夏休みもいよいよラストスパート。ようやく夏らしい気候になりましたが、シカゴの夏、楽しんでいますか?日本は今年もとっても暑いようですが、やっぱり日本への帰国はどんな季節でも楽しみですよね。待ちに待った日本への一時帰国の時、限られた時間の中で、生きたいところやりたいことがたくさんありますよね。子供もいるし、どこに行こう?何からしよう?っていつも迷います。出発前に、やることリスト、買い物リストを作っておいても、はやる気持ちは同じです。せっかくなら一日で、いくつかの用事をすませたい!ですよね?今月は、子連れでも楽しめる日本のおすすめスポット&グッズ特集です。
人でいっぱいの都心から少し離れた多摩地区には、自然豊かなプレイエリアと、十分に場所をとって作られたショッピングエリアを併設している街が多く、子供も大人も満足すること間違いなし。まずは、最初におすすめするのは
多摩動物公園駅。広〜い山の中にゆったりと作られた多摩動物公園は、動物の自由な姿を展示できるようにと、檻でなく壕で仕切られており、のんびりくらしている動物たちをゆっくり見学。園内は、スカイウォーク・タワーを渡るオランウータンの群れや、虎、オオカミなどアジア各地の動物がいるアジア園、コアラ、カンガルーが見られるオーストラリア園、ライオン、キリン、シマウマ、アフリカ象などが見られるアフリカ園、一年中蝶が舞う中を散策できる昆虫園に分かれています。世界で初めて開始したという「ライオンバス」は、1ヘクタールのエリアに暮らすライオンたちの間を生肉が付けられたバスがぐるぐると周り、目の前でライオンが肉を食べる様子が見られます。サファリパークに行かなくてもあの迫力のライオンが体験できるんですよ。園内はすごく広いのですが、無料のシャトルバスが運行しているので、歩くのつらい・・・という方でも大丈夫。また、8月にはサマーナイトという夜間開園の日もあるので、これもおすすめです。
駅前には、もう一つおすすめのスポットがあります。それは、京王レールランド。2013年10月にリニューアルオープンした新しいテーマパークです。京王沿線の町並みのジオラマの中を、実際の運転台を使って鉄道模型で運転したり、150インチの大画面を前に色々な走行をして本当に運転している気分になる運転体験やミニ電車は男の子だけでなくても夢中になること間違いなし。実際に使用されていた車両でドアの開閉操作や車内放送を送ることができる車掌体験、井の頭線プラレールを使い放題遊びまくることができるコーナーや、京王電鉄社員からの挑戦状のクイズステーションなど充実しています。ちびっこ用にも子どもが電車目線で動き回れるをコンセプトに、ボールプールや滑り台が楽しい「アスれーるチック」。制服を着て写真を撮ることもできます。大人は、昔の車両を見て、床が木だったり、扇風機だったりするので、なつかし?!と感激です。電車が大好きな「鉄」さんばかりが楽しめる施設かと思いきや、2、3歳の子どもも楽しめるのはもちろん、特に鉄道に興味のない方でも、シュミレーターとかジオラマは面白い!し、車両展示は懐かしい!や、変化にびっくり!でした。
二つ目におすすめしたい街は、立川。駅ビルとしてグランデュオとルミネがあり、さらに駅前に伊勢丹、高島屋がある、というデパート充実タウンです。ロフトとハンズビー、さらに最近駅前にIKEAもでき、ますます注目を集めている立川駅周辺には、ユニークで気になる施設がそろってます。朝一番に散歩がてらに訪れたいのが、昭和記念公園。夏にはプールも開かれているこの広大な公園は、巨大なふわふわトランポリンや、飛んだり跳ねたり寝そべったりも自由な日本一大きなハンモック、大きな遊具や滑り台、大きな竜が何体も口を開くドラゴンの砂山など、一日十分遊ぶだけの遊具がそろっています。ボートやレンタサイクルもあるし、公園にはバーベキューガーデンも。あらかじめ予約しておけば手ぶらでオッケー。材料も道具もすべて用意してもらえる、らくちんバーベキューです。ハンバーガーではなくて、焼き肉やシーフード、焼きそばの日本流バーベキューは懐かしいのでは?
もちろんレストランも園内にあります。
公園で思いっきり遊んで疲れたら、立川駅からはちょっと歩きますが、立川市が運営している立川まんがぱーくへどうぞ。たっくさんのマンガとともに500冊の絵本がそろっている施設では、時間制限なしでおもいっきり漫画や絵本が楽しめます。大人400円子ども200円で一日読み放題です。中は、すべて畳敷き。小上がりがあったり、押し入れのような小部屋があったり、好きなところで好きな姿勢でマンガを楽しめます。カフェは、しぼりたてオレンジジュース、ベーグル、カレーがおいしかったり、ホットケーキ(90円!)やラーメンなどは冷凍のものを自分でチン!これが予想外においしく、しかも安い!
日本の文化のいろいろな面での素晴らしさを体験できます。マンガを家にいるようなリラックスした環境で楽しんでほしいと作られた、たくさんの押し入れみたいなスペースで親子でゴロゴロできるし、絵本もあるから小さい子連れでも楽しめます。ここでお父さんと子供たちに待っていてもらってお母さんは駅にあるルミネでお買い物なんてどうでしょう?
家族みんながハッピーな時を過ごせること間違いなしです。
せっかくここまで足を延ばしたのなら、斜め向かいにある、5本指靴下の専門店ラサンテにもぜひ行ってみてください。5本指ソックス、はいたことありますか?
履きにくそう・・・と思っていたのですが、一度履くと癖になること間違いなし!足の指がサラサラだし、指が自由に動ける感じ。大きな大きな靴下が目印のこのお店は、赤ちゃん用から大人までいろいろなサイズ、いろいろなデザイン、いろいろな素材のものがそろっています。スポーツの種目別用のものやストッキング用、におい対策なんてのもそろっています。一般的な靴下屋さんでも取り扱いが増えてはいますが、ここほどの品ぞろえは見たことありません!アメリカへのお土産にもよさそうですよね。ネットでも店舗があるので、行けない方も一度覗いてみてください。
3つ目のおすすめは吉祥寺。住みたい町ナンバーワンで有名ですが、子どもと一緒に訪れるのもおすすめです。ここも、パパと子どもたちには遊んでもらっている間にママはお買い物がとってもしやすい街なんです。ドラマや漫画にも度々登場する井の頭公園は吉祥寺駅からもすぐで、大きな池やボート、「ガラスの仮面」にも出てきた舞台が有名ですが、井の頭自然文化園という名前の動物園があることを知らない方も結構いるようです。1949年に来日した象の「はな子」や、放し飼いですぐ近くまでやってくる「リスの小径」、色々な動物に加え、メリーゴーランドやティーカップのある小さな遊園地エリア、ブランコやシーソーなどがある遊具エリアがあり、小学生位までなら楽しめそうです。意外とおすすめなのが、園内でランチを食べること。園内には「はな子カフェ」があり、ぞうさん弁当や焼きそばなどがありますし、吉祥寺でおいしいパンや焼き鳥を買ってきてもいいですよね。テーブルとベンチもたくさんあるので、ゆっくり座って食事ができます。
雨の日やすごく暑い日など、外にいられない日はコピス吉祥寺がおすすめ。小学生未満の子どもたちが遊べるキッズスペースのすぐ横には、飲み物やおむつの自動販売機もあり、授乳室、おむつ交換台のあるベビールームもあります。様々なキャラクターの専門ショップが立ち並ぶフロア、子ども服やおもちゃのフロアとともに、家族でファッションを楽しめるショップがたくさんあります。吉祥寺東急も子供と一緒に出掛けるにはおすすめのデパート。世界中から優れたおもちゃを集めたおもちゃ屋さんのボーネルンドの中には遊ぶところが設けられていて、靴を脱いでのんびり商品を試すことができます。ミキハウスの広い店内にもおもちゃを試すスペースと、離乳食から置いてあるカフェがあるので赤ちゃんと一緒でも大丈夫。屋上にはトーマスやアンパンマンの乗り物や遊具があって、小さい子供をつれた家族でにぎわっています。屋上には、カフェやペットショップもあり、ビール片手に遊ばせているお母さんの姿もちらほら。
もちろん、吉祥寺といえばスタジオジブリがあります。前売り券を買わないと入れませんが、井の頭公園を通り抜けていくと、かわいい案内板が見えてきて、受付には大トトロが
待っています。「迷子になろうよ、いっしょに」がキャッチコピーのこの美術館は館内の至る所にしかけが一杯。ステンドグラスやガラスのドームにポニョやキキに出会えたり、どこにも行けないドアがあったり。ここでは小さな映画館があり、ここでしか見ることができないオリジナル短編アニメーションを見ることができます。真っ暗で大きな音だし、と映画館がまだの子の、映画館デビューの場としてもおすすめです。小学生以下なら、絶対外せないのがネコバス!ふわふわボヨーンの手触りのネコバスの上に乗ったり乗り込んだり。マックロクロスケも待っています。屋上にはロボット兵。そしてあの要石。ここで「バルス!」と叫ぶか「読める、読めるぞ!」というか。
日本での滞在のもう一つの楽しみといえばお買い物。どれをアメリカに持って帰ろうか、頭を悩ますところです。そんな中、子供のためにこれを持って帰ってはっていうおすすめをいくつか。小さな頃から、「ねるねるね〜るね!」と魔女があやしげな粉を混ぜるCMが気になっていました。食べた記憶がない・・・けど、すごく印象深くて。その進化版がいろいろ出ているのです。
クラシエでは「ねるねるねるね」と「ポッピンクッキン」「ハッピークッキン」などのシリーズがでていて、それぞれ水を入れたり、電子レンジをちょっと使うだけで、楽しくお菓子を作ることができます。「たくさんのドキドキ・わくわくを感じてほしい」「豊かな創造力を育む」と知育菓子と名付けられています。おすし、おべんとう、ドーナツ、ケーキ、お弁当のスパゲティなどを、粉と水を混ぜるだけでいろいろな形に作っていきます。しかも、保存料、合成着色料は使っていない!「ねるねるねるね」の色が変わるのも、PHによって色が変化する色素の性質を利用しているとか。科学の勉強にもなっているそうです。一番難しいのがおすし。いくらを一粒づつ、絞り出して作るのです!
作る人の器用さと忍耐が必要かも・・・おべんとうはパンダの形のおにぎりが本当にごはんのテクスチャー。ナポリタンは絞り出しが太くなりすぎて、パスタじゃなくて海老フライになってしまったような。でも、なんとなくいまどきのかわいいお弁当ができあがります。1番簡単で、見栄えがするのがケーキ。ピンクと白のクリームさえ作ればあとはデコレーションするだけ。ねりきゃんランドは、まだ自分で水を混ぜるのが難しい小さい子向け。5色の柔らかいねんどのようなあめが入っているので、自分で好きな形を作ったり、型にはめたりして楽しんだら、食べるだけです。子どもの年齢や器用さ、一緒に作る大人の器用さと丁寧さに合わせて商品を選ぶ必要がありますが、我が家では1歳から10歳の子どもたちが大はしゃぎしながら楽しみ、お互いに作ったものを見比べたりアドバイスし合ったり、交換して味見をしたりと、コミュニケーションツールとしても大活躍でした。食べ物で遊んじゃダメでしょって、言っている親も一緒になって楽しい時間を過ごせること間違いなし。アメリカのお友達のお土産にしたり、次のパーティーの小道具としてぜひ。
ここ数年大ヒット中の文房具と言えばフリクションシリーズ。ボールペンなのにこすると消せる!というペンは、文房具界に衝撃を与えました。仕組みとしては特殊なインクを使っているので、こすって摩擦熱が60℃以上になるとインクの色が無色透明になるのです。消える、という特性があるので、郵便や証書など、大切なものには使えませんが、スケジュール帳やノートのメモなどボールペンを使う大抵の場面には問題なし!どころか、ちょっとまちがえちゃった、汚く書いたのを書き直したい、なんて言うときにきれいに消えて書き直せる、ことの気持ちよさといったら、快感!!と言ってもいいくらい。ちなみに、お出かけ先で子どもがお絵描きしたがるときにもおすすめ。手持ちの紙、必要なものだとしても、消せるから。と、フリクションのペンについて熱く語りすぎてしまいましたが、このインクを使った商品が次々と。まずは色鉛筆。色鉛筆できれいに消せるものって、他にはあんまりないんです。ところがこれは、消すといっても消しゴムで削る訳ではないので、きれいに消えるし、消しゴムのかすも出ない。はみ出たところだけを消したり、塗ったところを消すことで模様や線を入れたりすることもできます。つづいては、カラーペンやサインペン。小学生高学年女子位になると、カラフルなサインペンをたくさん持ちたがったりします。イラストを描いたり、友達との手紙のやり取り、授業のノートをとるのも、いろんな色を使ってみたり。そんな女子たちにおすすめなのがこのサインペン。黒いサインペンを一本持っておくと、名前ペン代わりにも使えます。油性じゃなくても大丈夫なところなら、書き直せるメリット、大いにありますよ。成長に合わせて変化する子どもの洋服収納のラベリングにぴったりです。蛍光ペンもあります。子どもの場合は勉強用かな、と、思いますが、これも、やたら引きすぎてどこが大切かわかならなくなっちゃった、とか、勢い余ってとなりの文字まで引いてしまった、とかいうときにきれいに消せるの、本当にうれしいです。そして、スタンプ。今出ているのは、手帳に押すような形で、全6色30種類。飲み会、給料日、出張、なんて大人向けのものが多いですが、学校、OK、ハート、スマイル、泣き顔などは子どもでも連絡帳やお手紙、手帳などに大活躍しそうです。
飛行機、電車、バス、移動中の子どもたちをいかに楽しませるか。いろいろ知恵をしぼって準備しますよね。目新しいおもちゃをいくつも隠し持っていてちょこちょこ出しましょうなんて、よく言われていますが、あんまり高いものや大きいものは用意できないですよね。そんな中、うちで活躍中のおすすめをいくつかご紹介。モスバーガーのワイワイセットでもらった、モッさんのまほうのおえかきボード。おえかきボードならおえかきせんせいが有名ですし、砂鉄のタイプは100均にも売っていて、それも活躍中です。でも、このモスのおまけのものは砂鉄のものよりも細かく鮮やかに書けたり、指紋をおしてそれで絵を描いたりできるので、なかなか優秀なおまけなのです。おまけは、シーズンごとに代わるのでこれを手に入れることはできないと思いますし、ここのおまけは、ウェブサイトで確認できないのが残念なのですが、知育玩具のような使えるおもちゃのことが多いので、日本に言ったらぜひチェックしてみてください。また、うちの子供たちが帰ると楽しみにしているのが、マクドナルドのハッピーセット。日本に行ってまでマック?って思いますが、おまけが日本の流行のものなので、子供たちは大喜び。ミニミニのテレビゲームだったり、仮面ライダーのフィギュアだったりと、おもちゃの質も日本の方が上のようです。出発前の成田空港でおもちゃをもらって飛行機に乗り込んでもいいかも。
もう一つ、移動用おもちゃの入手先で欠かせないのが、100円やさん。100均にはいろいろなワークブックがでています。薄くて安くて、色々な種類があるので、100均にいく時、良さそうなのを買っておきます。出かけるときに1、2冊バッグに放り込んでおけば、騒ぎそうなったら新しいものを見せて、興味を引くことができますよ。1〜2歳からでもシールブックなら楽しめます。このページに貼ってほしいのに!なんていうことは思っても、子どもがやりたいようにやらせてあげて。ダイソーでは種類が本当に豊富。かおアートブック、初めてのチャレンジの「かくの(はる、きる、おる)だいすき」は2歳くらいから。「幼児のおえかきシリーズ」は3歳くらいからで、おえかきやめいろ、ちえ、とけい、などがそろってます。ちなみに、「大人のドリルシリーズ」なんていうのもあって、小学校で習った日本語、漢字、算数、社会を尋ねる問題集や脳トレ、ペン字練習帳、もあるから、大人が暇つぶしするためのネタとしてもぴったり。女の子には、折り紙もいいですが、昔懐かしの着せ替え人形はいかがでしょう?
ミニバージョンでかさばることがなく、手で切り離すことができるお人形と洋服は、飛行機の中の長時間の移動も静かにしてくれるはずです。
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