前回ご紹介したマイアミ。もちろんお日様をたくさん浴びてビーチでくつろぐのもとってもマイアミらしい楽しみ方ですが、まだまだ夜も元気という方はマイアミでしか味わえないナイトライフに挑戦してみましょう。
　
まずはサルサ。キューバ革命後、キューバからマイアミに続々と人々が脱出してきたのち、彼らが最初につくったコミュニティー、リトルハバナ。ここにはローカルなキューバ移民たちが集うサルサクラブがあり、本場のキューバンスタイルサルサが楽しめますが、観光で行かれる方に便利なのはやっぱりマイアミビーチ。カリブ系レストランが食事提供終了後、テーブル、椅子を片付けレストランがダンスフロアーに生まれ変わるというパターンがほとんど。観光で来ている初心者からプロ級な人たちまでみんな明るいラテンリズムに乗りながら開放的なマイアミで我を忘れて踊れます。なかにはフリーレッスンを受けられるところもあるので要チェックです。白いスーツできめているアントニオ・バンデラスばりのお兄様から「Shall we dance?」のお声がかかるかも。
　
ダンスは見るだけでいいや。という方にはOcean Ave沿いの Open Barからガンガン流れてくるラテンミュージックにつられていくと、バーのカウンターをお立ち台にしたお姉さんたちがセクシーに踊っているのが見られます。見るだけならタダと通りがかった観光客たちはそれにつられて自然に身体を動かしはじめます。なんともオープンな雰囲気なので普段、踊りは苦手。という方でもこの際！ということでこころゆくまでマイアミ・ラテンナイトを満喫しちゃいましょう！
　
ラテンミュージックに慣れてくると普通のクラブミュージックも恋しくなるもの。マイアミといえば、パリス・ヒルトン、パフ・ダディー等、セレブの遊び場です。マイアミビーチのクラブにはこうしたセレブ行きつけのクラブがあり、たまにイベントも行われています。流れる音楽もかっこよくリミックスされていて、シカゴのクラブが田舎に感じてしまうかも。来ているお客も皆張り切っておしゃれをしているのでこの際思い切ってセレブになりきってマイアミナイトを楽しむのはいかがでしょうか。
　
ダウンタウンにも、マイアミポップスを代表するグロリア・エステファンが経営のレストランがあり夜はラテンクラブになります。屋外にもフロアーがあるので夜のマイアミを眺めながら熱い風を浴びられます。
　
番外編としてゲイの人たち専用の男性クラブもございます。かっこいいお兄さんたちが溜まっていると思いきや、女禁のクラブ。かなり興味はありますが選ばれし者が楽しめるクラブです。それにしてもゲイの人たちは女性が振り返るほど、おしゃれで格好いいのはなんででしょう・・・マイアミの男性はかなりレベルが高いので目の保養にはいいですね。
　
以上、前回に続いてラテン・ラテン・ラテンのマイアミ、夜の楽しみ方をご紹介させせて頂きました。夏は暑い観光地のローシーズンということもあり航空券、ホテルも比較的お安くご提供することができます。まだ夏休みの計画を立てていない方、ぜひマイアミも一つのプランに取り入れていただきご相談ください。