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クルーズというと、豪華、年配向け・・・とイメージする方も多いかもしれません。もちろん、年齢により入れない場所などもありますが、ファミリー向けのクルーズ会社を選べば、小さなお子様でも十分にクルーズを楽しむ事ができます。それどころか、クルーズはしっかり準
備をすれば、小さなお子様と一緒に旅行する最適の方法だとも言えます。 出航地の港で一度乗船手続きを済ませば終わり。1回の旅行で複数の都市を訪れる事ができるのに、ホテルのチェックインも荷物を詰めなおす必要もなし。船の中ではすぐに行き来をする事ができるので、1人が子供を見てる間、もう一人は開いた時間を利用して、プール、カジノ、スパ、フィットネスなどを交代で楽しむ事ができます。今回は、小さなお子様連れで安くクルーズに行ける方法やクルーズ会社選び、お子様のクルーズに必要なものなどをご紹介します。
家族連れに優しいクルーズラインはディズニークルーズ、カーニバルクルーズ、ロイヤルカリビアン、ノルウェージャンクルーズ(ともにカジュアル)、ホーランドアメリカ(プレミアム)になる。以下がその主な理由。
■ ディズニークルーズ
ほぼ全客室にバスタブが設置されているだけでなく、幼児(12週〜3歳)のために託児所を備える。託児所利用は1時間$6かかり、事前にオンライン、または船に搭乗後すぐに予約が必要。ポケベルもレンタルできるので、なにかあった際にはすぐ駆けつける事ができるので安心。また、おむつが取れていないお子様でも楽しめるMickey's Splash Zoneと呼ばれる映画”ファンタジア”をテーマにした噴水型プールも。スイムダイパーを利用すれば小さなお子様も十分楽しめます!
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カーニバルクルーズ船上デッキ |
■ カーニバルクルーズ
クルーズ会社の子供プログラムは、殆どのクルーズ会社では3歳から参加可能ですが、カーニバルは2歳から無料で預ける事ができるのが魅力。またおむつも持参すれば交換してくれるのでトイレトレーニングが終了していないお子様も大丈夫。子供を預けてショッピング、スカイダイビング、シュノーケリングなどの寄港地でのアクティビティーの選択肢が広がります。(正午から数時間はお昼休憩のため預けられません)夕食時も、子供が大好きなメニューが用意されて、食事と遊びを提供してくれますので、1日だけは夫婦でロマンティックディナーを楽しむ事もできます。また2歳未満の場合、午後10時〜午前3時は有料の託児所があり。またFAMILY PLAY TIMESと呼ばれる時間は、託児所が開放されますので、自由にお子様と一緒に遊ぶ事ができます。
■ ロイヤルカリビアンクルーズ
客室内で個別にベビーシッターサービスを提供する少ないクルーズラインの1つ。12ヶ月以上の幼児が対象、1時間$8の料金がかかる。(船内で要予約。また数に限りあり。世界最大22万トン”オアシスオブザシーズ号”では、6ヶ月から預ける事ができる託児所があり)また、12ヶ月〜36ヶ月の幼児のために、FISHER-PRICEと提供したマミー&ミークラスを提供。(45分間のセッション、保護者同伴)。おもちゃや他の子供と一緒にお子様の発育を促すようなアクティビティー、運動、朝のストローラー散歩など、普段の生活と同じようにお子様と一緒にクルーズが楽しめます。
■ ホーランドアメリカクルーズ
ベビーシッターサービスが午後10時〜午前12時まで。1時間8ドル。(それ以外の時間に関しては要相談)。また乳児用のミルクフォーミュラ(1缶15ドル)、おむつ(1枚1ドル)、離乳食(1瓶1ドル)などのベビー用品を前もって注文でき、出航日に船室に届けてもらえるサービスがある。航空会社の預け荷物は有料のため、少しでも荷物を減らすコツになりますね。
■ ノルウェージャン・クルーズライン
カーニバルクルーズのように、ノルエージャンクルーズの子供プログラム(KID'S
CREW) も2歳から参加可能。ただし、おむつは取り替えてもらえません。ポケベルがレンタルでき、必要な際は知らせてくれるサービスがあり。また、フリースタイルクルージングを取り入れており、ドレスコードがありません。食事も時間制ではありませんので、お昼寝で夕食時間を逃してしまった・・・という心配もありません。
お子様を連れたクルーズ旅行が初めてな場合、思うとおりに行かない事もあります。お子様の睡眠や食事のお世話によっては、以前のような子連れ旅行ではないペースで動く事がでてきます。しかしながら、家族としてお子様と一緒に過ごせる貴重な旅行は、素晴らしい思い出を築いてくれるはずです。 お子様と楽しむ為には、船の施設やサービスのみに頼ることなく普段から慣れ親しんでいる玩具や大好きな本を持っていくようにすることで、より一層楽しい船の旅を過ごせる事でしょう。
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