先生 頑張る!
人生、楽ありゃ、苦もあるさぁ〜♪ と水戸黄門。そうなんですよね。保育歴10年。毎日素晴らしい子ども達に囲まれていても、ふとした事でつまずいたり、落ち込んだりする事もあるんですよね。
ある時期、ちょっとしたコミュニケーションミスから、てんやわんやの大騒ぎになってしまい、『しまった!私のミスだ!』とかなり落ち込んだ時期が続いたんですよね。文面から悟るのは難しいかもしれませんが、私、結構まじめなんですよ。(笑)その日はかなり、ブルーになって家へ帰ってきたんですよね。『あ〜...疲れたぁ...』って...体の疲れじゃなく、精神的に疲れていたんでしょうね。
キッチンの椅子に深く腰掛け、夕暮れ時の家の中、目に留まった一通の手紙。2年前に幼稚園を巣立っていったのんちゃんからの手紙です。日本での小学校の様子や、幼稚園での思い出が沢山のイラストと一緒に所狭しと書かれている手紙でした。手紙も文末に近づいた頃、大きく書かれた『せんせい、がんばれ!』の一言。何度も何度も読み直した『せんせい、がんばれ!』の文字。教え子からの声援ってものすごいパワーを秘めているんだ...って改めて感じました。涙でぼやけた手紙を見つめているうちに、大丈夫、頑張れる。頑張ろう。『わかった〜!先生、頑張るね!』って、最後は一人でダブルガッツポーズ!
子ども達のお陰で、楽しくても、つらくても毎日が感動できる日々を送らせてもらっています。これまで沢山の子ども達と一緒に笑いと涙を共にしてきました。子どもという人達は、どんなに小さくても人の心を動かす力を持っているのです。子ども達の偉大な力が見えた時、私は子ども達の限りない優しさと彼らのこれからの可能性に心打たれるのです。これから子ども達が大きくなって、どんな素晴らしい大人になるのか? どきどき、わくわく、子ども達の将来を夢見れる。夢を与えてくれる子ども達と一緒にいれる事がとても嬉しいですね。 子どもってすごい!
最後に...のんちゃん、ありがとう。先生これからも子ども達の為に頑張ります!
大きく育て!子ども達!
元気に育て!子ども達!