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カリブ海に浮かぶ、アフリカ的な色彩が色濃く残る個性の強い国、ジャマイカ。最高級のコーヒーの原産地であるブルーマウンテンを始めとする山脈が連なり、そこから約120の川が海に注いでいます。島の北海岸は美しい白砂のビーチ沿いにリゾート地となっており、南側はビジネス、経済の中心地として、近代的なビルやオフィスが集まっています。
では、ジャマイカをエンターテインメント別に紹介します。まずは、1960年代にジャマイカで誕生した新しいジャンルの音楽、レゲエを楽しみましょう。シンプルですが力強く、ゆったりしていますが心に響く音楽。
ボブ・マーリーは皆さんもご存知の通りキング・オブ・レゲエで、12歳の時に父親が亡くなってから首都キングストンに移り住み、彼の音楽的な基盤を作り出しました。市内には彼の博物館や国立美術館、町の背後にはブルーマウンテンがそびえ、ボブ・マーリーのファンならずともジャマイカらしい風景を堪能できます。
次に、やはり美しいカリブ海で遊びましょう。ビーチに適したスポットはモンテゴ・ベイ、オーチョ・リオス、ネグリルなどのリゾートホテルのプライベートビーチになっている事が多いです。この中でも特にオススメは、モンテゴ・ベイのドクターズ・ケーブ・ビーチとコーン・ウォール・ビーチのパブリックビーチです。ドクターズ・ケー
ブ・ビーチは透明度が抜群で、鉱泉が水源と言われています。それからとっておきのオススメが、キングストンから行く事が出来るライム・キーという無人島です。沖の無人島だけあって、ビーチはとにかく美しいです。また、透明度の高い浅瀬はシュノーケリングに最高です。
とにかくマリンスポーツ!という方、ダイビング・スポットは、島がリーフに囲まれているため多々ありますが、モンテゴ・ベイやオーチョ・リオスが簡単に楽しめるでしょう。
それからダイビング以外で是非楽しんで頂きたいのが、オーチョ・リオスで楽しめるダンズリバーの滝登りです。ジャマイカ観光最大の目玉として、周辺に幾つかある滝の中でも一番壮観です。滝の一番下がビーチとなっていて、そこから皆で手をつないで滝を登っていきます。トロピカルな森の中での水遊びは格別です。
また勇気のある方は、ネグリスのリックス・カフェに行ってみませんか?夕日を見るベスト・スポットとして以外にも、カフェの奥のブルーホールは透明度抜群の天然プールで、10mくらいの岩の飛び込み台があるので、飛び込みに挑戦してみてはいかがでしょうか?
ジャマイカはゴルフコースも充実しています。モンテゴ・ベイに4ヶ所、キングストンに2ヶ所、オーチョ・リオスに2ヶ所と8つあり、いずれもチャンピオンシップコースとなっています。展望もバッチリで、のびのびとプレイが楽しめるでしょう。ゴルフ三昧を楽しみたいなら、モンテゴ・ベイのトライオールのゴルフリゾートがオススメです。
他にもテニスや乗馬も楽しめるなど、アクティビティが充実のカリビアンリゾートの筆頭、ジャマイカ。カリブの美しい自然に解け合ったパワフルなアフリカン・スピリッツを感じずにはいられません。リゾートでゆっくり過ごすのもよし、トロピカルジャングルの中で遊ぶのもよし、ダウンタウンでジャマイカのライブな生活を楽しむもよし、と楽しみかたは色々のジャマイカに一度、いや何度でも訪れてみてはいかがでしょうか?
●得々情報●
ベスト・シーズンは熱帯地域で年間を通して暑いですが、12月から4月にかけては降水量が少なくなり蒸し暑さも多少解消されます。ただし、欧米からの観光客が集中し街も活気に溢れますが、宿泊料金が20〜40%アップするために予約も取りにくくなります。計画は早めに立てましょう。
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