〜 ゆっくり見守るこころ 〜
今週、ネイビーピアでエイサーを一緒に踊る卒園生のお母さんからメールを頂きました。子ども達のエイサー練習を通してお母さんが感じた事。幼稚園の頃を振り返り気づいた事。
私の心の励みにもなり、現在マタイに通っている保護者の皆様にも是非分かち合えってもらいたいと思い、お母さんの許可を得て、メールの一部を紹介させて頂きます。
〜マタイにいるころには通うことで精一杯で、ネイビーピアでエイサーを踊るなんて思いもかけなかったことです。でも与えられた機会を生かして、出来ないながらにがんばっていくことで、子供がエイサーを少しだけ自信を持って踊れるようになったり、友達の顔を見てうれしそうに話しかけている様子をみること出来ました。マタイに通っていたころわかっていなかったのは,マタイにいる間に全部出来るようにならなくてもいいということ。マタイと先生たちとの関係はマタイを卒業してもずっと続いていくのだから。。。入園したとき、子ども達をゆっくり見守っていきましょうといっていた先生の言葉が思い出されます。。。。〜
一年生のお母さんからのメールです。お母さんはメールで、マタイにいる間に全部できるようにならなくてもいいという事。..卒園しても、ゆっくりと子ども達を見守っていく事の大切さを教えて下さいました。
『あれもできない。これもできない...うちの子大丈夫かしら?』『あれもさせなきゃ。これもさせなきゃ...』
子ども達、大丈夫です。今のままの、このままの子ども達でいいのです。今できなくてもいい事をさせようとすると、大人も子どもも焦り、両方疲れてしまいます。『ごめんなさいが言えない、人の話が聞けない、片づけができない...』いろんな事ができない...子ども達、3歳から6歳の小さな子ども達です。今はできない事沢山あります。一人ひとりできる時のタイミングって違うのです。『自分の子どもはできない...』と焦らないで下さい。できる子ども達も最初はできなかったのです。しかし、子ども達はいつか必ずできるようになってくるのです。その間、子ども達は沢山失敗と成功を繰り返し、悔しい、悲しい、でも頑張ろう!と心を鍛えながら大きくなります。そして成功する日、できなかった事ができる日がくるのです。 その日がくるまで、一緒にゆっくり見守り、待ちましょう。そして、少しずつ成功に向かっていく子ども達を皆で応援し、支えていきましょう。
幼稚園に子ども達がいる時間、お友達と遊ぶ時間、先生のお膝に乗る時間...一分たりとも無駄にできない時間です。3秒間の出来事が子ども達の心を成長させる時もあるのです。子ども達の時間、大切に、ゆっくりと見守りましょう。子ども達の成長を一緒に応援できる事を嬉しく思います.
大きく育て!子ども達!
元気に育て!子ども達!