」「一般医薬品」と分けられています。
養毛剤 |
頭皮と髪の毛に栄養を与え、健康に保ち、抜け毛を防ぎ、フケやかゆみを抑えるタイプのものが多いようで、「化粧品」に分類されているものが多いので、比較的若い方で、気になり始めたばかりの方の予防におすすめです。 |
育毛剤 |
血行を促進させることによって、頭皮の毛細血管を広げ、栄養を行き届かせ、髪の毛の成長を促すタイプが多く、また、皮脂の分泌を抑制してくれ今生えている髪の毛の寿命を少しでも長くすることを助けるもので「医薬部外品」に属するものが多いです。
※ 育毛剤、養毛剤は、誰にでも必ず効果が認められるものではなく「効果が期待できる」というくらいに考えていた方が良いでしょう。 |
発毛剤 |
アメリカの「Rogaine」(ロゲイン)や日本の「リアップ」などで、「一般医薬品」に分類されています。有効成分の「ミノキシジル」という、元々は血管拡張剤として処方されていたものが、副作用で、毛が濃くなるということが分かり、今では「発毛剤」として商品化されているものです。さらに、深刻な方には、「医薬品」として、医師の処方箋が必要な、男性専用の「プロペシア」という経口タイプの「発毛剤」もあります。有効成分の(フィナステリド)とは、本来は、前立腺肥大や前立腺がんの治療薬でしたが、やはり副作用で発毛が確認されて、FDAから(発毛剤)として認可されています。一日一錠を飲み続けて、ロゲインなどとの併用もできますが、服用をやめると効果も止まるそうです。使い始めて、かゆみや体調の異常がなければ、3〜6ヶ月の使用で、約90%の方に、抜け毛の減少がみられ、60%以上の方に発毛が認められたそうです。 |
薄くなった!と気づいてからお手入れを始める方がほとんどでしょうが、普段から抜け毛が増えた!とかフケが気になる!髪が細くなった!などの危険信号を見落とさないようにしましょう。もし気になりだしたら、今の症状にあった育毛剤を選んでお試しになってみてはいかがでしょうか。早めの使用がより高い効果を期待できます。分からないことがありましたら、ご質問はユニヘアーへお願いします。
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