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日本でも人気が高い微笑みの国、タイ。日本の学生の卒業旅行でもかなり定番になっています。アメリカからですと遠いのが難点ですが日本にストップオーバーして旅行される方も多いようです。ちょっと時間に余裕のあるそんなあなたにタイの穴場を紹介します。
タイの玄関口はなんといっても首都バンコクです。この街全体にエンターテイメントが凝縮されていて飽きることがありません。荘厳な寺院にチャオプラヤー川での舟旅、タイ舞踊鑑賞にムエタイ観戦、ブランドショッピングやアジアングッズのお買物、アクロバティックなタイマッサージや格安エステ、南国のフルーツに辛甘酸っぱいタイ料理。あなたのスケジュールはすぐに盛り沢山になるでしょう。遺跡に興味があるなら、地方のアユタヤやスコータイやチェンマイに行けばきっと知識欲を満たしてくれるに違いありません。
でもそんなハードスケジュールに疲れたら、タイ南部のビーチリゾートで癒されてみませんか? ポピュラーなプーケットやサムイも魅力的ですが、思う存分ボーッとするのにおすすめなのがサムイ島の北にちょこんと浮かぶ『タオ島』です。
ダイビングのメッカとしても知られるこの島の魅力はやはり綺麗な海とビーチです。こういう場所に来たら是非『何もしない贅沢』を味わってください。やはり旅は現実逃避?ですから・・・。とは言ってもアクティブな方も必ずいるはず。シュノーケリングでも美しいサンゴ礁を楽しめますが、ここまで来たらダイビングに挑戦してみて下さい。ここタオは放浪中のバックパッカー達がふらりと立ち寄ってダイビングにはまり、思わずライセンスまで取ってしまう場所でもあるんです。1日に2本潜っても5000円程度、ライセンスを取るのも2万〜3万円程度と格安ですし、日本人のインストラクター常駐のショップもあるので安心。装備も全部レンタルできるので楽々。海の中は地上とは全くの別世界です。海中をゆっくりゆっくり泳ぎ進むのは不思議な事にまるで空を飛んでいるような錯覚を覚えます。色とりどりのトロピカルな魚達の他、時にはカメやサメとも遭遇。運がよければジンベエザメにも会えちゃいます。泳ぎ疲れて昼寝をして、涼しい夜になったら雰囲気の良いレストランでゆっくり食事を取り、マットレス付きの三角枕に横になって、波音を聞きながらリラックスする。これぞ『至福の時』ですね。
そんなわけで、日本に帰るついでに皆様も是非「アメージング・タイランド」にも足を伸ばしてみてください。
● 得々情報
シカゴ発でタイの含めたアジア行きの航空券は、時期にもよりますが日本行きのチケットより安く購入できることもあります。ただしその安いチケットは席の数が限られている為、早めに予約されることをお奨め致します。
ホテルも予算に合わせて自由に選べますが、うっかり予約し忘れても? 大丈夫。バンコクのカオサン通りというバックパッカーが集まる安宿街に行くと1泊500円〜1000円ぐらいで泊まれる宿がゴロゴロしています。たまにはそういう場所に泊まって放浪者の気分を味わうのもいいかも?・・・しれません。
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