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イギリスと言えば、首都であるロンドンにて、様々なものが見られます。ビッグベン(Big
Ben)、バッキンガム宮殿の衛兵交代(The Changing of the Guards)、ミュージカルや劇場を見た後、人力自転車に乗っても楽しいです。また、ハイドパークでは乗馬も初心者から体験できます。でも、本日の私のお勧めは、ロンドンの町ではありません。ロンドンのきらびやかな町ではなく、小さな田舎町コツウォルズ(Cotswold)と、温泉で有名なバース(Bath)を紹介します。
コツウォルズとは、特定な街を指すのではなく、小さな町や村を総称して呼んでいます。ブロード・ウェイ、ストウ・オン・ザ・ウォーター、チェルトナム、ウンチクーム、チッピング・カムデン、カッスル・クーム、バイブリー、と町や村がたくさんあります。以前私が行った時は、日帰りで日本語のバスツアーがあり、バスで次々とコツウォルズ内の街や村へ移動できるので、便利でした。特に衝撃を受けたのは、チッピング・カムデン(Chipping
Campden)と言う町でした。屋根は茅葺きで、レンガが蜂蜜色と印象的な街並みで、童話に出てくる様な景色でした。町を歩いていると、蜂蜜色のレンガでできたトンネルがあり、歩いていくと、そこには窓から明るい光が、そして窓際にはたくさんの色鮮やかなペロペロキャンディがありました。その町でちょうどお昼を食べたのですが、私が訪ねたお店の雰囲気がとても良く、天気も良かったので、外で生クリームを塗ったスコーンと、かおりの良いアールグレイで素適な午後のひと時を過ごせました。
■www.chippingcampden.co.uk
お次はバースを紹介します。バースと言えば、何と言ってもローマンバース博物館(Roman
Baths Museum)が有名です。日本人の様に、イギリス人も古く昔は温泉に入っていたと考えると、親しみを感じます。当時は、サウナやプールがある大浴場として築かれていました。夜のライトアップされたローマンバースも素適です。夕暮れ時には、ロイヤルクレッセント(Royal
Crescent)がお勧めです。半円形に建てられたビルディングが夕陽に当たって黄金色になります。建物の大部分は、ホテルやアパートとして一般の方が住んでいますが、一部は博物館として見学が出来ます。日が暮れたらポツポツとお店に明かりが灯る、パルトニー橋(Pulteney
Bridge)に立ち寄るのもお勧めです。橋の上に喫茶店やお土産屋のお店があるので、気軽に立ち寄ってはいかがでしょうか?2006年8月にバースにできた、サーメ・バース・スパ(Thermae
Bath Spa)で実際に温泉に入って、旅の疲れを癒すのもいかがでしょうか?浴場に入浴する際は、水着に着替える必要があります。バースの街を見渡せる屋外のプールもあります。サーメ・バース・スパには「ニュー・ロイヤル・バス」や「ホット・バス」、「クロス・バス」といった天然温泉を使用した4つの浴場を備えています。
■www.cityofbath.co.uk
■www.romanbaths.co.uk
■www.thermaebathspa.com
次回、またバースへ行けるときは、ぜひ私もサーメ・バース・スパに行こうかと思っています。疲れも癒せて、観光もできちゃう、まさに一石二鳥ですね。
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