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シカゴのエンターテイメント雑誌としてお馴染みのぷれ〜り〜誌を発行しいるMGAのご好意で住むトコ.COMにぷれ〜り〜誌のバックナンバーを掲載させて頂いております。
2015年10月紅葉巡りも、冬の小旅行も手軽にいける!
シカゴに一番近いリゾート
レイク・ジェネーバ特集

今回ご紹介するレイクジェネーバは、もともと19世紀の中頃にシカゴ有数のお金持ち達がこぞって大豪邸やサマーハウスを建てた避暑地として知られるエリアですが、最近では街をあげて秋から冬にかけてのエンターテイメントやイベントを充実化したことで、中西部有数のホリデイ・シーズン・リゾートとして見直されています。シカゴからはクルマで一時間半ほどなので、今のシーズンなら自然たっぷりの美しい紅葉巡りをはじめ、リゾートならではの各種アクティビティーを日帰り感覚で楽しめます。また、サンクスギビングやクリスマスシーズンにもイベントが目白押しですので、これからの小旅行プランに検討してみてください。

秋のレイクジェネーバ

日帰りの紅葉ドライブ

ウイスコンシン州のドア・カウンティーやミシガン州のアッパーミシガンなど、中西部には有名な紅葉スポットが数多くあります。ただ、その美しい紅葉を楽しめる『秋』がとても早足に過ぎてしまうので、遠方にある人気エリアの場合はプランが立てにくく、紅葉が一番綺麗な時期を逸してしまう事もしばしば。その点、近場にあるレイクジェネーバであれば、事前に予定を立てていなくても思い立ったその日に日帰りで紅葉ドライブに出かけることが出来ます。

9月末から10月の後半にかけて、レイクジェネーバの街はどこを訪れても美しい紅葉と大自然を満喫できますが、中でも編集部がお勧めしたいのは、地元の人たちにスネークロード』と呼ばれるルートです。この道は、ウイスコンシン州の運輸省が景観の美しい田舎道として厳選した『Wisconsin Rustic Roads』にも選ばれているローカル道路で、レイクジェネーバのダウンタウンからクルマで10分ほどの所からアクセスできます。ニックネーム通り、横にクネクネとしているだけでなくアップダウンの多いカントリーロードなので、クルマの運転が好きな人にとってはとても魅力的なドライビングルートです。銀杏の樹々が織りなす息をのむような絶景をはじめ、小高い丘から見下ろす湖の景色も最高。しかも、スネーク・ロードの終点に到達しても、更に道なりにジェネーバ湖の周りを一周する事もでき、そこからはヨットハーバーや、格式のある古い洋館風のホテル、壮厳と立ち並ぶ豪邸の数々と、どこまでも広がっていく田園風景など沢山の見どころがルート沿いに溢れています。ついクルマを停めて大自然の中でコーヒーブレイクを取りたくなるのですが、近くにカフェなどは殆どありませんので、魔法瓶に温かいコーヒーをたっぷり入れてお出かけになるのをお勧めします。

このジェネーバ湖一周ドライブでは、注意していないとうっかり見過ごしてしまう大切な場所があります。それはあのアインシュタイン博士が相対性理論を証明する為の実験を行った事で知られるヤーキス天文台(astro.uchicago.edu/yerkes/)です。19世紀末に建造された古めかしくも雄大な展望台は今日も立派に稼働しており、大自然の中に佇む姿は天体ファンでなくても魅了されます。世界最大の屈折望遠鏡のあるこの天文台では年間を通してツアーも行われているので、興味のある方は訪問の前にスケジュールをご確認ください。そして、湖一周ドライブの後半には、ジェネーバ・イン(genevainn.com/)という湖畔のホテルで一息つくのがも勧めです。暖炉のあるロッジ風のロビーは週末ドライブにぴったりの雰囲気。湖のパノラマビューが楽しめるレストランでの有名なディナーも良いのですが、屋外のパティオからの眺めが本当に素晴らしいので、秋から冬にかけて訪れる際には、ディナータイムよりも早い時間に、ちょっとしたティーブレイクに訪れるのもお勧めです(夏はサンセットがとっても綺麗なのでディナータイムがお洒落です)。ちなみにジェネーバ湖は一周が全長21マイル程度なので、時間に余裕のある人たちはハイキングルートとしても楽しんでいるそうです。

ジェネーバ湖の一周ルートなら既に経験済み!という方にお勧めな別の紅葉ドライブルートも紹介しておきましょう。ルート50を使ってレイクジェネーバの街に入る直前に右側に出てくるBack Roadという道を近郊の街ライオンズまで北上するルートです。こちらのルートは約6マイルと短めですが、丘を越え、谷を越え、まさにあの童謡『ピクニック』のような道程がとても新鮮です。途中にはかなりシャープなカーブがあったり、パノラマに広がる絶景があったりとこちらもドライブに持ってこいのルート。近くにリゾートエリアのグランドジェネーバがあるので、ドライブからの帰りにグランドジェネーバのお洒落なレストランで食事をしたり、カフェで飲み物を楽しんだりすることもできます。

そして、ドライブもハイキングもしたくな〜いという貴方にお勧めなのはレイクジェネーバ・クルーズライン(www.cruiselakegeneva.com/)の遊覧船を使ったツアー。10月いっぱいは毎日紅葉と湖畔の豪邸巡りツアーが行われていますが、その他にも日曜日の朝にはシャンパン・ブランチ、金曜日の夜にはジャズを聴きながらのディナークルーズも企画されています。ボートに乗っているだけで、のんびりと素敵なサイトシーイングを楽しめるので、不精(?)な方にはぴったりかも。

週末の小旅行先としてのレイクジェネーバ

その近さゆえに日帰りできる手軽さが嬉しいレイクジェネーバですが、週末をかけてゆっくりと楽しむ、いわゆる『ウィークエンド・ゲタウェイ』の目的地としても適したデスティネーションです。宿泊には、小さなお子さんがおられるファミリー層であれば屋内ウォーターパークや子供用の施設が充実している高級リゾート、グランドジェネーバ内のティンバーリッジがお勧めですが、もう少し大人っぽい小旅行を楽しみたい方々には情緒豊かで温かみのある「B&B(ベッドアンドブレクファスト)」がお勧めです。B&Bというのは日本でいう所の民宿のような感じで、オーナーさん達が趣向を凝らしたロッジ風のものから大豪邸をリモデルしたゴージャスなものまで多様なスタイルが訪れるものを魅了してくれます。レイクジェネーバはそんなB&Bが多く、中にはとってもロマンティックなものもありカップルの間で人気を博しています。

『ウィークエンド・ゲタウェイ』であれば、スタジオ・ワイナリー(www.studiowinery.com)でローカルワインのテイスティングを楽しんだり、小さなお子さんのいるご家族ならペッティングズーもあるダンシング・ホースシアター(thedancinghorses.com/)で、軽妙に踊る馬たちのダンスショーやサーカスを楽しんだりといったエンターテイメントを楽しむこともできます。また、冒険好きな方には最近日本でも人気の出てきたジップライン(ワイヤーロープに設置した滑車で森の中を一気に滑降するド迫力アクティビティー)はいかがでしょうか?美しい色鮮やかな樹々の生い茂る森の中でまさにターザンが空を飛んでいるような気分を味わえます。(Lake Geneva Canopy Tours: www.lakegenevacanopytours.com)

また、ゆっくり自分のペースで自然の中のサイクリングを楽しみたい人にはレンタル自転車のお店も複数ありますし、自転車をこぐのが疲れるという人の為にはスクーターのレンタルもお手頃価格で用意されています。その他にも乗馬や、馬車に乗っての紅葉めぐりなど、レイクジェネーバでしか楽しむことのできない一味違ったツアーも数々用意されているのですが、折角なのでゴージャスなツアーを楽しみたいという方にはエリア一帯を熱気級に乗ってめぐるコースもあります。実際に気球ツアーを楽しんだ方に感想を聞いたところ、遠方のリゾート地に行く飛行機代を節約した分で一生に一度の素晴らしい経験をしたと上機嫌で答えてくれました。(Lake Geneva Balloon Company: lakegenevaballoon.com)

勿論、リゾートと言えばゴルフ。レイクジェネーバの多くのリゾートホテルはゴルフ場を併設しており、その殆どがゴルフダイジェストで4スター以上の評価を受けているチャンピオンシップコースですが、中には初心者向けのコースもあります。

冬のレイクジェネーバ

クリスマスシーズンこそレイクジェネーバで!

シーズンを通していつも何かのイベントを行っているレイクジェネーバですが、特にクリスマスなどのホリデイシーズンはかなり充実しています。毎年11月の終わりになるとグランド・ジェネーバ・リゾート内の200万個以上の電球を使ったイルミネーションが点灯され、華やかなクリスマスツリーやジンジャーブレッドハウスなど季節を彩るデコレーションの数々がゲスト達を出迎えてくれます。そして、12月初めにダウンタウンで行われるクリスマス・パレードを皮切りに、年末までの間、ホリデイシーズンを祝うイベントが至る所で催され、街はクリスマス一色になります。

そんなレイク・ジェネーバですが、最も力が入っているのはやはりこの辺りで最大のリゾート、『グランド・ジェネーバ』です。このシーズンになると総面積なんと1300エーカー(東京ドーム113個分)を誇る敷地内のいたるところで『クリスマス・イン・ザ・カントリー』というテーマのもと、素敵なホリデイイベントが繰り広げられています。 

グランド・ジェネーバ・リゾート
ウイスコンシン州に五つあるトリプルAの4ダイヤモンド・リゾートの一つ。
部屋数は全部で355あり、高級レストランも併設、ゴルフ場も二つあり、勿論スパ、フィットネスセンターも充実。室内・屋外ウォーターパーク&プール、テニスコート、子供用レクリエーションセンター、スキー・スノーボード場、スケートリンク、そり、乗馬、馬車など施設の充実度はレイクジェネーバでナンバーワン。


クリスマス・ポートレイト(ミュージカル)
クリスマスがテーマのハートウォーミングなミュージカル。シーズン中はほぼ毎日二回の公演が行われており、大人も子供も、家族でもカップルでも楽しめます。エミー賞を受賞したプロダクション会社が演出している人気の高いショーなので要予約です。

ジンジャーブレッドハウスのディスプレイ
毎年このシーズンになると地元の人達による手作りジンジャーブレッドハウスの出品があり、優秀作品の展示が行われます。たかがジンジャーブレッドハウスと侮るなかれ。プロの芸術家は勿論、プロ顔負けのアマチュアや子供達による作品は、どれもクオリティーが非常に高いことで知られています。ディナー前の待ち時間などに家族で見ていると心がホッコリしますよ。

サンタクロースと朝ごはん
小さな子供なら誰しも大喜びをしてしまうサンタと一緒の朝食バフェ。パジャマでの参加も大丈夫なのでサンタやエルフ達と一緒に可愛らしい写真撮影をどうぞ。

サンタとエルフの音楽パフォーマンス
土日にはサンタとエルフによる音楽パフォーマンスも行われます。もちろん子供たちはサンタさんにプレゼントのオネダリもできますよ。

エルフがサンタへの手紙を取りに来る!
特に取材班が気に入ったのがこのエルフ・メイル・ランと呼ばれるイベント。ホテルのロビーに設置された特別な郵便ポストを使ってサンタさんに手紙を書くと、毎日午後4時に二人のエルフ達が集荷に訪れます。遠くの方からコソコソと手紙を取りに登場するエルフ達がとっても可愛いいんです!もちろん子供と一緒の写真撮影もオーケーです。

この他にも子供達には夜のストーリータイムがあったり、大人用にはスペシャルティータイムが用意されていたりホリデイ気分を盛り上げてくれます。また、グランドジェネーバは敷地内にスキー場、スケート場もあるのですが、中でも子供たちに大評判なのが通常のスキー場では禁止されている『そり』を思う存分楽しめるそり遊びパーク。勿論そりはレンタル可で、ホットチョコレートもついてきます。スロープは緩やかですが、距離がかなり長いので小さな子供さんだけでなく大きなお子さんにも大好評です。

●ホリデイシーズンが終わった後でもこんなに楽しい!

クリスマスが過ぎた後でもスキーやスケート、クロスカウントリースキー、スノーモービルなど沢山のアクティビティーを楽しめるレイクジェネーバですが、このシーズンの一番の目玉イベントは毎年2月に行われる盛大な雪像彫刻大会(www.usnationals.org)。この時期には街をあげてウインターフェストという祭典も行われるので見どころ満載です。また、レイクジェネーバの近郊の街Delavanでは氷上で巨大な立体凧をあげるイベント、スカイサーカス・オン・アイスも同時期に開催されています。(delavanwi.org)

レイク・ジェネーバの簡単ガイド

思い立ったが吉日!レイクジェネーバへはそれくらい気軽に行ける事こそが魅力の一つですが、訪問前にリサーチをしたいという方は、観光協会の公式サイト(www.lakegenevawi.com)から電子版のガイドブックを閲覧する事が出来るのでご利用ください。また、レイクジェネーバの街の中心にビジターセンター(201 Wrigley Dr, Lake Geneva, WI 53147 電話:(800) 345-1020)がありますので、到着したらまずはそこを訪れてみるのも良いでしょう。

★リビエラ・ドック
ビジターセンターから歩いて行けるリビエラ・ドック(船着き場)は、レイクジェネーバのナンバーワンお写真スポットです。建物の前には可愛らしい天使の見守る噴水があり、季節ごとに美しく手入れされたフラワーガーデンが市民の憩いの場となっています。ジェネーバ湖を遊覧船で観光できるボートツアーの発着地としての機能だけでなく、色んなお土産屋さんや食べ物屋さんなども入っているなどちょっとしたショッピングセンターにもなっています。建物の西側にはビーチ、左側にはヨットハーバーがあるなど、景観の良い観光ポイントです。

★ダウンタウン:ショッピング・ディストリクト
リビエラドックから1ブロック北に行くとMain Stがあり、この周辺がダウンタウンと呼ばれています。ブティックや小物屋、アンティークストア、レストラン、カフェなどが軒を連ねているのですが、富裕層のサマーハウスが多いエリアという事もあって、高級な家具屋やブティック、ギャラリー、宝石店などが多いのも特徴です。また、観光客用のギフトショップも多いですが、レイクジェネーバの客層を反映して他ではあまり見ないような品質の良いユニークなギフトを扱っている小物店も多いです。中でもお勧めなのはDelaney Street Mercantile(www.delaneystreet.com)というとてもチャーミングなお店。有名なムラーノ島のヴェネチアングラスや、タペストリー、タイルアートなど、多種多様なギフトアイテムが所狭しと陳列されています。

★レストラン
リゾート地としてだけでなく、多くのビジネスマンの集まるコンベンション・タウンとしての顔も持っているレイクジェネーバでは、ファミリー向けのレストランから、ロマンティックな高級イタリアンをはじめ、400種類以上のワインリストのあるステーキハウスなど、色んなジャンルのレストランが集まっています。ここでは編集部が選ぶ朝、昼、晩の三食ベストセレクションをご紹介します。

朝食
★Simple Cafe simplelakegeneva.com
黄色や緑、オレンジの配色がとてもポップな印象を与える明るいお店で、自分の家の近所に引っ越してきて欲しいと思うくらい味のクオリティーの高さが光ります。リゾート地の朝ごはんなので、ちょっとお洒落なものを食べたいという方にはリンゴジュースを使ったシロップがさっぱりとしたアップルフレンチトーストがお勧め。もともとブリオッシュのフレンチトーストなので生地に牛乳、バターと玉子がふんだんにつかわれている贅沢な一品です。酸味の利いたりんごもたっぷりのっていてボリュームもあり大満足間違いなし!また、エッグサルドゥというルイジアナのクレオール料理もマストアイテム!トーストしたクロワッサンの上にアーティチョーク、ほうれん草、マッツオレラチーズとパルメジャンチーズの入ったクリームスピナッチ、その上にはさらにポーチドエッグをのせてオランデーズソースをかけたエッグ・ベネディクトのような一品なのですが、オランデーズソースはほんのり酸味があってスパイシー。カリッと焼いてあるクロワッサンは、クリームスピナッチがのっているおかげで食感が柔らかく仕上がっていてグッド。ポーチドエッグがとろとろ&まろやか、おまけにコクもあって美味しいです。この他にもガッツリと食べて一日の活力をつけたい方にはコリアンBBQのどんぶり物も。ポーク・ショルダー、ブラウンライス、マッシュルーム、ブロッコリー、もやし、ケール、などが入ったビビンバップのような一品で、すべてがすでに混ぜ合わせてあり、一番上にはとろとろの玉子がのっています。ポーク・ショルダーのお肉はしっとりとしていてぱさつきもなく、とにかくいろいろな野菜が入っていてヘルシーなところが嬉しい限り。ブラウン・ライスの食感も固すぎず、素材の一体感もばっちりです。

昼食
★ Popeye's on Lake Geneva www.popeyeslkg.com
メイン観光スポットであるリビエラ・ドックの真ん前という絶好のロケーションもあっていつもお客で賑わっているロティサリーチキンが有名なお店。屋外の巨大なグリルで豚やチキンの丸焼きを見せてくれたり、子供達を楽しませる為にテーブルにマジシャンやバルーン・アーティストが回ってくるなどエンターテイメント性も高く、船着き場を思わせる凝ったインテリアも合わせて観光客相手のテーマレストランとしては不可欠なポイントを全ておさえています。ただ、惜しいのは食事が「まあまあ」だということ(笑)。決して『まずい』わけではないのですが、名物メニューのロティサリーチキンやコブサラダ以外のディッシュは本当に「まあまあ」なんです。ただ、この二つの名物メニューのクオリティーは高いので、このお店では目移りせずにこの二つだけを食べに行くくらいのつもりで行きましょう。

ディナー
ロマンティックに決めたいなら Ristorante Brissago
カジュアルに家族で楽しみたいならTuscan Tavern & Grill
味、雰囲気、サービスの全てを網羅しているのが、グランドジェネーバ内にある高級イタリアンレストランRistorante Brissago。新鮮なホタテを香ばしく焼き上げて、上にトリュフ味のはちみつとパンチェッタを添えたPettine Di Mareや、子牛肉をフライパンでしっかり焼いたものにヤギの乳で作ったペコリーノチーズとマッシュルームのリゾットを添えたSaltim Boccaなど、口に入れた途端に思わず感嘆の漏れてしまいそうな料理は秀逸です。おまけにリゾートホテル内のレストランという事もあってサービスも細部まで完璧。ただ、キッズメニューも用意されているので子供連れでも大丈夫ではあるのですが、やはりかなりの高級感にお子様が小さい方なら気兼ねしてしまう可能性も。その点、ダウンタウンのすぐ傍にあるTuscan Tavern & Grill は家族連れで賑わっているので肩肘をはらずに食事が楽しめます。中でも表面をさくさくカリカリに焼いたクラブーケーキは中の蟹肉の部分がしっとりと仕上がっていて美味。柔らかくてジューシーなリブアイも風味が豊かでオススメです。

●特別チョイス!
歴史好きな方には大豪邸Baker Houseでのお食事はどうですか?
レイクジェネーバは、全米歴史保全ナショナルトラストの『歴史的に特徴のある街並』の一つに選らばれたこともあるくらい歴史的にも価値のある建物の宝庫。例えば、リビエラ・ドックからのボートでしか行くことのできないブラックポイント・エステートもその一つで、1887年にドイツ移民のビール王コンラッド・シープが建てた3階建てのビクトリア調のサマーハウスは家具やインテリア、アンティークの品々が全て当時のままに保存されており、この家を巡る3時間のツアーは全米のトップ10ホームツアーにも選ばれているほどです。

そんな大豪邸で実際に宿泊したり食事をしたりできるのが1856年に建てられたマックスウエル・マンションと1885年に建築されたベイカーハウスです。どちらも当時のままに装飾された超ゴージャスな部屋に宿泊する事ができるだけでなく、マーク・トゥエインが『金ピカ時代』と呼んだ19世紀後半のアメリカを象徴する豪華なダイニングエリアでお食事ができます。ベイカーハウスの地下には禁酒法時代に使われていた密造酒のバー、所謂スピークイージーまであるので気分が盛り上がります。

あまりにも近すぎて意外と良く知らないリゾート地レイクジェネーバですが、是非地の利を活かしてこれからのシーズンのプランに組み込んでみてください。

 
 
     
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