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シカゴのエンターテイメント雑誌としてお馴染みのぷれ〜り〜誌を発行しいるMGAのご好意で住むトコ.COMにぷれ〜り〜誌のバックナンバーを掲載させて頂く事になりました。
2016年8月 夏休み最後のおでかけに!
ミルウォーキー特集

夏休みもラストスパート、楽しい思い出をたくさん作れた方もそうでもない方も最後に、もう1回くらいおでかけしたいな〜なんて思いませんか?今から、飛行機の予約を取ったり、遠出をするのは難しいけど、、、、イリノイのお隣、ウィスコンシン州最大の都市、ミルウォーキーなんてどうでしょうか?シカゴから、I-94を北に90分。日帰りでも十分に行ってこられる距離にありながら、シカゴとはまた違った雰囲気で、旅行気分を楽しめますよ。ドアカウンティーや、レイクジェネーバ、シックスフラッグスとあわせてのショートトリップにもお勧めです。

今月の特集、ミルウォーキーを特集したいです。と編集長に尋ねたところ、前に特集にしたことあったよね?いつだったっけ?と言われ、見直してみました。なんと15年前。今回、取材したところの多くは、21世紀に入ってから出来上がったところばかり。新しい魅力をたくさん発見しました。

ダウンタウンは、ミシガン湖に流れ込むみミルウォーキーリバーの両側にあり、ウォーターフロントの町らしい雰囲気がただよっています。ボートが通るたびに跳 ね橋が上がっている風景もたのしい。小さな町なので、興味のある事に絞れば、一日で十分堪能して、日帰りが出来ます。一つ一つの施設間が車で数分の距離な上に、駐車場も比較的簡単に見つけることができましたよ。

オヘア空港からから、ジェネラルミッシェル空港の間は、バスも出ているし、シカゴダウンタウンからミルウォーキーダウンタウンの間も電車が出ているので、今の暖かい季節なら車が無くてもアクセスできます。ミルウォーキーは、様々な国のフェスティバルが開かれることでも有名で、夏の間は各国のお祭りが開催されています。8月には、ウィスコンシンステートフェアに加えて、アイルランド、インド、メキシコ、セルビアのお祭りが開かれているのでそれに合わせて訪れるのも楽しいですね。ミルウォーキーのオクトーバーフェストは10月ではなく9月に行われます。

皆さんは、ミルウォーキーと聞いてまず、何を思い浮かべますか?日本人にとっては、ビールが一番有名でしょうか?ミュンヘン・サッポロ・ミルウォーキーってフレーズ、どこかで聞いたことがありますか?1958年のサッポロビールのコマーシャルのコピー文句です。いずれも北緯45度付近にあり、優秀なホップを栽培できる絶好の気候にある三都市なのだそうです。当時の日本では自由な海外渡航がまだ許可されておらず、人々の強い海外志向が、この世界ビール三大名産地のキャッチにはまり、大きな注目を集めました。

ミルウォーキーの野球チームは「Milwaukee Brewers」。本当に、ビールが大好きな地域のようですね。ドイツ移民の多いこの地域には、大小いくつかのビール工場があり、それぞれで、ツアーを開いています。

Miller Brewing Company www.millercoors.com/


というわけで、ビール工場ツアーに行ってきましたよ。ミルウォーキーのビールといえば、ミラービールをはずすわけには行かないということで、ミラービールから。ミラービールは、2008年にクアーズと合併してミラークアーズと名前が変更していました。ビジターセンターに到着したら、まずは受け付け。30分に一度ツアーが始まりますが、予約はできないので、ついた時点で空いているツアーに申し込みます。お土産を見たり、チーズヘッドをかぶって写真を撮ったりして待っていると、ガイドに呼ばれてツアーのスタートです。

まずは、 歴史を見るためのシアターからスタート。155年の歴史の間には、禁酒時代、他の会社がつぶれていく中、ルートビアーやノンアルコールの飲み物を作ってしのいでいたことや、シカゴの大火の時に、シカゴにビールを運んで売り上げを伸ばしたことなど面白い史実が紹介されていました。今も、毎日300台のトラックで出荷しているビールのうち40%は、シカゴ市内で消費されているそうで、シカゴとの結びつきは強いようです。

次に広い工場内を、瓶詰のライン、出荷の倉庫、ビールタンクの順でガイドと一緒に歩いてまわり ます。全てオートメーション化された工場は働いている人が少なくて、いかにも工場見学っという感じ。小学生の頃の社会化見学を思い出します。最後に、お待ちかねの試飲タイム。まずは、中西部で一番人気のミラーライトで乾杯した後は、好きなビールを選んでお代わりできますよ。無料で、ビールを楽しめて、社会化見学も出来るので、家族連れにお勧めです。

Lakefront Brewery www.lakefrontbrewery.com/tour

おいしいビールをとにかくたくさん飲みたい!ビールの作り方にも興味があるっていう方におすすめなのが、Lakefront Brewery。 ビールづくりに興味をもった兄弟が始めたビールづくりがあまりに評判が良く、1980年に始めたまだ新しいブルーワリーです。ナビに従っていくと、町はずれに紛れ込んだようなところに建っていますが、入ってみると広々としたレストランとなっていて、楽しいお兄さんに迎えられました。入り口で、大人9ドルを支払うと(子供無料)、木製コインを4枚とプラスチックカップをくれて、中に入ります。このコイン1枚でビールが1杯の試飲です。お 酒を飲めない人は、コイン2枚をソフトドリンクと交換できます。さらにさらに、余ったコイン2枚で、ボトルのビールかルートビアと交換できるので、余ったら、ぜひお土産に。

ここの工場見学の最大の特徴は、「ツアーが始まる前にいきなりビールが飲める」ことです。早めに到着したら、席に座ってゆっくりビールを飲みながら待ちます。ツアー中もビールを片手に説明を聞き、さらに途中でビールを補充し、飲み足りなければ、終わってから、近所のバーに行けば、ただで飲める クーポンまでもらえちゃいます。

ガイドのおじさんもビール片手に、行くぞーおい!ってな感じでのツアー。こんなにたくさんのおじさんおばさんの酔っぱらいの集団ツアー、見たことがありません! でも、説明は、面白いながらも丁寧で、一緒に連れてきた子供たちには、不評でしたが、大人には、大好評のツアーです。

ツアー後には、試飲で使ったカップをギフトショップにもっていくと、お土産にオリジナルのビールグラスまでもらえちゃうんですよ。人気のツアーなので、週末の夜などは事前予約がお すすめです。ツアーに参加するのではなく、バーとして訪れるお客もいるほど、レストランも充実しているので、早めについて、ウィスコンシンの名物料理に舌鼓を打ちながら、ツアーを待つのもいいですね。25種類あるビールのうち、ロスの国際大会で金賞を受賞したLakefront Riverwest Steinとコーヒーの苦みが絶妙にビールとマッチしているオーガニックビールのLakefrontFuel Cafeにはまってしまい、早速購入できるところをと探したところ、近所のジュエルでも、マリ アノスでも売っているのが確認できました!!

ドイツ人の多い町、ビールといえば忘れられないのがウィンナーを代表とするミルウォーキーのドイツ料理。Old World Streetは、昔ながらのレンガ造りのビルが並び、ドイツ料理では一番有名な Mader's、ミルウォーキーを代表するソーセージ屋のUsinger's、Wisconsin Cheese Mart、それにソーセージや、プレッツェルなどのドイツ料理を手軽に楽しめるバーが軒を連ねているストリートです。今回は、この通りのバーでランチとすることに。

Milwaukee Brat House www.milwaukeebrathouse.com/

もうすでに、ビールっ腹なので、軽くランチを食べようと、ミルウォーキーブラットハウスへ行ってみました。ここは、Lakefront Brewery でツアーに参加すれば、ビールを飲めるクーポンがもらえるレストランの一つです。特大プレッツェルとチーズカード、ソーセージの盛 り合わせ、ミルウォーキーホットドッグをオーダー。プレッツェルは、あまりの大きさに、食べきれるか不安になるほどでしたが、オーダーしてから焼き始める フワッ、モチッ、カリッの食感がたまりません。一緒に付けるチーズソースは、レギュラーのものとビアチーズスープの2種類。ビアチーズスープは、スープと いっているけれども、チーズソースと少しも濃さの変わらない濃厚なスープ。スープとして飲むには、濃すぎると思いますが、ディップとしては、優秀で、少しのビールの苦味とチーズのコクが程良くブレンドされていて、子供も美味しく頂きました。ミルウォーキードッグは、プレッツェルバン のうえにベーコンとソーセージ、生のオニオンとたっぷりのチーズソースがかかっています。見るからにカロリーたっぷりなのですが、食べるのを止められな い!!ケチャップなどつけなくともおいしくて、子供が今までで一番おいしい!って叫んだほど。

Wisconsin Cheese Mart www.wisconsincheesemart.com

腹ごなしに、向かいのウィスコンシンチーズをのぞいて見ました。店内には、600種類以上のチーズが並んでいます。その多くに、サンプルが用意されているので、次々に試食して、お気に入りを見つけました。チーズって、なかなか新しい味にチャレンジしにくいですが、ここなら安心。店員さんも親切に相談に乗ってくれましたよ。チーズは、常温でも数時間なら平気ということで、旅の途中に買っても安心です。多くのお客さんが、後日オンライン注文して、リピーターになっていると聞いて納得。

Milwaukee Art Museum http://mam.org/

今回の特集の下調べをしていて、一番気になっていたQuadracci Pavillion を見にミルウォーキー美術館へ。2001 年に完成したこのホールは、セールボートをイメージしつつ動きや変化を表現しようと、最新の技術と昔からの技を融合してできている不思議な形で、それ自体が最大の美術品となっています。なんと、羽のように広がっている部分が夜になったら閉まるんだそう。映画トランスフォーマーのオフィスシーンでも使われたことでもわかるように、とってもクール。

今回、美術館デビューの子供たちを連れて、ちょっとドキドキしながら訪れたのですが、シカゴ美術館に比べると こじんまりしていて、特に有名な作品があるわけではありませんが、現代から古典まで様々な時代や場所のアートを手軽に見ることができるため、子供たちもあきることなく、本物の芸術に触れることができました。子供の入場料が無料なのもうれしい。とはいっても、3万点の作品が並んでいるので十分に見ごたえがあります。ティーンのために、スケッチを体験できるコーナーがあったり、子供のコーナーでは、ごみを使ったアートの展示が並ぶ中、リサイクル素材を使って、実際にアートを作ってみようというコーナーがあったりと、アートを身近に感じて、参加できる工夫がなされていました。

Wheel Fun Rentals www.wheelfunrentals.com

美術館から、 一歩外に出るとそこはミシガン湖の目の前、あまりの気持ちよさに、湖岸沿いを歩いてみました。ピクニックセットを持ってきて、6人乗り自転車を借りている家族や、ジョギングを楽しむ人など思い思いの時を過ごせそうです。北に1マイルほど歩いたところには、11人乗りまである!自転車やセグウェイを借りれる お店Wheel Fun Rentals があります。また、すぐ先には、ボートやカヤック、ペダルボートが借りられる同系列のお店もあるので、次回は、お弁当を持って行ってみたいです。もう少し北まで歩けば、ビーチにもたどり着くのですが、先を急ぐ私達は、今回は断念。砂浜を見たら動かなくなる子供たちをつれてましたから。

Harley Davidson Museum http://www.harley-davidson.com

1903年に創業のハーレーダビッドソン社。ミルウォーキーから始まったというのは知っていても、ミュージアムがあることは知らない方もおおいのでは?それもそのはず、2008年7月に きた、まだまだ新しい施設です。建物は、ステンレスステイールの壁に、コンクリート。まさに、建物から現代アートです。ここでは、106年の歴史とバイクの変遷を一度に見ることができます。バイクに興味がなくってもぜひ一度訪れてみてください。

自転車に手を加えて作られたハーレー第一号から始まる歴代のモデル、名車、3輪車などの珍しいモデルや、戦争中に使われていたものなど、本物のハーレーを心行くまで堪能できます。コンピューター上で、カスタムバイク を作って自分のメールにおくったり、映画やレースのシーンをみたりと様々な角度から見るハーレー。見るだけではなく触ってみたい!という皆さん。最後には、9台のバイクが並んだコーナーがあり、心行くまでまたがっていただけますよ。子供たちは、夢中になって乗り比べていました。キッズコーナーでは、レプリカのバイクと一緒に、変身セットも置いてあります。カメラをお忘れなく。

 

St.Paul Fish Company (Milwaukee Public Market)http://www.stpaulfish.com/
ww.milwaukeepublicmarket.org/

シカゴに住む友人がミルウォーキーまでご飯を食べるためだけに行くって聞いて、紹介してもらったのが、こちらのマーケットにあるSt.Paul Fish Companyです。8年前に、公費で立てられたこの建物の中には、沢山のおいしそうなお店がつまっています。ワインにチョコ、チーズ、香辛料、お肉、お惣菜、ケーキなどなど、パーティーの準備は全てそろいそう。目指すお店は、その一角にある魚屋さんです。

レストランも併設している魚屋さんで、手軽にクオリティの高いシーフードをいただけます。ミルウォーキーのベストシーフードにも選ばれているこちらのレストランにて、友人の一番のお 勧めアジアンツナサンドイッチと、今日本でも話題のロブスターロール、それに丸ごと一匹楽しめるロブスターディナーをオーダー。アジアンツナサンドは、ステーキのように焼き具合を聞かれて、ミディアムレアとリクエスト。中は生のマグロのまんまでジューシーなマグロの身がしょうゆベースのたれとすししょうがで味付けされて、バンズとも良くあい意外な美味しさです。ロブスターロールはびっくりする程たっぷりのロブスターの身がまろやかなマヨネーズベースのソースであえてありました。 お土産に持って帰りたい美味しさです。最後に、ロブスターディナー。たった、15ドルのディナーなのに、1パウンドほどのメイン州のライブロブスターがシンプルに蒸されて丸ごと一匹出てくるなんて、うれしすぎます。

マーケットなので、ファンシーなお店ではないし、夜も8時にはしまってしまいますが、もし近所にあったら、通い詰めてしまいそう。他にも日替わりで、キングクラブディナーや、オイスターバーもあります。シカゴでも高くて、美味しいシーフードレストランを見つけることはあっても、気軽に食べられる本格シーフードレストランはなかなか無いと思うので絶対お勧です。

いかがでしたでしょうか?大人も子供も楽しめる、週末にふらっと行ける近場のバケーションスポット、ミルウォーキー。夏休み最後のショートトリップにいかが?


 
     
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