2-2007 |
「Once
is Never Enough」 コロラド Vail |
|
冬は暖かい南のビーチで避寒するのも良いですが、やはりウィンター・スポーツを楽しみませんか?日本でオリンピックが開催された長野や北海道などでスキーやスノーボードを楽しまれた方々も、やはりアメリカといえば、ロッキー山脈で挑戦してみたいはずです。ということで、今回はスキー・スノーボード初級者はごめんなさい!あの有名なコロラドでパウダースノーを楽しみましょう。
一度でもベイルを訪れるとその深い魅力に取り付かれる人が多くいます。 とても「一度だけではわからない」し「何回訪れても飽きさせない」のです。さすが全米No.1の究極のウィンター・リゾートです。まずは正面の地図では右端のライオンズ・ヘッドからゴンドラに乗って山の中腹まで上りましょう。4時以降は無料になるゴンドラはキャビン内に照明と暖房が付いているので凍える心配はいりません。到着したら、そこはアドベンチャー・リッジとなっていて、巨大なチュービングヒル(雪の滑り台)、アイススケートリンク(当然レンタルスケート完備)、新しいスノースポーツのスノーバイク、そしてガイド付きスノーモービルツアーが楽しめます。前面だけでも何日も飽きる事なく遊び尽くせますが、絶対に見逃せないのが後面の9つあるバック・ボールです。無駄無く配置された高速リフトで短時間で十分な標高差を滑ることが出来ます。インストラクターの数も質ももちろん充実しているので、家族連れの方には、子供はうまくなるし預かってもらって自分達は楽しめるし、と重宝されています。何か物足りなくて、これだ!というスキー場をお探しの方にとてもオススメです。
ここで食べ物についてですが、やはりスキー場のレストランは日本と同じく高めです。しかしせっかくなので、休憩にでもオススメのレストランをご紹介します。地図でいうと左側の山の頂上にあるトゥー・エルク・ロッジは見ないと損です。1度山火事にあい、焼き崩れてしまったのを車も機械も入る事が出来ず、木も運べないはずですが、奇跡で建て直された歴史あるロッジです。周りの森林は保護林に指定されているので、伐採する事はできません。ケアされた、素晴らしい森林の中の、壮大で豪華な建物は中に1歩踏み入ると同時に偉大感を与えてくれます。しかし、たまにはサンドウィッチなどを持参して、最高の天気の下、ロッキー山脈の景色を見ながらのランチはいかがでしょうか。こちらではよく、キャメル・バッグ(水などのドリンクを入れるリュック)を持参しているスキーヤーを見かけます。広すぎて中々水分補給できる場所に着くのに時間がかかる、という事もありますが、標高が高いので水分補給はこまめに取りましょう。
シーズン初めなど、急にスキーやスノーボードをすると筋肉痛に翌日悩まされると思います。そんな時は、ちょっと車でベイルから離れるとある温泉プールで癒しませんか?オススメはグレンウッド・スプリングスにある全米1大きい温泉プールです。ロッキー山脈をバックに入る温泉は、疲れた筋肉を癒すには格別です。マッサージなどのサービスも併せて息抜きに寄ってみて下さい。
ベイルは山から降りた後の街でも楽しませてくれます。オーストリアはたまたスイスのリゾートを彷彿させるベイルヴィレッジを中心に250軒以上のお店と100軒以上のレストランがアフタースキーを充実させます。常にスキー場業界をリードして新しいリゾートライフを提供している究極のウインターリゾート、ベイル。滑りやすいスキー場と落ち着ける魅力ある街の絶妙なコンビネーションです。Once is Never Enough、ベイルへ行ってみませんか?
●得々情報●
デンバーのロッキー山脈をイメージした、一日にアメリカ国内、世界各国から300便以上が到着する国際空港からベイルまでは車で約2時間かかります。インターステートハイウエイ70号線にのったままでベイルにアクセスできますが、途中、大陸分水嶺をまたぐラブランド峠とベイル峠の2つの峠を越える約200kmのドライブは飽きることを知りません。デンバー国際空港からベイルまではコロラドマウンテンエキプレスという事前予約が必要の定期シャトルを利用するのが便利です。料金はお一人片道$68です。チップもお忘れなく。シーズン料金などもありますので、ホテルのご予約なども併せて旅行会社にお問い合わせ下さい。
|