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シカゴのエンターテイメント雑誌としてお馴染みのぷれ〜り〜誌を発行しいるMGAのご好意で住むトコ.COMにぷれ〜り〜誌のバックナンバーを掲載させて頂く事になりました。
2004年6月BBQ RIB特集

 

シカゴはその昔『HOG BUTCHER TO THE WORLD』と呼ばれたほど屠殺場が沢山あり、その異名通り世界中に豚肉を送り出してきたそうだ。シカゴの食べ物というとスタッフド・ピザやホットドッグが直ぐに浮かぶかも知れないが、そんな背景の中で育まれたシカゴのバーベキューリブにはこだわりを持っているファンも多く、お店の種類も無数に存在する。そこで今回は郊外を中心にシカゴにある色んなBBQリブのお店を紹介していこう。

BBQリブ基礎知識
バーベキューとは華氏190度から250度でゆっくりと肉をスモークする事を言う。燻す為に使われるのは炭だけでなく、ヒッコリーやメープルなどのウッドチップを使うこともある。大切なのは『時間』で、通常BBQリブを燻す時は最低でも3時間半、天候によっては5時間以上をかけて低温で燻す。焼いている時にソースを付けて焼くかどうかはレストラン次第だが、やはり焼く前にソースを染み込ませてあるお店のBBQの方が美味しい。ただし、ソースを染み込ませると、少しでも温度が高くなると焦げ付いてしまうので、慎重に温度管理をするのがレストランの腕の見せ所だ。

肉の種類・切り方
ベイビーバック:小豚の背中から取った曲がったロイン肉
スペアリブ:豚の骨付きバラ肉のことで、最も旨みのある部分
セントルイス・リブ:スペアリブと似たカットだが、前バラ骨の部分とわき腹肉を取り除いたもの
リブティップ:セントルイス・リブをつくる際にスペアリブから取り外した小さな肉を使ったリブ

ソースの種類
ドライラブ:グリルする前に肉にすり込む塩と調味料のミックス
キャロライナ・スタイル:味は薄めで酸味のあるスパイシーソース。
カンザスシティー・スタイル:ちょっと甘みがあり、スパイシーで濃い目のケチャップベース・ソース
メンフィス・スタイル:ドライラブをかなり使ったスモーキーなソース
テキサス・スタイル:それほど甘くなく、チリのせいでピリリと辛目。

バーベキューリブの食べ方
大抵のお店ではウエット・ティッシュが付いてくるが、これは食後に手を拭くためのものなので食前はトイレで手を洗って良くすすごう。この備え付けのウエット・ティッシュは、結構香水のニオイが強いものが多いので折角のリブのフレーバーが台無しになってしまうからだ。

BROTHER’S RIBS
豚は右の腹の方が柔らかい!?

あの有名なネーパービルのリブ・フェストで入賞したお店がパラタインにあると聞きつけ、取材班は早速お腹をすかせて足を運んでみた。Brother’s Ribs(758 W Euclid, Palatine, IL / 847-776-7427)というそのお店はハーパー・カレッジの近くにあるショッピングモール(EuclidとQuentinのコーナー)の中に入っていて、外観は単なるテイクアウトのお店。でもお店の中に入ると全米各地で行われたコンテストの入賞記念バナーがいくつも垂れ下がっているのに驚くことだろう。

リブには骨からポロポロ取れる柔らかいタイプと骨にシッカリと張り付いているのを引っ張りはがすようなタイプの2種類があるが、ここのリブ($17.99)は前者。お店の人によるとその骨離れの良さの理由は豚の右側のバラ肉だけを使っているからだそうで、農場で育ったオーナーが幼少時から見てきた飼育用の豚がいつも左の腹を下にしていたので、絶対右側の方が柔らかいというのが彼らの説だ。本当かどうかは分からないが、このお店のリブが柔らかい事には間違いはない。

そんな柔らかい肉もイケるのだが、なんと言ってもこのお店のリブの特徴はそのソースにある。秘伝のソースは甘すぎず、スパイシーすぎず、まったりとしてちょっと酸っぱいところがなんとも美味しい。また、基本はテイクアウトのお店なので、気軽にランチタイムに行けるところも嬉しい。ランチメニューについてくるコールスローは大のコールスロー好きの取材者Aを唸らせたほどの味で、それだけの為に足を運んでもいいほど。それに骨のついていないリブティップもなかなかいける。ただし、逆に言うと店が小さいのでディナーにはあまりむかないかもしれないが、色んなディナー・セットが用意されているので、それをテイクアウトして仲間と家でワイワイ楽しむのもいいだろう。

ポイントはまったりとして、ちょっと酸味のある美味しいソース ランチメニューについてくるコールスローも美味しいよ。

Famous Dave’s
全米の賞を総なめにしたナンバー1フランチャイズ

バーベキューリブのフランチャイズと聞いて『Famous Dave’s』が直ぐ浮かぶ人はなかなかのBBQ通だ。1994年にミネソタのヘイワードという片田舎に第一店舗目を開いて以来、創設者のデーブ・アンダーソンは全米各地の色んな賞を総ナメにして、今や80以上のフランチャイズをアメリカ中に持っている。シカゴにも14店ほどあり、今回我々取材班はパラタイン(1101 East Dundee Road /847-202-2213)のお店を訪れた。インテリアは板張りで、南部の小屋っぽい感じ。店内には所狭しと変な看板やサインが取り付けてあるのが特徴だ。このお店のリブはシカゴ・スタイル・ベイビーバック($17.99)とセントルイス・スタイル($16.99)の二種類があり、シカゴスタイルの方がスパイシーで柔らかいが、賞を取っているのはもっと肉厚のあるセントルイス・スタイルの方だ。両方食べたが、はっきり言ってシカゴスタイルの方は食べる必要はない。決してまずいわけではないが、それくらいセントルイス・スタイルの方が数倍美味しかった。表面はカリカリに焼いてあるので香ばしく、肉厚のあるお肉はジューシーで柔らかい。ソースとの相性も抜群だ。ただし、表面がカリカリの為に皮がドライ気味になってしまうので、それは好みの分かれる所かも知れない。また、このお店の面白いところはテーブルの上にソースが全部で5種類も置かれているところ。甘みのあるものからかなりスパイシーなもの、そしてスモーキーなものまで多種多様だ。一通り試してみたが、取材班の間では酸味があり、胡椒の風味が効いているTEXAS PITというソースと、マスタードの風味が面白い変り種のGEORGIA MUSTARDが人気だった。家族連れの為に子供用のメニューも用意してあるので是非ご家族で楽しんで頂きたい。

余談だが、アルコールを飲めない人はこのお店のラズベリー・レモネードをトライして欲しい。背の高いグラスに入っているレモネードは酸っぱ過ぎず、甘すぎず、さっぱりしているのでちょっと重たいリブにとっても良く合うドリンクだ。また、このお店はサイド・ディッシュもなかなかいける。特にちょっとポテトスキンっぽいFAMOUS FRYはホクホクしていてビールのおつまみにベリーグッド。

1994年に開業以来全米の賞を総なめにしたFamous Dave’s シカゴスタイルは普通かな。 表面がカリカリで肉厚のあるセントルイス・スタイルはジューシーで柔らかい。(

Carson’s
シカゴNo.1の聞こえも高い著名人ご用達のお店

2003年にFOOD NETWORKにも取り上げられたCarson’sをシカゴのベスト・リブとしてあげる人は多い。全米のリブファンの間でも『シカゴにCarson’sあり』と言われるほど有名なお店で、マイケル・ジョーダンやジャネット・ジャクソンなどの有名人ファンが立ち寄る事でも知られている。過去の大統領の中にもシカゴのコンベンションの時にはCARSON’Sに来るのを楽しみにしていた人が多かったそうだ。そんなCarson’sはシカゴエリアに4店あるのだが、今回はDEERFIELD(200 North Waukegan Road, Deerfield, IL 60015/ (847) 374-8500)のお店に行ってみた。駐車場に停めて車を降りた途端に頬っぺたが落ちそうになるくらいイイ匂いが編集部を襲った。うお〜!と期待に胸が高鳴るほどの芳香だ。中に入るとレンガ造りのフレンドリーながら落ち着いた雰囲気の中で殆どみんながリブを食べているのに驚かされた。それも老いも若いも一人でドデカイWHOLEサイズを食べているのだ。

テーブルに通された我々は早速その仲間入りをする事にした。普通のお店では何種類かのスタイルのリブがあるのだが、ここ、CARSON’Sではベイビーバックリブ($19.95)しかない。給仕がうやうやしく持ってきてくれた時の最初の印象はただひたすら『デカい!』の一言。大きなお皿からはみ出さんばかりにドーンと置いてあるのだ。しかもサイドディッシュ(こちらも大きい)は全部別のお皿で出てくるので、お皿に乗っているのはリブだけだ。それなのにその存在感たるや。。。などと考えるより先に一同かぶり付いていた。リブは骨からの肉離れがよく、かと言って決してポロポロと取れるわけではない。この微妙な違いと触感が『最高』と呼ばれる理由だろう。タンギーなソースはレーズンとハニーがたっぷり入っていてちょっとスパイシーながら酸味がある。我々も今回の取材では色んなリブを食べたが、確かにCarson’sのリブはその中でもトップクラスだ。出てきて最初の5切れほどはお店に用意してもらった前掛けがベタベタになってしまうほどガツガツと一瞬にして食べてしまった。リブが出てくるまではワイワイと会話を楽しんでいた取材班がお皿が運ばれてきた途端に食べる事に集中してシ〜ンとしてしまった事でもその美味しさが分かってもらえるだろう。メニューにはチキンやポークなどもあるが、リブと比べると大した事はない。それだけ、ここに来たらリブだけを食べた方が良い。

追記:ただし、このお店のクラブケーキはカニがたっぷり入っていて風味も芳醇。シンプルだけどスーパー旨いのでお試し頂きたい。

見よこの肉厚を!これがシカゴナンバー1と呼ばれる由縁?! カニがたっぷり入ったクラブケーキはお薦めの一品です。

Bobby Q’s(閉店)
ファミリースタイルの南部料理の専門店

アーリントンハイツ・ロードとランド・ロードの角をランド沿いにちょっと南下すると左手にターゲットが出てくるのだが、その直ぐ裏のショッピングモールの中にあるBobby Q’s(1279 North Rand Road. Arlington Heights, IL / 847-590-0400)というお店はリブだけでなく、ケイジュンなどの南部料理を扱っている。インテリアは木目と赤と黄基調で、ウキウキと楽しくなるような暖かみのある雰囲気を持っているちょっと可愛いらしいお店だ。

このお店のリブには、アッサリしていて骨からポロポロ取れるセントルイス・スタイル($14.95)と、骨の周りに肉が張り付いていて歯ごたえのあるボビーバック・スタイル($16.95)の2種類があるが、取材班の間で人気の高かったのは毎日8時間かけてヒッコリーのたっぷり入ったスモーカーでじっくり料理されるというセントルイス・スタイルだった。また、このお店にはトマトの酸味豊かなケイジュン・ソースとスモーキーなテキサス・スタイルソースがあるが、ケイジュン・ソースの方がセントルイス・スタイルとの相性がいい。それもそのはず、オーナーの話ではこのケイジュン・ソースはカンザスシティーで行われる有名なコンテストのケイジュン・ソース部門で全米3位に選ばれた事があるのだそうだ。

リブも美味しいが、このお店のポーク・プルは秀逸だ。その他にもケイジュン・ソースを使ったソーセージがいける。ガンボ・スープをすすりながら仲間や家族とワイワイ楽しみたくなるお店だ。

  平らなのがセントルイス(上)曲がっているのがボビーバック(下) このお店のポークプルは隠れた名品。

SMOKEY BONES BBQ
スポーツ観戦を楽しみながらかぶりつけ!

ウッドフィールド・ショッピングセンターの近くにあるSMOKEY BONES(680 Mall Dr. Schaumburg, IL / 847-605-0889(閉店!残念ッ))は店内がロッジのようになっていて、週末には家族連れで満員になっているが、実はその看板にも大きく書いてある通り、売りは『スポーツバー』だ。スポーツ熱の高いシカゴではいたるところにスポーツバーがあって、仕事帰りのファン達の溜まり場になっているが、いつも不満に思うのはみんなが別々のチャンネルを見ているので、どこも音声は出していないという事。やっぱりスポーツ観戦は臨場感も大切なので、音声が無いと楽しみも半減してしまう。そんな中このSMOKEYでは一つ一つのテーブルにジュークボックスみたいなチャンネル内臓のスピーカーが設置されているので、好きな番組の音声を聞く事が出来るようになっている。テレビは店内のいたる所に設置されているので、複数のチャンネルを同時に楽しむ事も出来る。

話がそれてしまったが、そんなSMOKEY BONESには賞を取っているというベイビーバックリブ($17.99)とスモーキーなセントルイス・スタイル・リブ($15.29)がある。両方ともサイド・ディッシュが二つ付いて来て18ドル以下と非常にお買い得な価格設定になっている。勿論取材班は両方とも食べてみたのだが、結論から言うと賞を取っているはずのベイビーバックは柔らかいがハムの様な味がして我々には不評だった。その点甘いソースの塗られているセントルイス・スタイルの方が人気があった。このお店にはとってもタンギーでリンゴなどの果物やハニーのたっぷり使われたちょっと甘めのソースと、スパイシーなマスタードソースの二種類のソースが各テーブルに置いてあるのだが、取材班の中でもこのセントルイス・スタイルにどちらのソースを付けるかは意見が分かれた。

付け足しになるが、このお店はカラリと揚がったチキンフィンガーや、ベーコンとチーズが薄めのポテトに乗ったポテトスラブなどその他のバーフードもなかなか美味しい。ビールもキンキンに冷えた冷凍マグで出てくるし、仕事帰りにベースボールを観戦しながらキュッと一杯如何でしょう?!

リーズナブルな価格でこの大きさ!みんなでワイワイやるにはもってこい。 ソースは2種類評価は分かれた。 店内は家族でいっぱい

特別紹介:SMOKE DADDY
ライブ・ミュージックを楽しみながら最高のスペアリブに舌鼓

今回はシカゴ郊外にあるBBQリブのお店を中心に紹介してきたが、シカゴのBBQリブを語るにあたって絶対に忘れる事のできないお店がダウンタウンに一店ある。それがWicker ParkにあるSMOKE DADDY(1804 West Division Street, Chicago, IL / 773-772-6656))だ。1994年にオープンした50年代を思わせるようなこの小さなダイナーでは、毎晩これまたとっても小さなステージで本格的なジャズやブルースのライブを聴きながら、シカゴだけでなく全米の色んな雑誌に取り上げられた最高のBBQリブを楽しむ事が出来るのだ。この店のリブ・メニューにはスペアリブ($16.50)とベイビーバック・リブ($18.50)、そしてリブティップ($10.50)があるが、中でもヒッコリーとリンゴ、そしてチェリーの木を使ってスモークしたスペアリブにスパイシーで少し酸味のあるホームメイドのテキサアルカナ・スタイルのソースをたっぷり掛けて食べた時の幸福感といったらまさに至福の極みだ。ウイッカーパーク一帯には朝まで開いているダンスバーなども増えているし、是非SMOKE DADDYを皮切りに週末の夜のシカゴを楽しんで頂きたい。

シカゴのナンバー1テキサス・アルカナスタイル・リブが食べれるSmoke Daddy。 ジャズやブルースを楽しみながらシカゴの夜は更けていく。。。

総評:

さて、結論から言うとCARSON’SのBBQリブは質、量、共に別格。シカゴにいる間に一度は足を運んだ方が良いだろう。ただし、オーダーする時は必ずHALFでなく、WHOLEサイズをオーダーしよう。編集部の中にもHALFをオーダーした者がいたのだが、何故かHALFの方は同時に出てきたのに冷めており、味が変わってしまっていた。その次に挙げるとするとBOBBY Q'sのセントルイス・スタイルだろうか?このお店は特にソースの味が肉を引き立てていた。また、本文中でも紹介したリブ・フェストは最終日には花火もやっているし、是非この夏のイベントに入れてみて欲しい。

 
     
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