心をつなげる遊びの力 〜幼児期に大切な事〜
幼児期の子ども達にとって、仲間達と一緒に遊ぶと言う事は、人としてとの優しい心を築く重要な学習の時間なのです。
質のいい遊びをする事のよって、幼児期の子ども達は、社会性、言語力、団結力、思いやりなどをお互いを通して学んでいきます。遊びは子ども達に人と関わる大切さ、喜びを教えてくれます。ごっこ遊びや、かくれんぼ、おにごっこ、折り紙などなど...仲間達と一緒にできる遊びが幼児期の子ども達には沢山必要なのです。
だるまさんが転んだ、砂場遊び...どんな遊びをしていても、子ども達の意見は必ずぶつかる時がきます。そんな時、子ども達は一生懸命に考え、言葉を使い自分の気持ちを相手に伝えようとするのです。『ずるいよ!君ばっかり先にして!今度は僕の番だよ!』時にはきつい言葉が子ども達の口から出てきす。傷つき涙する事もあります。そんな時、子ども達の心は重く切なくなるのです。そして子ども達は勇気を出して『ごめんね』と仲直りを求めるのです。子ども達は人と関わっていく力を遊びを通して学ぶのです。
子ども達が問題にぶつかった時、子ども達を周りにいる大人達ができる事は子ども達の力を信じ、見守る事なのです。大人が『ほら、ごめんなさいって言いなさい。』『こうしたらいいじゃない。』と答えを常に与えてしまうと、子ども達は学ぶはず、感じるはずの経験を逃してしまう事になるのです。大好きな子ども達がぶつかり、悲しい気持ちになると、見守る大人も辛い気持ちになります。しかし、そこを我慢して問題に口をださずに子ども達を見守り、彼らの心が悲しみで重い場合は、『大丈夫だよ。嫌だったね..ここにいるからね。』と彼らの気持ち受け止め、支えてあげる事が大切なのです。
幼児期の今、体を使って思いっきり遊び、笑って、泣いて、悔しい気持ち、嬉しい気持ち、楽しい気持ち、お友達に対する優しい思い、いろんな気持ちを自由に、そして自然に経験させてあげたいですね。
大きく育て! 子ども達!
元気に育て! 子ども達!