幼稚園だいすき!
今日は森の日、きらきらと輝く木漏れ日をあびながら、子ども達は舞うように遊んでいます。『先生、早く!早く!』子ども達の元気な声。『待って〜』ずんずん進む子ども達の背中を追いかけながら、彼らの成長とたくましさを改めて実感します。きらきら光る森の中、子ども達の笑顔が輝いていて、自然と一体化して...ものすごく感動できる光景なのです。見ているだけで涙が出ます...子ども達を眺める私の側に、今月卒園を迎える子が私と一緒に歩き始めました。森へと続く一本道を二人でゆっくり歩きました。
『ねぇ、もうすぐ卒園だね。幼稚園楽しかった?』
『おもしろかったに決まってるやん!』顔からあふれそうな程の大きな笑顔。
『ねぇ、また幼稚園に遊びにきてくれる?』と私が聞くと、
『毎日学校休んできてやるわ〜!』と元気に答え、お友達の所へ駆けていきました。
子ども達が自分の学校を大好きだという事。お友達が大好き!先生が大好き!明日はどんな日になるんだろう?ってどきどきしながら眠りにつける事。本当幸せですよね。
幼稚園は子どもがどきどき、わくわくできる場所。そんな環境を私は子ども達に提供し続けていきたいと思っています。幼児期は文字や数がどうのこうのより、心を学ぶ事が大切なのです。子ども達に必要なのは、子どもが子どもらしく成長できる環境なのです。子どもは人と関わりあうことによっていろんな感情を学び、成長していきます。大人は子ども達に子ども同士で関わる時間をたっぷり与え、成長していく子ども達を見守るのです。幼児期はケンカしてでも、泣いてでも一緒に笑える友達がいる方が子ども達の心の成長にとって大切なのです。
卒園していく子ども達。 私に叱られて泣かされた事もありました。一緒に遊んでおなかが痛くなるぐらい笑った事もありました。悲しいときは私の膝の上で優しさ求めて泣きました。初めて抜けた小さな歯を誇らしげに見せてくれたあの日。毎日が子ども達の、そして私の宝物になりました。
幼稚園で育んだ心を大切に、これからも大きく成長してくれる子ども達を応援していきたいです。
大きく育て!子ども達!
元気に育て!子ども達!