2月になりそろそろ今年の春休み、夏休みごろの里帰り計画を立てている方もいらっしゃるかもしれません。日本に里帰りをしたときは、国内旅行もしてみたいなと思っている方も多いですよね。北海道でおいしいシーフード、長崎で長崎ちゃんぽん、沖縄でソーキそばも食べたいなぁと観光地より食べ物が先に浮かんでくる私ですが、今回はちょっと違った日本国内旅行をご紹介します。

アラスカ、カリブ海、ヨーロッパなどで大人気のプリンセスクルーズが、なんと2014年は過去最多の10コース、40本の日本周遊クルーズを運航します。クルーズで日本の美しさを再発見する旅をご紹介します。
10コースのうち大きくわけて、沖縄、北海道、九州を周遊する地域クルーズと、日本を一周するコースがあります。2013年一番人気だったコースは、北海道周遊コース。横浜から出発して、のんびりクルージングを楽しんだ後、最初の寄港地は湿原やタンチョウヅル、阿寒湖など道東の自然が楽しめる釧路。自然を体験した後は、日本最後の秘境といわれる知床半島を海から堪能します。そのまま、ロシア・サハリン州のコルサコフへ。その後は、小樽、函館、青森と南下していきます。ねぶた祭りの時期の特別コースもあります。

神戸から出港するサン・プリンセス号では、美しい南西諸島の奄美、那覇、石垣を周遊します。独特の文化、自然が残る島々では、ビーチ、文化、歴史などをお楽しみいただけます。

やっぱり日本に行ったら温泉という方は、日本の温泉地めぐりコースがお勧め。横浜から出発し、神戸、別府、鹿児島、長崎、そして韓国の済州島をめぐります。別府では湧出量日本一を誇る別府温泉、地獄めぐりなど、活火山が美しい鹿児島では、指宿砂風呂が有名ですね。神戸からは日本三古湯の一つ、有馬温泉を楽しんだ後は神戸牛のランチなどはいかがでしょうか。また、ダイアモンドプリンセス建造地である長崎にも立ち寄ります。
日本に初めて訪れる友人を招待するなら、日本古都めぐりがお勧めです。金沢、舞鶴、境港、釜山、長崎を訪れます。兼六園、永平寺などが美しい古都・金沢、赤レンガ倉庫群や日本三景の一つ、天橋立、そして京都市内までも訪れることができます。2007年に世界遺産に登録された石見銀山、出雲大社などを訪れることができる境港も訪れます。

寄港地はもちろんのこと、船の中でもお楽しみがいっぱい。ラスベガススタイルのエンターテイメントショー、カジノ、星空の下の大型スクリーン、免税店など、アメリカに行ってみたいけど遠いからなかなかと言っている日本の家族に体験してもらうのもいいですよね。プリンセスクルーズのハイライトといえば、船長主催のウェルカムパーティーの１つ、シャンパンウォーターフォール。シャンパンタワーの上から注がれるキラキラ光るシャンパンはとても美しい光景です。是非、今年の里帰りは日本のご家族を誘って、日本周遊クルーズに参加してみませんか。